新庁舎建設等特別委の開催と協議過程 (04/09/20) <見出し> ★ - 新庁舎建設等特別委の開催 - 吉田 つとむ 09/16-23:57 No.4914 行政の取り組み段階 - 吉田つとむ 09/17-23:47 No.4920 new! 市長の議会への申し出 - 吉田つとむ 09/18-00:01 No.4921 new! 付議事件の審査順序の決定につい.. - 吉田つとむ 09/18-00:14 No.4922 new! 協議資料の準備について - 吉田つとむ 09/18-00:25 No.4923 new! 今後の日程について - 吉田つとむ 09/18-00:29 No.4924 new! Re: 市民の意見の反映の機会を - 塚本 清一 09/18-07:20 No.4929 new! 市民意見は、市長サイドで集約 - 吉田つとむ 09/18-17:46 No.4930 new -------------------------------------------------------------------------------- ★ - 新庁舎建設等特別委の開催 - 吉田 つとむ 09/16-23:57 No.4914 9月17日午前10時、新庁舎建設等に関する特別委員会が開催され、私は委員として出席します。この委員会設置の提案者(4会派代表)として、ただ一人委員になりました。その思いをなんとか、形に残したいと思っています。 この日の議題は、下記のものになっています。 1. 委員会の運営について 2. 付議事件として、 (1)新庁舎建設等に関する事項、 (2)議事堂等(議事堂の設置場所に関する事項を除く)に関する事項、 (3)議事堂の設置場所(本庁舎内に合築するか別棟にするか)に関する事項、 3. 今後の予定について (以上) -------------------------------------------------------------------------------- 行政の取り組み段階 - 吉田つとむ 09/17-23:47 No.4920 new! この委員会では、冒頭、今までの経過に関して、行政担当者の説明が行われました。すでに行政側では市庁舎建設に関して、基本計画の策定作業に入っていて、そのための検討作業が行われているとのことでした。 その形態では、職員部会、市民部会(一部公募)による協議が行われており、その上位に町田市新庁舎建設基本計画策定委員会が置かれています。その機関に対して、専門的見地からの意見を受けるアドバイザーグループが設置される形態とされており、最終的に首脳部会議に報告されるものです。 この検討では、市民部会が7月から開催され、合計9回の回数で12月までの検討が予定されています。 さらに、職員部会では、同9月から12月までの期間で、合計8回の検討が予定されています。 町田市全体のレベルでは、翌年の平成17年2月に新庁舎建設基本計画(案)が策定され、3月に新庁舎建設基本計画が策定される見込みとされています。 -------------------------------------------------------------------------------- 市長の議会への申し出 - 吉田つとむ 09/18-00:01 No.4921 new! 寺田市長は、6月21日付けで、大塚議長宛に「町田市新庁舎建設基本計画」の策定に向けて、と題する文書を提出しています。 この文書では、次のように記載されています。(本文を全文転載) 「町田市新庁舎建設基本計画」の策定に向けて(依頼) このほと、町田市庁舎問題枝討委員会の最終報告書をもとに、新庁舎建設のもっとも基本となる方向性を定めた「町日市新庁舎建設基本構想」かまとまり、過日、議員各位にお尾けいたました。 この基本構想は、事後枝討される基本計画段階、設計段階において、より具体的、個別的な検討を行う際に、常に正ら返るべき原点となるものとしてまとめられたものです。 事後は、新庁舎の基本設計を行う際に指針となる「町田市新庁舎建設基本計画」の策定に向けて、新たな操討組繊を設置し、具体的作業に入ってまいります。 この基本計画の作成にあたりましては、市民、議会、行政、それぞれの意見を十分に検討することが必要であり、議会のこ意見につさましても、お伺いする機会や万策を請ずることかできればと考えております。 つさましては、貴議会におかれましても、こ意見のとりまとめにつきまして、こ配慮、こ検討くださいますようお願い申し上げます。 (以上) この文書で、市長は議会の考えを出してもらいたいとしているので、議会としての回答が必要です。それに答える意味でも、今回の「新庁舎建設等特別委員会」を議会の特別委員会として設置したものです。 他方で、議会には予算の議決権があり、特にこうした市庁舎建設となると、行政に事前に議会の考えを示すことで、執行側の計画策定をスムーズにする面があります。行政は、議会の基本的な考えを把握して、この策定作業に入ることになります。 -------------------------------------------------------------------------------- 付議事件の審査順序の決定について - 吉田つとむ 09/18-00:14 No.4922 new! 9月17日に開催された、「新庁舎建設等特別委員会」では、「付議事件」の審査順序を決定しました。 本会議に動議として提出した際の掲載順は下記の通りでした。 (1)新庁舎建設等に関する事項、 (2)議事堂等(議事堂の設置場所に関する事項を除く)に関する事項、 (3)議事堂の設置場所(本庁舎内に合築するか別棟にするか)に関する事項、 しかし、私は、この特別委委員会では、まず、「議事堂の設置場所(本庁舎内に合築するか別棟にするか)に関する事項」を先に取り扱い、次の他の事項の検討段階に入るべきであると提案し、他の委員からも理解を得た発言を得ました。 会議では、伊藤委員長の提案でその内容を全会一致で異議なしとしました。 付記すると、議事堂の建設形態をどのようにするべきか、この考えを行政側にまず示して置くことで、その後の検討をスムーズに出来るであろうと言う考えに基づく発案でした。全員の理解を得たものと思っています。 委員の中には、合築・別棟の基本的な考えを明らかにした議員もありました。私の考えでは、これらはあくまで基本的な考えであり、これからの協議によって、意見がほぼ統一されるのではないか、そのように観測しています。 -------------------------------------------------------------------------------- 協議資料の準備について - 吉田つとむ 09/18-00:25 No.4923 new! 協議のための資料を請求することにしました。 議事堂と行政棟の関係において、別棟、合築のケースの費用に関してモデル的な試算に関する資料。 他の同様な自治体における、市庁舎建設での、「別棟、合築」の検討資料、実態の資料。 これらの資料に基づいて、次回の協議を行うことになりました。資料は会議の以前に配布され、その資料を読み込んでの会議になります。 私自身も、今までに収集した資料の提出を考えますが、協議に専念するか、どちらを取るべきか判断しかねています。 通例、議員がそろえた資料より、行政がそろえた資料を扱ったほうが、議員間の協議がスムーズに進むためです。経験上、どうしても議員個人の資料は、他の議員からは恣意的に考えられます。 -------------------------------------------------------------------------------- 今後の日程について - 吉田つとむ 09/18-00:29 No.4924 new! なお、この日は次回以降のスケジュールを決定しました。 あらかじめ、委員でスケジュール調整をしていたので、10月4日午後1時からと、10月6日午前10時からの会議開催が委員長の提案で了承されました。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: 市民の意見の反映の機会を - 塚本 清一 09/18-07:20 No.4929 new! > なお、この日は次回以降のスケジュールを決定しました。 > > あらかじめ、委員でスケジュール調整をしていたので、10月4日午後1時からと、10月6日午前10時からの会議開催が委員長の提案で了承されました。 市民のお金で作るのですから、市民の意見を完全に取り入れる事が 最も重要と思います。この点への計画はいかがでしょうか? -------------------------------------------------------------------------------- 市民意見は、市長サイドで集約 - 吉田つとむ 09/18-17:46 No.4930 new 新市庁舎の建物の内容については、市長サイドでその内容をつっていくことになります。すでに、市長はその作業を進めているところです。 実際の段階は、「市長の議会への申し出 - 吉田つとむ 09/18-00:01 No.4921」にあるように、議会の立場から、この際、われわれも意見を述べるものです。 もちろん、議員個人としては、これからも議会ごとに本会議の一般質問で自由に意見はいえる立間ですが、新庁舎建設の問題に対して個々の検討は、この委員会で行うことになります。ただし、基本はあくまで市長が全体の内容をまとめていくものです。 そうした意味で、市長サイドは、「町田市新庁舎建設基本計画策定委員会」というものを立ち上げ、その内部に、「市民部会」というものを作っています。町田市としては、その中で市民意見を収集しているものです。 今回の議会の立場は、その市民部会にやや似た形ともとらえる立場と考えられます。たまり、議会はその建物の内容に関して、決定をするという形を取らないわけです。 今、新庁舎の基本計画が市長サイドで策定されていますが、それが出来上がってきた時点で、それを「議案」として議会で採決するわけではありません。つまり、「基本計画」の策定作業に対して、議会は見解を示す立場にあっても、その可否を決定する立場にないというのがむしろ正確な表現かも知れません。 もし、その内容が適切でないとしたら、その議会判断は、次の「基本設計の予算」を認めないと言う手法が最もふさわしい形式になります。 こうした説明から、今日の状況で、議会が「市民の意見を完全に取り入れる」形の会議を行う可能性は現実的でないと考えます。 議員が、市長サイドに議会全体の意見を集約した決定を市長に提起するスタイルになるものと考えます。それが、 今回の「新庁舎建設等特別委員会」の役割と考えます。 ----------------------------------------------------------------------------- 文頭に戻る 関係記事一覧 議会の状況 HPメニュイー画面に戻る 吉田つとむHP |