議会放映を実際に見た立場からの意見と、私の考え
(03/12/25) 

  議会中継の画面写り - ザトペック 12/14-11:41 No.3644
  議会中継の画面写りを見る人々 - 吉田 つとむ 12/14-19:44 No.3645
  Re: 画面早送り - 塚本 清一 12/18-00:02 No.3658  
  映像処理と、手作業のデータ貼り.. - 吉田 つとむ 12/20-22:47 No.3681
  本会議場の背後の動き - 吉田 つとむ 12/20-22:55 No.3682
  Re:時間によるインデックス - 塚本 清一 12/21-09:00 No.3683
  インデックスのつけ方 - 吉田 つとむ 12/21-09:21 No.3684
  ザッピングという手法 - 笹山登生 12/21-23:13 No.3685
  聞きかじりさんに登場願いたい - 吉田 つとむ 12/22-00:42 No.3686
  動画の編集 - 聞きかじり 12/23-08:50 No.3698
  町田市議会、会議のスタイル - 吉田 つとむ 12/23-09:42 No.3700
  会議放映の編集の可否について - 吉田 つとむ 12/23-10:06 No.3701
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議会中継の画面写り - ザトペック 12/14-11:41 No.3644

 議会中計の全般を改めて見直して見たが、今更ながら
 リアルタイムのすばらしさを感ずる。
 
 一般企業でも、会議を開催した後、議事録はどんなに
 遅くとも、一週間が目処で提出される。最近は、白板
 に書いたメモをそのままコピーして議事録としてしまうほど
 スピードが要求される咋今である。
 
 その、即時性と100%真実を記録する記録の信頼性
 に、これ以上のものは、望むべくもなく、脱帽する。
 
 さて、12月4日の初日に比べ、後に行くほど学習効果で
 画面に登場する議員さんの立ち居振舞いはメキメキと向上
 する。その中で、最も長く画面に写っていた人が、相変わ
 らず下を向き、モゴモゴと全然向上しないのは何故だろうか?
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 議会中継の画面写りを見る人々 - 吉田 つとむ 12/14-19:44 No.3645

 こんばんは ザトペックさん

 先ほど、お餅つきの行事を終えて、自宅に戻りました。お餅つきの合間に、少々お酒もいただいていますので、そのままパソコンに向かうことになっています。

 さて、町田市議会のインターネット中継ですが、この週末は先の一般質問(全部で4日分ですが、3日分をアップ)の録画画面を大勢の人が見てくれていることでしょう。

 リアルな問題では、市の職員人事、ゴミ処理(廃プラ)、南大谷マンション建設反対、市民病院運営、学校での国歌・国旗、性教育などが取り上げられました。市の職員、教職員・学校長、ゴミ処理場の近隣住民、マンション建設予定地の近隣住民の皆さんが、リアルとオンデマンドのインターネット中継を見ることでしょう。

 私の質問も、NPOへの融資、公民館(町田市は1館のみしかない)のパソコン利用、入札制度(最低制限価格と落札)というテーマでしたので、これからその内容を確認する関係者も大勢おられうことでしょう。町田市議会の議事録は、1ヵ月半くらいかかっていました。

 「こんなものは、導入効果が無い、見る人はほとんどいない」と言われたインターネット議会中継ですが、そうした主張をなさった議員さんが、なぜかパフォーマンスたっぷりに質問をしています。

 この12月の議会が終了すると、今回の議会のインターネット中継はどうであったか、人気は思ったほどあったか無かったか、その当たりの議論が議会運営委員会でもあるでしょう。
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Re: 画面早送り - 塚本 清一 12/18-00:02 No.3658  

>  さて、町田市議会のインターネット中継ですが、この週末は先の一般質問(全部で4日分ですが、3日分をアップ)の録画画面を大勢の人が見てくれていることでしょう。
>

私も、早速飛びついて中継を見ましたが、30分かけて録画したものは
30分かけて見なければならないことに気が付きました。
勿論ジャンプさせる機能は閲覧ソフトにありますが、早送りでないので
あてずっぽうにジャンプさせて必要なところをみています。
録画であれば、ワンショットをもっと短く切って録画してもらえる
と良いと思います
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映像処理と、手作業のデータ貼り.. - 吉田 つとむ 12/20-22:47 No.3681

 塚本さん ありがとうございます。

 町田市議会のインターネット放映のアーカイブをご覧いただき、ありがとうございます。

 せっかくご覧いただいても、一人の議員の質問に付き合うと、1時間全部を見ることになります。あの部分を見てみたいと思っても、どの当たりに見当をつけると良いか、思案されることもあるでしょう。

 ご提言のことを果たすのは、実際にはなかなか困難なことです。それは質問者の一人づつと、録画映像を貼り付けていくのが手作業で行われるためです。

 12月15日など、途中で一人の議員から「動議」が出され、会議の中断もありました。当事者で話しあい、その後、議会運営委員会で本会議の再開について、協議する。そして、本会議が再会される。この部分は、録画記録にはありません。あくまで、本会議の部分が映像として残るのみです。

 会議が中断した間は、本来は何時再会するかわからないので、音声を出さずに議場の時計を写していたそうです。これを録画映像では、会議は切断したフイルムを切り貼りしたような感じにまとめます。なぜなら、そうした作業が、上記のように議会事務局職員の手作業で行われます。

 今回の議会のインターネット放映の導入を通じて、議員の発言をサポートする、記録を正確に残す、これが目に見えない委員の人たちの仕事の一つです。
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本会議場の背後の動き - 吉田 つとむ 12/20-22:55 No.3682

 議長は、本会議場のひときわ高いところに前方中心に座っています。その背後の動き

 議会の進行は、議会事務局長以下、次長や議事課の事務局員が見守っています。従来から、そのうちの一人は、会議の発言者にあわせて、個別の異マイクスイッチを切り替えて、音声を収録する仕事を担当しています。他の一人は議場内の様子を観察しながら、発言時間を等をメモで記録する担当者もいます。

 今は、それにあわせて映像と音声を同時に収録する作業に切り替わりました。一般の放送局だと3名は必要とする作業を、一人の事務局職員が担当します。最も、そのカメラ移動は、自動操作で行えるようになっています。

 しかし、議長をメインに36名の議員全員と、それに近い人数になる市長以下の理事者・幹部職員に対して、カメラ移動を瞬時に行う必要があります。

 こうした作業が、この12月4日からスタートしました。この記録を、4年間保存することに決めました。
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Re:時間によるインデックス - 塚本 清一 12/21-09:00 No.3683
>
>  ご提言のことを果たすのは、実際にはなかなか困難なことです。それは質問者の一人づつと、録画映像を貼り付けていくのが手作業で行われるためです。
>


さすれば、インデックスだけでも欲しいですね

  開会の挨拶    14:00 から 14:03
  吉田 勉 質問  14:07 から 14:10
  市長   答弁  14:11 から 14:14 の様に
   なっているとジャンプさせるところの目安になります
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インデックスのつけ方 - 吉田 つとむ 12/21-09:21 No.3684
 
 塚本さん おはようございます。
 ご意見、拝見致しました.
 これらの記事は、全て議会事務局のネット放映担当者や、その上司が見てくれるでしょう。

 それぞれ、可能な話ではあるとお思いますが、実際に実施するとなると、その表記だけでも、ずいぶんと長い記事になります。それは、議員が質問で何度も回数の質問を繰り返すことがあり、それを表記するだけで、長い記事になる時があるからです。

 具体的に言いますと、議員の一般質問において、町田市議会は質問と答弁の時間を1時間と定めていますが、その時間をどのように使うか、それは自由としています。いくつもの自治体において、質問回数を3回以内などと決めていますが、町田市議会は決めていません。何度でも、質問と答弁が可能です.例として、私が行った今回の一般質問がそれに当たります。あるいは、他の議員の例では、答弁者が幾人も登場し場合、それらを順に表記する必要が起きてきます。

 実施にインターネット放映のアーカイブ記録をご覧になると、今の表記の右の欄に、その明細を入れるようになりますが、その情報がとても長くなり、一つの記事を探し出すだけでも大変になります。

 私は、このインターネット放映の記事に、そうした情報を全部盛り込むことは、より非効率になってくると考えます。他に、その閲覧をやり易くする情報を、別途に考えたほうが良いのではないでしょうか。

 元より、まだ、1度の例ですので、これから多くの方の意見と、情報を得たいと思います。これからも、どしどしご意見ください。
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ザッピングという手法 - 笹山登生 12/21-23:13 No.3685
 
私の掲示板5464  http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5464
「30分かけて録画したものは30分かけて見なければならない」とは限らない」でも紹介したのですが、ザッピング Zapping という手法によるソフトが、出てまいりましたね。
動画の適当な時間間隔で、サムネイル画像にし、その画像のうち、目的の場面をクリックすれば、そこからの動画が始まるという仕掛けですね。
ただし、この場合の議会中継のような大掛かりなものに適用できるのかどうかは、未確認です。
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聞きかじりさんに登場願いたい - 吉田 つとむ 12/22-00:42 No.3686

 この種の話になると、聞きかじりさんの登場を願うのが適当でしょう。

 あるいは、このところ余り登場しない、映像部門の「吉田つとむ通」さんの登場が必要です。
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動画の編集 - 聞きかじり 12/23-08:50 No.3698

>  この種の話になると、聞きかじりさんの登場を願うのが適当でしょう。

ご無沙汰しております。まずはネットで公開された公約を実現されたことにお慶び申し上げます。
私のほうでは、「ネットの輪」が台東区商店連合会の中に芽生え、新しい技術に挑戦しているところです。

さて、動画の編集ですが、中山朋子さんのステージ画像をカットするだけでしたが、かなりの時間を費やしました。
これを議会事務局に強要することはかえって非効率になりお勧めできません。
私が考えていたのは、議場においてシーンの切り替えごとに区切りをつけるスイッチを設けることでした。
議長や事務局の人がボタンを押せば、シーンの区切りをファイルに書き込むものです。

そのほか、カメラの切り替え時に若干の空白をはさむことにより、発言ごとのカットができるかもしれません。

笹山さんご紹介のザッピングも面白そうですね。
http://download.goo.ne.jp/software/news/20031213/n0312131.html
このソフトを使う場合も、動画ファイルをあらかじめ細切れで保存したほうが、使いやすいような感じがします。

この場合も議長席などにカットを作るボタンが必要なのと、例えば動議の場合は「議長!」発言はボタンを押したあとに発するなどの、ややお間抜けなルールが必要になります。
(または個人の議席にもボタンを設ける)

どちらにしても動画ファイルを細かく作るほうが効率的でしょうから、会議のソフト部分にも工夫が必要になってくるでしょう。
これは素晴らしい住民サービスとなりえますので、ぜひご検討くださるようお願いします。
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町田市議会、会議のスタイル - 吉田 つとむ 12/23-09:42 No.3700

 聞きかじりさん おはようございます。

 町田市議会のインターネット中継、ご覧いただいてありがとうございます。12月15日の会議の模様は、特に特徴がありました。

 通告した質疑があり、休憩を求める「動議」が(突然)出て、会議は中断しました。その間、非公式な当事者の協議があり、その後に議会運営委員会を開いていました。議長が会議を再開し、私が議運報告(短い報告)をした上で、理事者の特別な答弁がありました。その後に、質疑が続行しました。さらに、無通告の質疑もありました。

 特徴的なことは、文書による「委員会の設置を求める動議」が提出され、提案者の一人がその説明を行いました。それに対する質疑はなく、反対の討論が行われましたが、大半の議員の賛成で、その動議が支持され、一つの議案が、その特別委員会で審議されることになりました。(新庁舎建設のための市役所移転を決めようとする議案です:他に別記事が多数あります)

 大半の議案が、委員会に付託されました。結果的に、そうしたものは、その場では採決を行いません。

 その後、追加の議案が理事者から提案され、無通告の質疑を行い、各常任委員会に付託しました。

 その後、国や東京都に(町田市議会が)意見書の提出を求める請願を審議しました。こうしたケースでは、提案者に対する質疑をする手法を取らず、討論を行い、採決しています。

 そのうちの一つに、私が反対討論を行いました。文書で反対討論を行いましたが、ご覧のように原稿は作成していないで、発言しました。その後、賛成討論を2名の議員が無通告で行われました。これは、原稿を読み上げるスタイルで行われました。

 これが、インターネット中継の妙味です。このように会議の発言を高い自由度で認める慣習を持つ議会は、極めて少ないと言えます。

 (先に、町田市議会の会議の背景を説明しました)
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会議放映の編集の可否について - 吉田 つとむ 12/23-10:06 No.3701

 おはようございます。聞きかじりさん。

 早速の書き込みでありがとうございます。

 やはり、一つの情報で、いくつもの提案をしていただきました。

 そうした上で、編集の困難さをご理解いただきました。あわせて、閲覧者がその放映を見やすくするのは、どうしたらよいか、いくつかのケースで、ご提案いただきました。

 議長が発言の操作ボタンを押すなど、新提案にはびっくりしました。ユニークではありますが、現実的にどうなのか、この書き込みは、長村議長に伝えておきます。

 その他、それぞれの提案は、議会事務局の担当者がメモにするでしょう。議員の中にも、いずれ関心がおきることと思います。

 「発言」を出来るだけ、閲覧者が分割して見ることが出来るようにするにはどうしたらよいか、これが今回のテーマだと思います。

 会議を重ね、さまざまの意見をお聞きし、さらに、議員自身はどのように考えているか、検討していきます。さらには、リアル放映を担当するために、議場内でそうした機械操作をする事務局職員と、議場に入らず、後で録画放映の情報をわかりやすく処理する(基本的には、映像内容には手を触れない)事務局職員の考えも十分に聞いていきます。

 そうした上で、議員の独善に陥らないように、議会放映のルールを決めていきたいと思っています。

 私にとっては、今の仕事(議会運営委員長)は、最後の定例会(合計で、8定例会)となるでしょう。来年の議会で新人事が決定するまでが、自分の約分と考えています。
 
 その間も出来るだけ、議か運営のわかりやすいルールつくりを考えていきたいと思っています。まずは、インタネット放映時代を安定させるのが、自分の役割でしょう。

 お蔭様で、この町田市議会インターネット放映の人気は上々で、大勢の人たちに閲覧していただいているようです。

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