町田市議会:町丁名の変更問題 吉田つとむ 2015.12.30-7アップ 

「第79号議案 町区域の新設及び変更について」が本会議逆転可決、付帯意見も出るが反対しました
 2015.12.10ブログ記事を転換 *市議会の説明責任を自身で問いました 

 本日、町田市議会第4定例会の質疑日です。冒頭に、建設常任委員会で継続審議となっていた、「第79号議案 町区域の新設及び変更について」の委員会報告が委員長より行われ、採決まで行われました。建設常任委員会で、行政の議案が反対多数(自民党以外全員反対3×5)となっていたものですが、本会議では大多数の議員が、議案賛成(25×10)となりました。このように、町田市議会では、委員会と本会議とでは判断が異なることが往々にしてあります。つまり、最終判断まで、会派全員の賛否が見えてこないことに特徴があるわけです。

 議案の成立後、この議案に関して、、「第79号議案に対する付帯決議」と言う動議で提起され、議運開催後、追加して議題に上がりました。

 決議の内容は、下記の通りです。
 「第79号議案に対する付帯決議」
 本事業を実施するにあたっては、地域の分断及び自治活動に支障をきたす事は避けるべきであり、よって、更なる地域j住民への周知徹底を最大限に行い、行政として説明責任を果たされたい。

 私は、この間の経緯からして、この決議には理解しがたく、以下の吉田つとむの反対討論を行いました。

「第79号議案に対する付帯決議」に反対する討論
 この行政提案の議案「第79号議案 町区域の新設及び変更について」、つまり「小川・鶴間地区における住居表示」に対して、住民より「町名変更の請求」と言う対案が提出され、議会はこの判断を建設常任委員会、本会議でそれぞれ行いました。

行政は、この問題の判断では「議会の判断」と答弁しています。
本日の最終結果(原案可決)に関して、「行政は議会で決まりました」とするでしょう。
 今回、結果の説明責任は議会、会派、議員が担うべきものと考え、この<「第79号議案に対する付帯決議」に反対する>
 以上。

 採決では、私を除いて全員が賛成でした。まさに、「泰山鳴動して鼠一匹」(大山鳴動して鼠一匹とも言われています)と言う印象に見えたでしょう。鼠は吉田つとむでした。
                                        町田市議会議員 吉田 つとむ  保守連合        2015年      市議会のページ  吉田つとむのHP