町田市議会、郵政民営化に全員反対
(04/09/20) 

<見出し>
郵政民営化は問題あり - 吉田つとむ 09/13-23:59 No.4900
郵政民営化反対の請願文面 - 吉田つとむ 09/14-08:21 No.4901
私はこの請願に賛成 - 吉田つとむ 09/14-08:28 No.4902
町田市議会は請願に全員賛成 - 吉田つとむ 09/14-15:13 No.4903
Re: 大雑把でない検討が必要 - 宮本 武蔵 09/15-00:44 No.4905
答えは、右・左のいずれか - 吉田つとむ 09/15-15:04 No.4909
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郵政民営化は問題あり - 吉田つとむ 09/13-23:59 No.4900

 「郵政民営化は問題あり」と言うのが、町田市議会の大半の意見です。

 政府が進める郵便民営化に実質的に反対する趣旨の意見書の提出を求める請願が、町田市議会充てに出されています。(この傾向は、全国的な動きの中で進められていると理解しています)

 そうした請願には、紹介議員というものが1名あれば提出できますが、大半の会派でその署名がなされています。と言う次第で、この請願は、今日の本会議で採択される見込みです。

 そうすると、その紹介議員となった議員がメインになって、町田市議会の意見書を作成します。

 参考資料として、後日、この請願分もアップします。
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郵政民営化反対の請願文面 - 吉田つとむ 09/14-08:21 No.4901

 閲覧者の皆さんに参考として、郵政民営化反対の請願の文面を以下に全文掲載いたします。

 先に書きましたように、この「内閣及び国会に対し郵政事業民営化に反対するための意見書の提出を求める請願」には、大多数の会派の議員が署名しています。

 今日の本会議で採決されます。(つまり、結果が出ます)

 内閣および国会に対し郵政事業民営化に
反対するための意見書の提出を求める 請願

[請願趣旨]
郵政三事業の民営化問題は、小泉内閣の行財政構造改革において最大の課題として捉えられ、現在政府の経済財政諮問会議で郵政公社の民営化後の経営形態が審議され、立法化に向けて急テンポな作業が進められています。

 このような政府の動向は、終始一貫、郵政事業の民営化ありきの議論に終始し、利用者である国民に対し、何ら説明もなく、郵政事業が担うべき公益性、公共性を無視して強行する政治的決着にすぎないと思われます。

 民営とは企業収益を追求しそれだけを目的とするので、郵便貯金が民営化された場合、市場原理に背くことは出来ず、巨大な資金量は営利のためだけに動き日本経済は更なる混迷を生じることとなります。政府は、郵便貯金から財投資金として借りていた全額をしかるべき利子をつけて民営化後すぐにも返済しなければならず、また地方公共団体も年間予算の多くを郵貯、簡保資金への返済に充てられることになります。

 郵便貯金は使われ方に問題があるのであって、その資金は環境・エネルギー・基礎的な技術開発、あるいは21世紀の日本にとって大きな、そして深刻な社会問題となる介護問題など未来型分野への投資に向けてこそ、公益性が最も発揮される郵便貯金資金の使われ方ではないでしょうか。

 また、ユニバーサルサービスを義務化されている郵便事業は採算性を最重視した経営転換がされ、不採算地域との間で料金格差が生じ、現行の統一料金、簡便なポスト投函制度の維持が困軒となるのではないかと危惧されます。すでに民営化された諸外国では採算性を求めるあまり不採算地域の店舗減少、預金意欲の減退による国力低下、さらた国営銀行の再立ち上げなど国民の税金を投入するにいたっています。

 郵政事業の民営化が国民にもたらす利益は何もなく、民意不在のまま政治的課題として捉えられ決着を見る問題であってはいけないと考えます。各新聞社のアンケートにおいて郵政事業民営化を望む国民の声は一貫して10%に満たない状況です。これは民意に沿わない民営化は決して行なうべきではないとの国民総意の結果なのではないでしょうか。

 つきましては、国民の民意が反映されない政治的課題の決着を優先する郵政事業の民営化には絶対反対であり、町田市議会から町田市民多数の意思を国会に意見書として提出していただくことを切に望むものであります。

[請願内容]

1・内閣に対して、平成15年4月に国営公社として事業を開始しその評価もまだ出てい ない時点における民営化の必要性に対して国民に説明責任を果たすこと

2・ 民意に沿わない民営化は行なわないことを要請すること
3・ 国会に対して、町田市議会から郵政民営化に反対する意見書を提出することをお願いいたします。
(以上が、全文です)
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私はこの請願に賛成 - 吉田つとむ 09/14-08:28 No.4902

 あらかじめ私の立場を書いておきます。

 私は、この内閣及び国会に対し郵政事業民営化に反対するための意見書の提出を求める請願」に賛成します。

 その理由は、もとより、性急な「改革」が混乱をもたらす可能性があること、
 次に、この請願提出に当たって、請願提出の関係者の方からのから相談があり、その際に請願予定文面に関して自分の意見を述べ、その私が話した趣旨が反映された請願文面に変わっていたためによります。
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町田市議会は請願に全員賛成 - 吉田つとむ 09/14-15:13 No.4903

 町田市議会は、「内閣及び国会に対し郵政事業民営化に反対するための意見書の提出を求める請願」に全員賛成しました。

 請願に署名をしていなかった「市民派クラブ」所属議員も全員賛成しました。

 最終日に、この請願に基づいた議員提出議案が提出されることになります。その際も、この経過から全員賛成となるでしょう。
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Re: 大雑把でない検討が必要 - 宮本 武蔵 09/15-00:44 No.4905

>  町田市議会は、「内閣及び国会に対し郵政事業民営化に反対するための意見書の提出を求める請願」に全員賛成しました。
>
>  請願に署名をしていなかった「市民派クラブ」所属議員も全員賛成しました。
>
>  最終日に、この請願に基づいた議員提出議案が提出されることになります。その際も、この経過から全員賛成となるでしょう。

私も、十把一からげ式の民営化には反対です。現状を変えるべきところ
と変えてはいけないところをキッチリとスタデーしてから実施すべき
と思います。かといって、既得権を守ろうとする動きには又反対です。
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答えは、右・左のいずれか - 吉田つとむ 09/15-15:04 No.4909

>  町田市議会は、「内閣及び国会に対し郵政事業民営化に反対するための意見書の提出を求める請願」に全員賛成しました。
>
>  請願に署名をしていなかった「市民派クラブ」所属議員も全員賛成しました。
>
>  最終日に、この請願に基づいた議員提出議案が提出されることになります。その際も、この経過から全員賛成となるでしょう。

私も、十把一からげ式の民営化には反対です。現状を変えるべきところ
と変えてはいけないところをキッチリとスタデーしてから実施すべき
と思います。かといって、既得権を守ろうとする動きには又反対です。
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