廃プラスチック実験収集は中止・南収集事務所稼動
(03/09/26) 
<見だし>
1. 廃プラスチック収集事業は中止 - 09/22-16:37
2. 南収集事務所の稼動開始 - 09/22-17:00
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1. 廃プラスチック収集事業は中止 - 09/22-16:37

 このたび、1999年4月から行ってきた廃プラスチック収集事業が、中止することになりました。ようやく、この9月末で、環境部の施策が現実化したという意味合いです。

 この廃プラ収集事業は、市内南地区の4,000戸を対象に、廃プらの分別収集を実験的にすすめていたものです。この実験をもとに市内全域にこの廃プラ収集事業を広げるとしたものですが、施設の中間処理事業の目処が立たず、収集した廃プラの処理に窮していたというのが実情です。

 私はこの問題を昨年の9月議会で取り上げましたが、その提案を町田市が不本意に取り入れることになったものです。もとより、私はこうしたリサイクルが不要という立場に立つわけでなく、むしろそれを推進しようという考えでいるのですが、出来ないことは出来ないと説明して、行政はきちんとした立脚点から再スタートすべきです。

 今回の「広報 まちだ」では、これまでの協力と、実験中止のお詫びを記しています。

2. 南収集事務所の稼動開始 - 09/22-17:00

 南地区における廃プラの実験収集開始後、この南地区には南収集事務所が出来て、そこで周辺のゴミ収集する計画でした。

 その計画もまったく進展せず、その建物はそのまま放置されてきました。そこで、その施設を早期に使用するよう、2002年9月議会で提案していました。

 担当の環境部は、この地区に廃プラの中間処理施設が完成した時点から、収集事務所の稼動することにこだわっていました。このたび、そうした時期まで延ばすのでなく、より現実化した施設利用を考えることになりました。

 これにより、収集作業を行う車両が、忠生にあるリサイクルセンターまで戻るという時間の無駄が整理されることになりました。従来より、町田市の南地域では、収集車で収集した一般ゴミをリレーセンターで圧縮して、大型のアームロール車で忠生の町田リサイクルセンターに搬送しています。これを、南収集事務所の稼動にあわせて、拡充することになります。