性犯罪防止を求める決議(案) が、全会一致で可決
(04/12/25)

 12月22日の本会議表決において、この議員提出議案である「性犯罪防止を求める決議」は全議員が賛成し、可決しました。

 関係機関(学校など)の送付されます。

 以下は、それ以前に掲載していた議論掲示板の記事ですが、(性犯罪防止を求める決議(案) - 吉田つとむ 12/21-22:44 No.5514)、議案自体も記事中に含まれているので、それを利用しました。

 議員提出議案として準備されていた内容は、下記のものになりました。この決議に関しては、会派の代表者ではありませんが、全会派の議員が署名しており、事前にそれぞれの会派で案内が行われていたようです。

 そこで、採決前にその全文を掲載いたします。

性犯罪防止を求める決議(案)

 先般の市外W大学生らによる暴行事件が発生し、その傷が癒える間もなく、本年6月に、市内K大学学生らにより、同様な事件が起きたことはきわめて遺憾である。

 これらの背景には、昨今の若年世代の性に対するモラルの低下、安易な性交渉の氾濫、犯罪に対する認識の欠如にある。加えて、性的モラノレの低下は年々低年齢化しており、今の子どもたちは、無防備なまま危険にさらされている。青少年の健全育成を進めるうえで見過ごしできないものと考える。学校での社会規範教育をはじめ、モラル指導、被害にあわないためのプログラム学習など、社会として取り組むべき課題が多く残されている。

 また本事件により、他の善良な学生が就職内定の取り消しを受けるなど、社会的影響は思わぬ拡がりを見せている。

 よって、町田市議会は、今般の事件及びその背景の重大性に鑑み、これら性犯罪を二度と起こすことないよう関係機関に総合的な対策を求めることをここに決議する。

 共同の提案形式となっていますが、筆頭の署名人には石井恵子議員(社民ネット)となっています。自由民主党会派では、熊沢あやり議員がその提出議員に署名しています。
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