市庁舎移転の検討、議員の考えについて

<目次>
1.庁舎建設に関する問題 - 田中誠 01/14-10:05 No.3811
2.会議の傍聴に関しての、私の見解 - 吉田 つとむ 01/14-10:54 No.3812

1.庁舎建設に関する問題 - 田中誠 01/14-10:05 No.3811

昨日、第13回町田市庁舎問題検討委員会が開かれて、私は市民委員として出席しました。
議論の中心は、1)第123号議案に関すること、2)今後の検討委員会における議論のあり方でした。
議会への提出議案の第123号・第3条、「市庁舎の位置を中町から森野二丁目に改める」という議案が、現在、大変な騒動になっているのです。
12月1日の広報まちだ・特集号は、あくまで中間報告の段階で市民の民意を問う状況であった筈なのです。それにも係わらず、市長がこの第3条を議会に提出したことです。
私が冒頭に反論の論旨の口火を切ったのは、この第3条提出の異論について、後に述べる人が話しやすいようにと思って、開口一番に論説したのですが、一人の委員だけしか反論を述べなかったことには愕然としました。
多分、委員会の始まる前に、市長が挨拶していったことで機先を殺がれたのでしょうか? この不合理を質す委員が後に続かなかったことに対して、傍聴の皆さまは唖然として聞いていたのではないかと思っています。検討委員会の市民委員として、非常に恥ずかしい想いがしています。
市長の非合理的な考え・やり方を質してゆくのが市民の務めであり、健全な市政になる筈です。私は良き市政になることを願って、あえて厳しい意見を述べたのですが、その真意を理解できない委員が多かったことは極めて残念に思っています。
反論をしなかった委員の意見に対して、腹がたつのも当然でしょう。市長におべっかを使って、何の得になるのかと言いたい。全く情けない話です。市長の行動を質してこそ、市政を支える根源のはずなのに・・・・・。
それに反して、私と同意見を述べられた委員に対して、賛意を表している次第です。
明15日の市議会の『庁舎等検討特別委員会』で、この検討委員会の諮問の枠を超えた議論をしていただきたいと願っています。
傍聴した議員さんの中で、議会の特別委員会の11名の委員さんが、たったの3人だけだったことはいささか残念でした。
庁舎建設問題は、当然のことながら賛否両論があるのは当たり前です。何れにせよ、民意を反映する議論を闘わせることが重要なのではないかと強く言いたい。
従って、このたびの第123号・第3条議案は時期尚早というか、民意を反映する前の権利の乱用ではないでしょうか。
皆さま、今後の市庁舎問題検討委員会、並びに議会の特別委員会を
傍聴して、意見書を提出してください。

2.会議の傍聴に関しての、私の見解 - 吉田 つとむ 01/14-10:54 No.3812

田中誠さん こんにちは

 町田市庁舎問題検討委員会の報告記載、ありがとうございました。会議での発言の背景に関する意見もお伺いできました。他の委員の方がさほど発言がなかったことに関しては、行政から15日の特別委員会で説明があるでしょうし、どの委員かが質問するでしょう。

 さて、町田市庁舎問題検討委員会の会合に関して,議会の特別委員会委員の傍聴出席が3名であり,その人数が少なく残念だと述べられています。

 この件に関してですが、私は,田中さんからは批判を受けるかも知れませんが,議会の特別委員会の員がその会議を傍聴することと、議会が民意を反映することは別ではないか、そのように考えています。

 なぜなら、田中さん等が参加メンバーである会議は,あくまで市長が民意を聞くために発足した諮問のための機関であり、市長はその皆さんの話をある程度聞いた上(中間答申作成作業が終了した段階)で,今回の第123号・第3条議案を出してきたものとの理解しています。ただ、そのスケジュールを点検してみると、議会に提出するタイミングがあまりにも手際よすぎるというものでした。

 (すでに、条例提案の準備をしていたのではないか)この点を,私は議会の特別委員会で質疑し,その問題点を正したわけです。行政担当者は,その説明で、提出プロセスに問題があったことを認めています。

 そこで、この議会に市役所移転の条例案を出すプロセスが、認められてかそうでないか、議会の特別委員会の判断は,田中さん等が委員をなさっている「町田市庁舎問題検討委員会」の状況(の様子)を見ようと言うことであったと判断しています。

 議会の特別委員会の継続審議理由の一つは,その趣旨でありました。と言うことは,即,議会の特別委員会委員が、「町田市庁舎問題検討委員会」を傍聴することにはつながらない、私はこの様に考えています。

 明日の特別委員会の第3回目の会議、議会は議会として民意を汲んだ委員会であるよう、発言するつもりです。

 どうぞ、その会議の発言のスタンスでもって、ご批判していただきたいと思っています。

 もとより、そうした会議における発言自体に対する批判や意見は、何時でもお受けしております。わたし自身は,ご存知の通り、批判を受け,それに反論する形での議論を好んでおります。

 そのことは、田中さんに限らず、どの方でも同じ対応をさせていただいています。現に,このHP掲示板には、町田市役所の移転・建設問題に関して,インターネット上の議論において,最も豊富な材料をご提供いただく場となっています。もとより、私と異なった立場や考えにある方も,機会あるごとに、書きこみをなさって上で,その後の議論をなさっています。

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