議会の一般質問方法の改定事項 (03/09/06)  <見だし>
議会の一般質問方法 09/01-23:46 No.3005
一般質問方法の継続協議事項 09/02-08:13
本会議場の対面質問方式は採用せず 09/02-10:10

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議会の一般質問方法

 町田市議会では、議員が一般質問をする際、従来は次の様にしてきました。

1. 議員は、まず壇上で、質問項目とその内容を明らかにする。(複数の質問を行うのであれば、それを全部明らかにし、その説明をする)
2. そこで、議員は自席に戻る。続けて理事者が、それらの質問の全部の項目に答弁する。
3. 次に、議員は自席から、それらの答弁に対して、了解した事項を除き、その残った質問の全ての項目を再質問する。
4. 理事者は、再質問された質問項目の全てに答える。
 以下、上記の繰り返しを行って着ました。実際には、2-3回の質問と答弁で議論が終了する場合もありました。

 ところが、実際の一般質問では、上記の方法ではない形で、議員の一般質問が行われてきた。議会運営委員会の協議で、現実の状況をどのようにとらえるか、それを肯定するべきかどうか、その協議をまず行った。
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 今回の協議を通じて、次の点の変更を確認しました。 

1. 議員は、まず壇上で、質問項目とその内容を明らかにする。(複数の質問を行うのであれば、それを全部明らかにし、その説明をする)
2. そこで、議員は自席に戻る。続けて理事者が、それらの質問の全部の項目に答弁する。
3. 次に、議員は自席から、それらの答弁に対して、了解した事項を除き、その残った質問のなかで、自分が要求する順に質問することを認め、1項目づつ再質問することを認めた。(もとより、従来の質問方法は、可能である。以下の記述では、その関係記述を省略する)
4. 理事者は、再質問された質問項目に答える事とし、質問が1項目づつの場合は、1項目づつの答弁を行うこととした。質問者が納得するか、往復1時間の時間の範囲で、議員は質問を続けることになる。

一般質問方法の継続協議事項

 議会運営委員会の一般質問に関する協議後の、結論では、最初に行う壇上質問は、従来どおりに全問の質問を行うこと、再質問では1問ごとの質問に分割して行って良いとの確認をしました。

 委員の一人からは、さらに壇上質問の方法で、質問項目のみを全問述べ、その内の1問のみを具体的に尋ねたい。理事者の答弁では、その1問のみに最初に答えるように要望したいとする提案がありました。

 従来からの質問方法にこだわる考えもあり、継続して協議することにしました。

本会議場の対面質問方式は採用せず

 本会議場において、議員が質問に立つ際、現在は壇上質問に続いて、次席を行っているものを、壇上前の専用の席を行おうと言う要求を、議会運営委員会で協議しました。

 議場内を大幅に改修して、そうした方法を導入しようと言う意見ではなく、議員の定数が条例で減員されており、議席の前列を用いなくとも、後列のみでその議員議席が確保されることから、前列を使って、固定した(再質問を行うための)質問席を作ろうとするものでした。

 大半の会派では、現状のように再質問は、自席でよいとするものでした。結果、従来どおりに自席で再質問を行うことになりました。