● インターンシップで、また学生研修生を受け入れます

 

◎ 企画したのは、「IーCAS」という学生グループです

 「議員インターンシップ」の企画に参加し、平成12年1月末より3月末にかけて、研修学生を受け入れることにしました。この企画を提起したのは、「IーCAS」(Intermediary for Citizen And Statesperson  直訳で「市民と政治家のための仲介者」の意味だそうです)というグループです。前回はSTATEMAN というグループで、この議員インターンシップのプログラムが実行され、私も参加したのですが、新たに出来た「IーCAS」が、そのインターンシップ事業を引き継ぐことになった言うことです。

 研修学生の新鮮な目で、町田市議会とその議員を見つめてもらうことになります。また、私の議員活動を手伝っていただく作業にも参加してもらいますので、議会での発言や質問作り、資料収集、あるいは議会外の地域活動、あるいは「後援会活動」も一部体験を通じて、学んでいただこうと考えています。その時期を楽しみにしています。

(以下、ご興味がある方は次に進んで下さい。ただし、議員の方と、学生さん、及び大学生のお子さんをお持ちの方は、是非ご覧下さい)

◎ この記事のメニュー

  1 議員インターンシップ2000春のスタート

  2 議員と学生の出会いと、お互いの選考

  3 3名の研修学生を受けいることにしました

  4 その他の状況

   5 議員インターンシップ2000春議員紹介冊子原稿

 

◎ 議員インターンシップ2000春のスタート

 平成11年12月5日、「IーCAS」の呼びかけで、インターンシップのマッチングフェア(学生と議員の対面式)が行われました。首都圏の地方自治体議員の約20名が参加し、マスメディアの記事や、メーリングリストの案内で応募した、約40名の学生と出会いました。なお後述のように、議員の場合は、参加者がある程度の人数が欠かせないために、及び案内冊子を準備する関係で、私を含めて半数近くの議員には事前に案内されていました。全体のプログムラの事は省略して記載しますが、当日の運営方法は次の通りでした。

 

◎ 議員と学生の出会いと、お互いの選考

 マッチングフェアという形式で、当日は行われました。まず、応募した参加した学生に、参加する議員を自己紹介した冊子を配り、主催者が学生だけにオリエンテーションを行い、その後、順次議員は自己紹介PRを行いました。方法は、次の通りです。

 全体の議員を4−5グループに分け、1グループ4名にそれぞれ区分した方法で行われました。1グループの4名が前の4つの席に着き、自分の前に並んだ学生に向かってPRを行いました。25分間ごとに区切って行われましたが、4名がめいめいに自分の前にいる学生に向かってマイク無しで語りかけるわけですから、横の議員が話す言葉も耳に入ってきます。なにやら選挙戦中の駅頭で、それぞれの候補者が連呼している風景に思えました。

 ただし、「政治の勉強をしようという」という学生に向かって、名前を連呼するようなバカな事は出来ませんので、「自分は、皆さんにどのような勉強の場を提供出来るか」を、後述のような趣旨で話しました。黒板や、写真などを用いずに「自己PR」する訳ですから、20分間にわたって話すのも楽でありません。私の場合は、最後の5分は質問時間として残しました。私の前には、全体で十数名の学生が席に座り、熱心に話を聞いてくれました。最後に、数名の学生より、インターンシップで吉田のところにいく場合について、具体的な質問を受けました。

 

◎ 3名の研修学生を受けいることにしました

 12月11日、私は、主催者も同席してインターン希望の学生と面談し、3名の学生の方に来てもらうことを内定しました。「IーCAS」の企画では、実際にインターン学生を受け入れるのは、大学の後期試験を終えた期間となるため、2−3月の頃になり、しばらく時間をおくことになります。

 私は議員インターンシップで、研修学生を受け入れるのが2回目となりますので、その間に学生の希望を見比べ、統一企画と個別メニューを準備し、せっかくの機会に対応したいと思います。機会をとらえて、経過と結果をこのHPで紹介することにします。

 

◎ その他の状況

 なお、この「IーCAS」が実施したプランは、前述のように、マスメデッイアにも紹介されましたので、それによって応募した議員もあったようです。現に、12月5日のマッチングフェアの席で、新聞を見て応募された(知り合いの)議員の方にも出合いました。さらに、私は主催者と前回からの付き合いがあり、幅広いタイプの議員に呼びかけることがよかろうと考え、私の友人の議員にも案内し、主催者に紹介しました。12月中旬頃までに、それぞれの組み合わせが決められていきます。

 

◎ 議員インターンシップ2000春議員紹介冊子原稿 

 「IーCAS」の企画で用意された形式に、私が書き込んだ原稿は次の通りです。我ながら、相変わらず、堅苦しい文章を用意したものです。時代にマッチしていない感じしますね。原稿を準備する時は、もう少しさっぱりしたものを用意しようと考えますが、いざ、書き出すとこのような文体とスタイルになってしまいました。 

 <以下、原稿の内容>

◇ 氏名 吉田 勉    ◇ 所属党派 自由民主党会派    ◇ 年齢 51歳

◇ 簡単なプロフィールをどうぞ

 過去に国政選挙(衆・参)3回&市議選1回落選するが、以後連続2期市議に当選という、ユニークな経験を持つ。議会では現在総務常任委員長職を務め、所属政党ではもうじき青年部長職を終え、中堅幹部を目指す世代に当たる。

◇ 私の政治姿勢・優先政策など(活動する上での基本的な姿勢や、今現在特に力を入れて取り組んでいる問題などについて)


政治姿勢は、@情報公開を優先させ、A少数意見を大事にし、B討論と批判の場を確保する。<情報公開のエキスパート>と自認しています。
優先政策は、「子ども優先の政治」を提唱し、高齢化・福祉施策の偏重に対峙する。議員の立場では、議員が尊敬を受けるべく、活動の全面的な公開を追求。
そのために、ホームページ上に自分の立場や発言とその結果を具体的に掲載する。さらに資産・所得の公開はもちろん、政治資金の詳細もHPに記事とする。

◇ 今回のインターンシップで予想される学生の仕事内容、体験できることをわかる範囲で、出来る限りくわしくご紹介ください。

研修体験 @本会議・委員会などの傍聴(町田市議会は公開対象が広い)A他の議員や理事者とも直接面談時間も取り、地方議員の比較研究の場を確保する。 
仕事内容 @議会での質問内容作成作業と資料収集A議会レポートや、ホームページ記事の作成作業B後援会活動への同行 C地方議会の公開度比較一覧表を独自作成(吉田がオリジナルで計画中のもの)する準備。

◇ 今回のインターンシップで一緒に活動する学生に望むこと、どんな学生と行動したいかなどについてお書き下さい。

望むこと @会議の傍聴や議員との面談を通じて、議会と議員を公平な目で見つめてもらいたい。そのために、何度か同じ様な場面を見て、事態を判断してもらいたい。つまり、本人に対しても偏見無く、冷静な目を向けること。A議会と住民にとって、本当に必要なことは何かと、研修体験を通じて考えてもらいたい。B私はメモを取るのが苦手なので、記録が比較的に好きな人を出来るだけ希望する。

◇ 受入可能な人数、その他受入に際しての条件などがあればお書き下さい。 


受入限度は2名程度。パソコン・インターネットが少々使える人で、運転免許は無くて可。(実績として、STATEMANのインターンシップでは、昨年3名を受入−内訳では2名が女性で、1名が男性)

(「インターンシップで、また学生研修生を受け入れます」の記事は、この行で終わります)