インターン記録レポート 吉田つとむを励ます会について   町田市議会議員 吉田勉

作成者学生氏名 服部 高宏        H13年11月24日(土)
主要研究項目
  吉田つとむを励ます会について

<服部さん>
私が、インターン期間が終わってから、吉田さんに呼んでもらうのは、「新春の集い」に続いて二回目になります。
 今回励ます会に参加して、支援者や議員が大勢来ていて驚きました。しかし、私が疑問に思ったのは、支援者が、吉田さんにどのような政策を期待しているのかがわからないということでした。
● 吉田
 昨年の夏に、インターン生としてきてくれた大学生で、現在は2年生です。
 その服部さんは、政治家と政策の関係を問題として捉えてくれました。
 一般に、地域の要望があって、その要求実現を議員や候補者がそれを政策や公約とする場合があります。その違いが目立つのは、吉田の場合は、地域の要望や圧力団体の主張を、政策や公約の中に含めないからでしょう。
 一般に、吉田の支持者や支持層の人は、「いつも議会レポートを配布してまわり、近所でなじみやすい」、「駅頭の演説やチラシ配布で議会の様子を知らしてくれる。情報公開と言うことを、早くからなにやら言っていた。特に、目新しいことを言う人物だ」、と考えているでしょう。他の人と同じことや流行のことばかりを言えば、飽きてしまうタイプの人も大勢含まれていると考えています。

 そうした意味でも、町田市の全体状況の中で、どのような問題や課題を取り上げるべきか、それを政策として提唱する際に、どのような個々の内容を盛り込んでいくか、毎回、新しいテーマを提供することが必要でしょう。確かに、このスタンス自体、自分でそのように考えているに過ぎない可能性もあります。しかし、吉田は既存の考えや手法に拘泥すること自体を拒否したいと考えつづけています。

<服部さん>
 議会レポートを読んだり、吉田さんの講演を聞いても、抽象的なことが多く、具体的な公約や政策が、見られなかったからです。新産業を興すことは、はたして政治家に可能なのでしょうか。
● 吉田
 議員には、一般質問と言う「自由に発言できる場」があります。市長にあれこれ提案できるわけです。議員が、市長の与党であれば、その議員が推進する政策提言を闇雲に退けることは出来ません。市長といえども、議員のささやかな主張は、一つか、二つは実現するスタンスをとるでしょう。

<服部さん>
 もちろん、よく批判されるように、環境問題、福祉、減税、公共事業など無責任な矛盾した政策をたくさん具体的に掲げるべきだとは、思いませんが、地域住民の望む政治を実現するために、もう少し具体的な政策を聞かせていただきたいと思います。
 それとも、政治家に求めるものを私が間違って解釈しているのでしょうか。
● 吉田
 一つの政策は、基本的には4年間に実現するものです。最初に大まかなものを提起し、その後にその内容を個々に提案していきます。詳細は、議会の質問で反映していくことになります。