インターン記録レポート 1月の行動を共にして
   町田市議会議員 吉田つとむ

作成者学生氏名 水口 尚人        H14年1月17日(木)
主要研究項目
  1月の行動を共にして

<水口コメント>
   今月は冬休みと言う事もあって様々な事を体験しました。吉田議員の日々の活動、例えばCity Reportの配布や活動の報告チラシの配布、後援会活動の観察や行動を共にしました。
 ● 吉田
 議員の広報活動という面では、まとまった内容のものであったと思います。結果的に、自分の活動日誌を見ると、逆に空白になっている日が増えたようです。吉田つとむ「通」のかたは確認してください。

<水口コメント>
   最近行動を共にして思うのが、大きな柱の一つに「双方向性政治への挑戦姿勢」を見受けます。大変難しい事ではあると見ていて思います。双方向性に向かうことによって 1、情報公開 例えば実際になかなか見えない議会の情報をインターネットやチラシ配布によって。また行政への独立した監視。(独立したという意味は業界団体や他議員からの政治的干渉からの拒絶。全てがないと言ったら嘘になるかもしれませんが) 2、吉田つとむ個人の情報公開 まずは自分からアプローチをしていき、隔意無い態度で接していくことのよって双方向性政治を目指している事が実際に見えてきます。
 ただ、双方向になるにはまだまだ長い時間と努力と改造が必要だと思います。(ホームページでの交流は他には見ない程に良いと言い得ます)
 ● 吉田
 良く観察してくれていると思います。<双方行>ということでは、南町田駅通勤者の皆さんによるHP掲示板への書き込み・電子メールでの照会がこれからに政治のあり方を例示したものと考えます。わたしにしても、十分な答えを用意できるかといえば、まだまだでしょう。
 しかし、そのこと自体をHPで公開していると、さらに優れたやり取りが実現してくるでしょう。
<水口コメント>
 最近自分の将来について考える機会が多くあります。政治や経済に興味を持って経済の勉強をし(いま税理士になるための勉強をしています。専門学生なので資格を!と言う訳です)また議員と行動を共にしてまだまだではありますが今までもこれからも勉強していきたいと思います。その上で将来は政治家になりたいと強く思うわけですが、そのまた進路も様々あります。国政か都政か市政か、市政に出て都政にでるのか、など。まずは何より今の勉強をして様々な資格を採って将来に備える事です。その上で自分が本当にお役に立てるのか、それにチャレンジしたいと思います。また、個人的に薦めて頂いたり、議員の希望として皆様にいって頂く分には有難いのですが、他の方の前で4年後の立候補の事などは控えて頂きたいです。実際自分は4年後市議にでると決めている訳ではありませんし(決めていないのにまわりに出ると誤解されるのは好ましくない)、また何より皆様に迷惑(議員になる為にはたくさんの方の協力が必要で、少しでもその事の期待に答えられなかった場合に自分より何より回りの方々にかかる迷惑)がかかる為です。まずは学生の間(後2年間)は精一杯勉強をし、皆様のために働ける人間になれるように学生の間に自己研鑽していきたいためです。
● 吉田
 今がちょうど、水口さんにとって、将来を見据える時期にきたのでしょう。<政治家になりたい>と言う気持ちと、どのような政治をやりたいために政治家になるのか、あるいはどのような問題意識で政治とかかわるか、自分の中でもそうしたことが問題となってきたのではないでしょうか。政治家になると宣言すれば、おのづと協力者の存在が欠かせなくなりますし、そうした人への自分の発言には責任を持たざるを得ないことになります。
 ただし、そうした義務感的なことより、そうした政治的な活動が自分にとって楽しく、喜びとなるような魅力的なものと感じることが前提と考えます。
 じっくりと、構えていきましょう。
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インターン記録レポート 吉田つとむの選挙結果について 1  
   町田市議会議員 吉田つとむ

作成者学生氏名 水口 尚人        H14年3月3日(日)
主要研究項目
吉田つとむの選挙結果について 1  

 〜南町田においての活動〜
 選挙以外の時に市民に語りかける議員を町田ではあまり見ない。毎朝通学の為に南町田駅を利用している。今から3年前から毎朝利用するようになったのだがたまにチラシを配りマイクを握る吉田議員がいました。もうそろそろ選挙なのかと思っていましたがそうではなく定期的に駅頭に立っていたようです。選挙でもないのに定期的に訴えかける議員に好感を持ち、昨年eメールにて連絡を取り始めたのが議員との出会いでした。今年においては毎週木曜日に南町田に吉田出現です。
 選挙になると活動がせわしなくなる議員が多い。吉田議員についてそうでもないと言ったら嘘になるが候補特有のせわしなさ(当選するか不安になるという事)はなかった様に思う。組織的な大きな基盤は無い議員だが、当選は必ずするという確信はご本人強かった様に思われる。今思えば出会って1年も経っていませんが、その活動は絶え間が無かった。ポスターを貼りにいくのでも1日3、4枚。1件1件訪ね話をしていく、他の方々は大量に貼りまくる…聞いた話でも許可無く一日で百枚とか(夜にです)。しかし成瀬の地元では他の方が貼りに来ないほどたくさんの吉田ポスターがある。はっきり言ってため息が出そうになる、何ヶ月かかったのか…。
 今回の選挙で貴重な経験をした!選挙2ヶ月前からの企画、事務所のpcの組み立てなど。特に企画なんて門外不出であるべきもので見せて頂き、またお手伝いさせて頂けた事に対して、議員に深くお礼を申し上げます。
 吉田勉名言集に入るべき言葉が選挙1ヶ月前にあった。「選挙結果はもう随分前から決まっている」今回の吉田支持の結果を見れば選挙期間はそれ程大きく影響していなかったと実感した。
 選挙後のもう一つの楽しみ!選挙期間にあれほどいた当落選した方々がなんと言って市民に報告、施策を訴えるか!選挙翌日の月曜日、楽しみに朝駅向かった。居ないのです。あれだけ居た候補が一人も!火曜もいない!水曜もいない!吉田議員がいつも立っていた木曜はあいにくの雨…もう諦めていました。でも居たんです!!その時は嬉しくてお礼、お祝いを言った後電車に乗りました。あの時は本当に嬉しかった!!!
 町田市を是非良くして下さい。あれだけの支持があったのです、市民は一見冷たく、また見ていない様に見えますがみていたのですね。
 今回は南町田の議員の活動を中心に書きました。続きはまた後日。

● 吉田の回答
 あの水口さんがレポートを書いてきました。この文章は、吉田の日常活動を記した貴重な資料といえます。
 さて、一般に駅頭に議員が来るのは、選挙前と相場が決まっています。議員に言わせれば、議会活動やあいさつ回りが忙しいということでしょう。私の場合は、今から9年前の事であり、ちょうど自民党が、衆議院選挙で野党に転落した瞬間から開始したものです。その前の選挙で次点の成績でしたが、その後は活動資金だけでなく、生活資金にも事欠く状況でした。そうしたこともあり、その後の3年間は、世田谷区の阿部俊之都議会議員(当時)の事務所に秘書として務めました。その当時の活動が現在につながっており、阿部先生にはここに書きおおせないお世話に成っています。
 毎日、駅を変えて、演説を行っていましたし、それは今も変わりません。南町田駅は木曜日と定めています。もっとも、議会月はほとんど駅頭には立たず、議会に専念しています。そうして、議会での発言を駅頭で話し、レポートにまとめ、いつも通りに配布します。記事はHPに書いたものの要約と抜書きです。それを9年間、繰り返してきました。それだけの取り組みでした。

 南町田は、この4年間に大きく変化しました。大きなグランドになっていた空き地には、グランベリーモールを始めとするショッピング空間となりました。倉庫街は、巨大なマンション群となり、約千戸の所帯が増加しました。また、南町田駅の出入り口が両側となり、北口側に通勤者が集中することになりました。そのような場所で演説をするのは、政治家と当然のことです。それをほぼ自分だけがやり続けるのであれば、絶対に自分に有利になる。そこで、同じく駅頭演説をやるのは共産党の1期生議員であり、日常レベルでは自分の優位性は揺るがない!と確信していました。他の駅でも同様な傾向でした。ただし、吉田つとむの最大地盤である成瀬駅南口には時折、各議員がおとづれていた様です。

 自分が当選したことをなるだけ大勢の人に伝えたい。そのためには、自分が駅頭に立つことがもっとも単純で分かりやすい。とわたしは考えています.そうすれば、大勢の皆さんが声をかけてくれます。投票した人も、気持ちはあったがそうできなかった人も、大勢の人が自分の当選を喜んでくれます。喜びが分かち合いたいと考えます。そうした気持ちで、雨の日も駅頭にたちました。水口さんだけでなく、たくさんの人々が声援を送ってくれました。中には、吉田さんは毎回得票を増やしているね!と言ってくれた人もいます。過去3回の投票をそこまで覚えている人がいるのでしょうか?おそらく、私のHPで毎回得票が増加しているのを、その記事で見てくれたのでしょう。
 そうした意味で、直接本人を見る!あわせて、インターネットの記事でその内容を知る!
 その相乗効果が。今回の吉田つとむの高得票を形成したと思います。
 これだけ吉田つとむはインターネットに打ち込んでいるのですから、吉田つとむに投票した人は一度はその記事を見てくれるでしょう.以前には、その記事をプリントアウトした人を見ることがありました。
 では、今回の記事にはこの程度で.


吉田つとむの選挙結果について 2
   町田市議会議員 吉田つとむ

作成者学生氏名 水口 尚人        H14年3月9日(土)
主要研究項目

<吉田の前書き>
 吉田つとむの選挙選挙の結果についてを書いてくれました。そこで、私はこの文章を「2」と名づけました。水口さんは、こまめに記事を書いてくれるので、そのことに関する私のコメントをつけやすいので、ありがたいと思っています。言い方を変えると、自説を延々と書き立てるより、そうした記事にコメントをつけて自分の見解や立場をしめすことがずっと簡単です。
 では、その内容をご覧下さい。  

◎ 水口さん

吉田議員は今回6位の上位当選を果たした。なぜか?思うことを挙げてみたい。
1、 吉田議員は4年間を通して活動をし続けた。 
(1) 一貫して朝の駅頭での活動報告(ほぼ毎週どこかで議員を見かける位)
(2) 議会活動(市議に与えられた議会での時間を毎議会つづけた)
(3) 戸別訪問をはじめとした1人1人とのふれあい
2、情報公開
3、 双方向政治 
2、3は今の町田に最も求められる物の1つ!それは議員が常に活動し続けた事により突き止めたものであると思う。
(ア) インターネットの最大活用 ご存知の通り情報公開、双方向政治を実現する為、議員の得意とする分野である
4、 吉田議員と同じく成瀬を地盤とする前自民党議員の引退 
非常に近くに隣あわせる議員の引退でした

 今回の得票が伸びた直接の原因とすれば前自民党議員の引退によりその票が流れたものが大きいと思われる。しかし、やはりここでも日々の活動が活きる!いままで成瀬で見かけ、活動を見ていたであろう前議員の支持者が流れたであろう事は容易に想像できる。まさにチャンスを得、活かせたのである。日々のたゆまぬ努力によって。
 インターネットを利用したことについてはそれ単体について効果はわずかであると思います。ただHPを充実させていれば当選するわけもなく、あくまでも日々の活動があってこその多くの人に知られる議員の看板となっています。
余談だが企業の熟練した人事担当者の言葉が思い出される。資格を持ってくる就職希望者、もちろんその資格を持てば有利である。しかし、その資格自体ではなく資格を採る為の努力、その成果を評価する!資格は実社会において役に立つかといってそうではなく、実践が第一である。その努力こそが実社会において活きるのである。インターネットも同じ。活用するにおいての実践、そして今における情報開示、双方向政治の実現までのその努力が今回の結果なのである。

次回はいままでを振り返った上でこれからの議員の方向性などについて考えを述べたいと思う。個人的な予想だが次回の選挙を考えると吉田議員の順位、得票は下がると思う。

● 吉田
 今回も、水口さんが選挙戦について書いてくれました。
 おおむね、その意見を尊重するとして、最後の結論に至った経過で、私自身が疑問をいだき、今後の活動にも関係することなので、私の意見を添え、閲覧者の判断材料としたい。

 その問題個所とするところは、 次の点です。
吉田議員と同じく成瀬を地盤とする前自民党議員の引退 
非常に近くに隣あわせる議員の引退でした

 今回の得票が伸びた直接の原因とすれば前自民党議員の引退によりその票が流れたものが大きいと思われる。しかし、やはりここでも日々の活動が活きる!いままで成瀬で見かけ、活動を見ていたであろう前議員の支持者が流れたであろう事は容易に想像できる。まさにチャンスを得、活かせたのである。日々のたゆまぬ努力によって。

 水口さんが、上記のように判断した理由がわかりません。それは、吉田の<成瀬方面での>活動に関して、水口さんがどのような取材をしたかということです。インターンと言うと、私がいつも言うように「内在的な調査」です。どのような判断や立場にたっても良いことですが、できるだけ、その問題個所を見てまわる。本人と同行する。そうした内在的な活動の状況下で、意見を書いてもらいたいと思います。私の意見は、厳しすぎる見解でしょうか?
 選挙の関係者は、そこでの選挙運動がどのように行われたか、知っていたはずです。決して、吉田が順調に活動を広めていたわけではないことを!また、吉田が今回の選挙で何処に重点を置いたかは、インターン生ならばわかるはずです。そのことが疑問であれば、インターン1期生に聞けばよく分かるでしょう。
 <おいおい、1期生がちゃんとレポートを出してくれないから、こうした見解が出てくるんですよ!忙しくて、レポートが出てこないのかなー。そうか、今ごろは、海外に出かけているのかな?でも、でも、時には後輩の書き込みを見てください>

1 水口さんの仮説について
 <そもそも、吉田は自民党支持層を対象にした投票か?>
 そもそも、吉田つとむに投票する人は自民党の支持層かどうか、という課題です。その点を、水口さんはアプリオリに自民党議員の引退=吉田への投票と見なしています。そうした見解は単なる仮説であって、もしそれを真実とするならば、そのことを合理的に説明する必要があります。

 <自民党候補の引退は、近隣で他にもあり!>
 例えで言うと、このような状況は、近隣でも他にも発生しました。個人名は書きにくいのですが、身近な自民党議員内でも発生しています。そこでは、投票に関して、吉田とはまったく異なった現象がおきました。すなわち、ほとんど得票が増加していないと言うことです。そこでの状況は、私以上に地道な活動を強化した動きがありました。実際の投票状況では、これらの立候補者が減少したエリアでは、ともに投票者人数が伸び悩んだり、投票率が大幅に減少しています。つまり、今までの支持層が、別の候補者に代って投票するのを嫌っているかの様相です。

 はたして、吉田はどのような「支持層」を対象にしたのか、どこの「エリア」で支持者を増やしたのか。自分なりに状況把握を行い、その分析をしています。ですが、独断的にならぬように、自己見解は示さず、他者の見解や意見に関してその見解を記述してみましょう。