第一回 庁舎等検討特別委員会報告

 <見だし>
  市議会の庁舎等検討特別委員会を.. - 田中誠 12/19-15:54 No.3663
  長文の書きこみありがとうござい.. - 吉田 つとむ 12/20-00:46 No.3669
  Re: 兆分は長文の間違いです - 校正員 12/20-06:27 No.3671
  「長文」と訂正しました - 吉田 つとむ 12/20-08:49 No.3675
  中間報告は、週末の21日か - 吉田つとむ 12/22-01:10 No.3688
  Re: 中間報告は、週末の21日か - 臼井淳一 12/22-08:16 No.3689
  今日特別委員会は継続審査 - 吉田つとむ 12/22-16:03 No.3690
  特別委員会は1月15日に開催 - 吉田つとむ 12/22-16:11 No.3691
  今日特別委員会は継続審査 - 臼井淳一 12/22-20:02 No.3692
  賃貸建物の契約状況 - 吉田 つとむ 12/22-23:25 No.3694
  庁舎を移転をすると言う議案 - 吉田 つとむ 12/22-23:56 No.3695
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タイトル:市議会の庁舎等検討特別委員会を傍聴して(田中誠)

          庁舎等検討特別委員会を傍聴して

 本日開催されました「庁舎等検討特別委員会」では、大変にお疲れさまでした。本日の第1回特別委員会では、議員の皆さま方の見解や思惑が異なっていたこともあり、委員会のあり方の議論に関して、大変なご苦労をされたと思っています。

 本日の委員会に、『町田市庁舎問題検討委員会』の市民委員の立場として、傍聴させていただきまして有難うございました。 ここに、簡単な私見を急ぎお届けいたします。

1.第123号議案への異論:
 このたびの第123号議案の市長提案に関して、検討委員会の市民委員として強い憤りを感じて、11月中に直ちに市長に対して抗議文のメールを送っています。
 理由は、検討委員会の私たち委員に知らせる事もなく、第123号議案の提出を決定したことです。私たち委員を無視した行動への怒りの抗議です。
 
 第3条の中町から森野二丁目に、市役所の住所表記を移すとは言語道断であります。
 第1条と第2条の内容は、当然のことながら必要措置とは考えられます。
 これを2段ロケット方式とやらで、全く訳の分からない要領でもって、対で議案書に出すなんてとんでもない発想です。
 何故、この段階で、12月市議会において市庁舎の場所を森野に定める条例案を提出するのか、全く理解に苦しみます。 

2.市庁舎問題検討委員会の中間報告について:
 12月1日の”広報まちだ”の市庁舎問題特集号は、あくまで中間報告であって、市長に報告後に、12月1日の”広報まちだ”で、市民にあまねく公表する手立てになっていた筈なのです。 これは、市長、市議会、市民などへの中間の経過報告だと、検討委員会の委員として認識していました。 
   
 私たち検討委員会では、順序だてて検討を重ね、この中間報告に於いて、手順を追っていろいろな情報を提供している状況なのです。 このたびは、7月11日付けの”広報まちだ庁舎問題特集号”の『当面のまとめ』から一歩進んで、市民の最大の懸念と考えられている財政面、庁舎の場所などに踏み込んだ検討に議論を尽くしてきました。 
 
 この結果を、市議会、市民に中間報告として公表し、委員会の流れを掌握してもらえるように、情報の一端にするべきとの判断にたっていると理解しています。 
 これでは、検討委員会のこのたびの議論は、何だったのかと言わざるを得ません。

 そして、市民から賛否両論の意見・議論を闘わせてもらって、3月までの4回にわたる委員会にて、今後のあり方として、未審議の事項に検討を加えると同時に、貴重な意見集約にする手立てにして、最終報告書を市長に提出する運びになっていると理解しています。
 その結果、再び市議会において議論を重ねて検討してゆくことが、本来の審議のあり方であろうかと思っていました。

3.議員さんの情報の把握について:
 本日議員の皆様の発言を伺っていて感じたことですが、失礼かとは存じますが、市庁舎問題検討委員会で今までに議論してきた課題への皆さまの見識が、余りにもばらばらであり、十分な情報を把握できずにおられたことです。
 これは偏に、事務局の企画部が率先して検討委員会の開催のたびごとに、関連資料を議員の方々に配布して説明していなかったことによるものだと推察しています。

 本日の委員会で、通り一般の情報くらいで、11人の議員の皆さまの情報把握が一気に同一になるとは思われませんが、今後は同じ土俵の中での議論になると期待しています。
 勿論、皆さまの見解の賛否の如何によって、見識が異なってくるのは当然かと思われます。

4.市民との関連:
 議会の特別委員会にて、今後も大いに議論を交わしていただけるものと期待しています。
 皆さまが注目しておられることは、一般市民の同意と理解でもって、または反対意見などをどのように反映させながら、この市庁舎建設問題を検討するべきだということと思っています。

5.市議会での市長の態度に関連して:
 15日の本会議で、4人の方々が第123号議案について質疑しましたが、市長が一度も答弁をしなかったことです。 
 今回の議案提出は、市長か、又は牧田助役の差し金であろうと推察しています。従って、市長自らが立ち上がって対応するべきだったのです。 
 しかるべき事由によって、本日の企画部スタッフの答弁は単なる代弁者であるが故に、的を得ていない答弁もあったのではないかと想像しています。

6.今後の町田市庁舎問題検討委員会について:
 委員会における今後の検討課題については、企画部から一通り説明がなされましたが、次のように、3月までにあと4回の検討委員会が開かれます。
  第13回委員会  1月13日(火)、
  第14回委員会  2月6日(金)、 
  第15回委員会  2月23日(月)、
  第16回委員会  3月15日(月)   

 今回、疑問視されている第123号議案が上程されているわけですから、今後の検討委員会の行く末を十分に観察していただいて、事務局サイドからではない議員の立場からの検討事項を、提示していただく事が必要ではないでしょうか。

7.お願いです:
 今後、数回にわたっての特別委員会が開催されると思いますが、日程などをできる限り”広報まちだ”に掲載していただいて、市庁舎建設問題に対して、多数の市民の関心を高めていただくと同時に、傍聴できるようにお取り計らいいただけますよう宜しくお願いいたします。  
 又、市議会主催による市民討論会などを開催していただいて、市民全体への議論に展開していただければと念じています。
 取りとめもない私見となりましたが、この市庁舎建設問題に関して、議員の皆さまで大いに議論していただきますようにお願い申し上げます。
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タイトル:長文の書きこみありがとうございます(吉田 つとむ)

 田中誠さん こんばんは
 
 ご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。また、「庁舎等検討特別委員会」を傍聴していただき、感謝申し上げます。(これは、委員会であるため、インターネット放映も、TVカメラの扱いもありません)

 さて、この議案は市長が出しましたが、議会の審査では、特別委員会を設置して行うことを、共産党をのぞく全部の会派で決めたものです。また、設置されたい以上は、その共産党も加わって、その審査が続けられます。

 議会には、おのずと複数の会派が存在し、基本的には会派ごとにその対応を決めています。ただし、そうした一致した行動を取らない会派もあり、その時々の状況と内容によって判断がわかれるケースもあります。それぞれの会派自体も、この議案に関して賛否の同一行動をとるのか、それは不明です。

 基本的には、自分が発する質疑に大多数の事柄で行政がその答弁で説明できれば、この市役所移転の議案に賛成する立場と、そうでなく、(この時期に、市役所を建設するべきでないと言う考えが念頭にあって、)わずかの点でも納得できないとことがあれば賛成しないと言う立場が存在するでしょう。

 もちろん、議論はこの特別委員会で行われますが、最終的には本会議の場で決着される事柄です。やはり、この賛成に3分の2の議員の賛同で持って市役所移転の可否が決する、と言うのは重みがある議案と言えます。

 さて、『町田市庁舎問題検討委員会』と市長の間柄では、どのような約束であったか、私たちにとって、それはなかなかわかり得ない事柄です。もし、不透明な部分があるのであれば、委員はその検討委員会の会議でその不明さを問題とされれることで一般的でしょうし、その委員と委員長とのやり取りが基本だと考えます。そこの議論が明白に分かれた議論が示されれば、議会の会議においても、大きな議論の的になるのではないでしょうか.

 議会と行政の関係で言えば、私が18日の会議の午前の部分で問いました様に、「町田市庁舎問題検討委員会」の中間報告をまず議会に提示して、その見解を聞く時間をおいた上で、今回の市役所移転の議案を出すべきであったと考えます。

 11月19日に検討員会の日程があり、その日以降に移転の議案を作成し、21日の12月定例会開催の議長申し入れを行った.その中で、市役所移転の議案があることを示した。その後には、27日に議案の配布を行うまでの間、議案の内容を整理していたと、私の質疑に答えました。

 そうして、週末金曜日の24日の段階で、「町田市庁舎問題検討委員会」の中間報告を議員のポストに投げ込み、あくる週明けの27日に至ってその内容説明を各会派代表に、行ったと言う次第でした。

 上記のように、行政が議会にその説明責任を果たした、と言う経過がアクロバット式なものであることがわかります。

 こうまでしては、誠意を持った議案の出し方ではなっかたと言えます。私は、そうした判断をして、その見解を問うてた分けです。

 しかし、行政はそうした手続きを経なかったことは。企画部(説明員)が委員会でお詫びをしたことで、その議案の出し方の不都合は、万事終了と考えているでしょう。

 「しかし」を、ここで2度続けますが、究極は、市長がどのような方法で議案を出そうが、法に触れなければ良い、これが行政の見解であることは間違いありません。

 それでも、私は、もっと行政がより情報を議会に提供した方が、より行政に協力的なスタンスを取る議員が増えてくると、内心思っています。

 さて、本会議から委員会に付託された二つの事項では、「市役所移転」の議案を先行した論議するわけですが、その前後する議論を(比較的に)自由に論議することになりました。会議を開いて添うそうに、記録を取らない方法で、そうした方法で行くことが了解されたことによります。傍聴席で、ご覧になっていたように、私はその手法に賛成でありませんでしたが、「多勢に無勢」その論議の方法では、多数意見に従うほかありませんでした。

 さて、議会の委員会では、私は、田中さんの判断と異なって、「町田市庁舎問題検討委員会」の議論に基づいた論議が行われれていると判断しています。もとより、田中さんにすれば、議員が十分のその議論の経過と内容を踏まえていないとご判断されていますが、この受け止め方はさまざまでしょう。

 ともあれ、この委員会は、市役所移転の議案の是非を、われわれは論議し、その判断を下す立場になりました。しかし、その最終判断は、本会議で決着がつけられる、これがこの議案の特徴と考えます。

 (注) ご指摘で、見出しの誤字を訂正いたしました。(12月20日午前8時50分)
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タイトル:Re: 兆分は長文の間違いです(校正員)

>  田中誠さん こんばんは
>  
>  ご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。また、「庁舎等検討特別委員会」を傍聴していただき、感謝申し上げます。(これは、委員会であるため、インターネット放映も、TVカメラの扱いもありません)
>
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タイトル:「長文」と訂正しました(吉田 つとむ)

 校正員さん 早朝からありがとうございます。
 まいど、「通」の皆さんにはお世話になります。

 おかげさまで、先ほど3669の見出しを訂正し、その記事の下段に、その旨を追記致しました。

 感謝申し上げます。
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タイトル:中間報告は、週末の21日か(吉田 つとむ)

 中間報告が市議会に配布されたのは、週末の21日であったようです。それにしても、21日は金曜日、22−3日は土日に当たり、23日は勤労感謝で祝日でした。

 議員は早くて、25日になったその中間報告を見ることになりました。議員によっては、27日でしょう。多くの議案を見ることが優先であり、その前に、一般質問原稿を準備することが、議員にとって優先です。

 庁舎移転の議案の前に、この中間報告を議員に渡したというのは、職員の詭弁であることには変わりません。余りにも、露骨なやり方です。ですが、行政側はたびたびこうしたことを、行うことがあります。
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タイトル:Re: 中間報告は、週末の21日か(臼井淳一)

吉田さんの「この質問」に私も「あれっ」おかしいと思いました。

市側は議会を軽視しているのではないでしょうか。
それとも「形式的にやればいい」と思っているのでしょうか。

今日の傍聴に時間がありませんので、このへんで。
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タイトル:今日特別委員会は継続審査(吉田 つとむ)

 臼井さん 今日の会議はいかがでしたか。

 行政から見ると、はたして議会の存在はどういうものでしょう。わけがわからないで、面倒な意見ばかりを繰り返す人種ととらえているかもしれません。
 
 しかし、議会は議会です。決して、行政のおまけの存在ではありません。自分が出来ること、自分に託されたこと、これには精一杯取り組みたいと思っています。

 今日の質疑は、そのようなつもりで行ないましたが、その評価がどうなのか、時に、住民の皆さんから聞いた、その声を自分の質疑の中に反映するよう、努めました。
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タイトル:特別委員会は1月15日に開催(吉田 つとむ)

 次回は、1月15日の開催と決まりました。

 今日の会議で、予定していた審議が全部終了できなかったことと、議会としては、庁舎問題検討委員会の開催状況も見ようと言う趣旨もありました。

 1月15日(木)午前10時の開催です。
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タイトル:今日特別委員会は継続審査(臼井 淳一)

吉田さん。ごくろうさまです。
 皆様の討論を聞いておりまして、一見「庁舎問題」とは関係が
ない質問が多くありましたが、実は違うのですかね。
「絡んだ糸」をほぐすように「根気」よく議員の皆さんやっておられる
ことが改めて分かりました。

 行政側も「提案」した手前、採決してほしい気持ちはわからなくも
ありませんが、「来年は30億円もの予算削減」を提示しているの
ですから、そう簡単に新庁舎だけ進めるのは、市民感覚から「ずれ」
ていると思います。

 それとも市長・助役の指示は、皆さん「絶対服従」なのですかねー。
市幹部職員の「気持ち」が分からないでもありませんが、
イエスマンではダメだと思いました。

 今回の2回傍聴いたしまして、ほんの少しですが議会の仕組みが
わかって来ました。
 本当にごくろうさまです。
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タイトル:賃貸建物の契約状況(吉田 つとむ)

 臼井さん こんばんは

 今日は、都合で午前中の3時間を会議に使うことになっていました。前回は市側(企画部)の説明に沿って、各委員が内容をただしました。それを、質問といわず、質疑と言いますが、特徴はあくまで相手の考えをただすもので、質疑する側(議員)の意見は主張しないのが、その特徴です。

 その質疑に基づいて、行政が資料をこの委員会に提出しました。あの場に提出され、その資料を基に行政が説明し、それぞれの資料ごとに、内容をただしたい委員が質疑をしました。(私は、会議の冒頭、今日の会議の審査方法を、上記のようにやるよう提案したものです)

 今日の会議では、賃借した建物の契約がどのようになっているか、新庁舎を建て場合、果たして賃貸建物を返却できるのか、それが第一の課題でした。その他のもので、解約に不明の内容を含んだものがありました。他の建物では、次期を持ってその解約が可能だと説明であったと思います。(最終的には、どんな付帯条件がついているか、何度もわれわれははぐらかされてきた経過があります)

 行政側は、「新庁舎に移れば、そべて問題解消」と言う話に全てを持っていきます。
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タイトル:庁舎を移転をすると言う議案(吉田 つとむ)

 今日の質疑で、私が何度も確認していたのは、市役所の規模をどうすか、それは改めて今後、議論の対象となるということでした。

 35,000uと言う大きな庁舎は、基本的にそこの入る職員数によるものです。見込みでは、60歳定年の職員を再雇用する制度の導入で、その人数が増える勘定が含まれているようでした。他に、防災センターと、市民利用スペースを設けたいとするものでした。

 上記の考えは、あくまで行政の考えであり、実際に基本構想、基本設計、実施設計と進む段階で、どのような考えがその時代の主要な見地になっているか、不明の点もあります。

 つまり、行政の見地を覆す見地が取って変わる可能性が出てきます。それは、後2年2ヶ月後の市長・市議の改選でどのような人選になるかでも変わってきます。(群馬県太田市が見せた例は、新市長が建設中の庁舎を縮小させてしまいました)

 自分に、市庁舎の建設案を出せる立場か、力量があれば、よりコンパクトなネットワーク型のものを考えるでしょう。しかし、あくまで、自分に出来る立場は、このような状況では、出てきた議案に対して、質疑をして、賛否の討論を行い、その立場を表明することです。

 あくまで、どちらが、今日の状況に即しているか、提案した行政が、委員の疑問にきちんとした説明を行い、将来の市庁舎の意義を示せるか、それにかかっていると思いました。

 思うに、今回の議案は、現市民ホールの隣接地に公共公益用地を確保している用地を、市役所用地に認めるか、認めないのか、それが分岐点になるのではないか、そのように考えることも可能です。

 ただし、これからもっともっと成長する町田市に取って、果たして、500mの近隣地が良いのか、それともまったく別の案があるのか、そうした幅広い議論も選択肢として考えることは否定できません。

 これからも皆さんのご意見を、受けていきたいと思っています。

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