●  (特別)5期生インターン体験記録 
水口 尚人
2001・夏 (9月記事分)
 市内の方で、政治と政治家のことを学びたいと言うこと人がありました。頼もしいことであり、歓迎するべきことと考え、従来からのインターン生と似た方式で受け入れました。専門学校に在学する水口尚人さんです。その体験記を、吉田のメモを加えてレポートとしてまとめました。


第1回 インターン記録レポート                                          町田市議会議員 吉田勉

                                              作成 学生氏名  水口 尚人 
H13年9月9日アップ>  
主要研究項目
  9月8日 土曜日
活動内容…ポスター掲示の依頼、宣伝カーの案内
記 事
  レポート 「パチンコ出張車」
 <吉田のメモは、最後の段落に入れます>

パチンコ出張車
 今日、吉田議員の講演会ポスタ―張りに同行しました。
 一軒目は「考えておきます」と言われ、「我々のなかでは考えておきますは断りの返事なのだよ。」と、幸先の悪いスタ―トでした。正直、大丈夫かなと思ってしまいました。 
 吉田議員を南町田駅でよく議会リポ―トを配布し話しをされていたのを見ていました。その時は、選挙前でもないのによく外に出る人なのだなと思っていましたが、実際に今日一緒に回ってみて実感しました。二件目のお宅では既に他のライバル議員のポスタ―が張ってあり、二度目のお断りかな・・。と、どうするのかと思っていました。お宅に上がらせて頂きそれから四十分程、御近所の話しなどを話していました。次の三件目のお宅では、すんなり張らせて頂いていました。ここでもお宅で話をしていました。二つのお宅とも今まで何度か話しをしていないと話せない内容のご近所の話やお子さんの成長ぶりの話しなどでした。ただ、いつも話しているお宅にたまたま当たったのかもしれませんね。言い忘れましたが、二件目のお宅には、先に張っていた議員よりもずっと目立つ所に張らせてもらっていました(結構抜け目がありません・・・やるなっ、ともおもいました…)。
 お馴染み有名になりつつある吉田議員の選挙カ―(吉田注:政治活動カーと言います)についている電光掲示板の事で、団地の月見会の、実行委員の方から「パチンコみたいだ」と。電光掲示板のまわりに、黄青緑などの光がチカチカしていたからで、
命名「パチンコ出張車」
と、なりました。的確な表現だと・・・思います。何にしろ置いておくだけで注目を浴び一目でも見るであろうものです。自分は個人的にはメリットがあると思います。あれだけ話題になり又何より興味を持つキッカケになる事が多いと思ったからです。
 政治家とはこうあるべきだ!というのは特に必要ないと個人的に思いますが、大多数が望んでいる事を実現させる事が正しいとは限らず、本当に実行すべき事を知る上において、一人一人と時間をかけて話していき続ける、また語りつづける事は、正しく本当に必要な事を知る一つの近道であると思います。その意味では吉田議員が他とは違うやり方で上手く行っている事は選挙結果から明らかで次回も同様だと思います(もちろんそれまで怠けなければですが)。
 政治家を回りから懐疑的に見て行く、又内側から支えていく、どちらも居なくてはならなく、どちらのバランスも必要だと思います。が、どうやら自分は内側から見てみたい、しかし懐疑的とまでは出来そうにありませんが、少し客観的に見続けて行けたらと思います。
 また機会がありましたら文を寄せます。
            水口 尚人

● 吉田メモ
 「吉田の宣伝カーは、パチンコ出張車!」と命名されました。命名者は、初めて登場した特別インターン生の水口尚人さんです。水口さんは町田市居住の専門学校の学生で、以前から政治と政治家に興味を持っていたとのことでした。学校への通学時に、駅頭で吉田の駅頭演説を見つづけてきましたが、政治家の活動とはどのようなものか、知りたいと言うことで、「インターン」風の体験からスタートです。早速、その同行取材記の第1回記事を書いてもらいました。

  まずは、ポスター貼りからスタートしました。「考えときます」ーー出だしが悪かったですね。いきなりこんな光景を見たら、だれしも先が心配になります。吉田は、選挙を落選からスタートしていますので、こんなことは<ヘッチャラ>です。

 「ポスター1枚、貼るのに40分もかけるか?」、と言う疑問を持つ方もいるでしょう。町田市は、人口38万人の都市ですので、毎日このような調子で廻っていると、とても大勢の人と出会うことはできません。ただし、今回のポスターは、「政党演説会ポスター」であり、地元の伊藤公介代議士と吉田つとむ(それぞれの、市議会議員ごと)が弁士となって、2名がそろった形式です。大量に作ったものでなく、製作数に限りがありますので、大切に扱っていきたいと思います。
  <1軒のお宅に、複数の議員名が入ったポスター掲示>と言えば、不思議な感じを持つ事もあるでしょう。人のお付き合いは、複雑です。自分が、今回のように直接依頼して廻ることもあり、後援者(地元有力者、もしくは政党の役員など)が代ってポスターを持っていくこともあります。あるいは、後援者(地元有力者、もしくは政党の役員など)が本人を連れて廻る(この方法が、一般的に有効と言われています)方法があります。結果的に吉田の顔写真は、目立つところに貼る事が出来ました。こうしたところが、お互いのせめぎあいとなっている「前線」となります。そのことは、今回の同行日程の中で、他の場所もみてもらったことと思います。

 宣伝カーの電飾装置がウケましたね。人が集まるような場所で、電光ニュースを流すのですが、それを直に見た人は限られます。丁度、お祭りの準備が一巡したところに、出向きました。細かいことですが、この電光ニュース掲示板装置には、周りに3色のチカチカする電光(LED)があります。これが、あのノーベル賞ものといわれる、特許紛争で有名なLEDです。明るい電光ですが、ほとんど電気を消費しないのが特徴です。これは、吉田が自慢する装備です。
 ただし、そうは言っても、水口さんが言うように、吉田が今後の活動を怠けることがあれば、なんの意味がないことでしょう。
 そうしたことからも、内在的に看視<及び、監視>をして下さい。もっとも、このことは、吉田に限らず、政治家全体にしても同様だろうと思います。
 では、またの機会にきてください。


第2回 インターン記録レポート                                          町田市議会議員 吉田勉

                                              作成 学生氏名  水口 尚人 
H13年10月13日アップ>  
主要研究項目
  9月9日 日曜日
活動内容…お祭り参加
記 事
  レポート 「      」(今回はタイトルがついていませんでした)
 <吉田のメモは、最後の段落に入れます>

9月9日のコープタウンでのお祭り会場での事です。はじっこに子供が遊んでいま
す。その中に一人、木に座って居眠りをしている人がいました。大胆不敵にもそれは
吉田議員です。子供と私は遊んでいたのですが地元の方から頂いた少しのビールに
酔っていつのまにか寝てしまいました。子供がそれを見逃すはずはなく早速遊びの対
象に‥。相談の結果、屋台で売っていたシャボン玉を活用する事に…。4、5人で
しょうか一斉に議員に吹くことになりました。一応ここでおことわりを、私は子供た
ちに「やめておいたら?」と言っておきました。けっこうシャボン玉はかかっていま
したが起きる様子もなく30分程もしてから野宿は終わりました。

 ここで意外だったのが議員の事を知っている子供が多かった事です。どうしてで
しょうか?

   自分が政治家に必要不可決なものとは何かと聞かれた時に答えるとしたら、や
はりどれだけ多くの人の望んでいるものを探り当てる事が出来るかだと思う。また、
人々の望むものを作り出せるかとも言えます。

 それをどうしたら探り当てる事が出来るか。又、どうやって作り出すか。様々な方
法があると思う。簡単に当てる人、苦労しなければ探り当てられない人。
 政治家吉田つとむについて当てはめるとしたら、苦労する側だろう。しかし、望む
ものを作り出す側であると思う。作り出す側なら探る苦労はないはずなのに話が少し
変ですね‥。

 つまり、苦労してたくさんのものを提供し、その中の一部が歓迎されているのだと
‥、。例えば、資産公開をしているのが良い例です。誰からも頼まれてもいないし、
迫られてもいない。ましてや定められてもいない。でも、議員の事で知りたいことの
うちの一つです。もちろん表面上のものではなく全てです。
ぜひ他の議員にあれほど細かく公開して欲しいものです。

 苦労して人の意見を聞き、自らできるものを作り出す。それは若いインターンの受
け入れにも出ているのかもしれませんね。もっと若い子供達と話す事も疎かにはでき
ません。

● 吉田
 しばらく前のことを書いたレポートですね。少し記憶が薄らいだところもあります。

 広場の片隅で眠ってしまったのですね。しかし、その時間はお祭りのお神輿巡幸
から帰った時間で、休憩タイムでした。眠る時に、今から「眠るよ」って、宣言して眠っ
たのではないでしょうか。水口さんから見ると、まさか本当にその場で眠るとは思わな
かったのでしょうか?

 ぐっすり眠ったのか、自分の顔にいたずらされているとは、まったく知りませんでした
が、私が子どもには無防備であるためにそうなったのでしょう。なにも、近所の子たち
に対して、防護する必要もないことでしょう。近所の子どもたちが私のことを知ってると
して、どんなことを水口さんに説明してくれたのでしょうか。たのしみですね、しかし、
そうした楽しみは取っておくことにしましょう。

 <多くの人の望んでいるものを探り当てる>・・・<望むものを作り出す>
 そうですね、無数の情報発信を重ねています。はたして、そのことが歓迎されるべき
ものか、どうかはなかなか判りませんね。
 このHP記事でもそうです。果てしないかのように、記事を書き込んでいます。たった
一人でも、読者がいてくれれば良いではないですか。
 さいわい、このところ、私のHP記事版に、記事を書き込んでくれる人が増えています。
 政治に双方向性をもたらす、これが今後の私にとっての課題です。