● インターン体験記録 2001年1月    町田市議会議員 吉田つとむ
作成〜慶応義塾大学 総合政策学部2年 山口絵理子〜

自己紹介
私は小学4年生から政治家を目指し続けている。
当時、なんのために生きるのか、生きる目的とはなんなのか、幼いながらも考えることが多かった。
自分が幸せになるためだろう。いや、でもお母さんにもお父さんにも幸せになってほしい。お姉ちゃんも弟も、隣に住むおばちゃんも、、、、と考えているうちに私は「一人での多くの人のために働きたい」と考えるようになった。
できすぎた理由だと思われるかもしれないが、この頃の思いは10年以上経った今での私の心の根底にある。
今は政治の勉強をする中で「何をやりたいか」ではなく、「やらなくてはならないこと」
が山積の日本に対して使命感を勝手に感じている毎日でそれが現状のモチベーションを維持させている。
そんな中、11月24日に吉田議員の「はげます会」に出席し、吉田議員の政策に惹かれ、インターン活動を行うことを決意しました。今後は全て吸収するつもりで町田市のため、吉田議員のため、自分のために頑張りたいと思う。
<当初のものと同じものを使用しています>
1月2日





「議会レポート」用記事
〜慶応義塾大学 総合政策学部2年 山口絵理子〜

<山口さん文章>
第4回定例会にて、吉田議員は測量業務委託問題について質問した。入札が特定業者の意向を受けた不正なものではないか、というものだ。行政側の「入札の改善」という結果に終わったが、きちんとした原因追求と説明責任なくして真の改善はありえない。もし市民の側にも、不正への挑戦という意志があれば市民の声は政治家に届き、議会に届き、「入札の改善」で終わる事はなかったと思う。多くは自分一人だけじゃ何も変わらないと感じているかもしれない。しかし一人の市民の力に限界があるように一人の政治家にも限界がある。戦っている政治家がいるのだから。(幸運にも!) 政治なんて別世界だという悲観を捨て、自らが主役であるという自覚のもと、政治という土壌に積極的に飛び込んでいこう。そして政治家はそうした市民の政治的な力へアクセルする機会を広げること、そして市民の社会的な力を政治的な力へ変化させる後押しに徹するべきだ。それが真の民主主義ではないだろうか。インターン生活から主体的市民とは何か、学んでいる。
● 吉田
 この記事は、紙ベースの「議会レポート」に掲載予定のものです。言うまでもなく,この文章をかいた山口絵理子さん(慶應大総合政策学部2年生――政治家希望者の場合、このように経歴などを書きます。通常のインターン生の場合はこうした学校名は、大半書かないのが通常です)は、インターネットを通じて,わたしのHP記事(インターン体験記)をみて、インターンを希望してきた学生です。
 この日の質問は、なんどか記事に取り上げてきたことですが,久しぶりに理事者を問い詰める内容のものでした。本来は、山口さんが言うように、「入札が特定業者の意向を受けた不正なものではないか」と言うことを真正面からただせたら、もっとセンセーショナルなものであったろう。現実には、資格がある業者(市内業者)を指名にいることを見落としていた!と言うことで決着を見た。助役が答え、市長が答え,最後は部長が答弁したことで決着させたが、質問・答弁回数も合計で10回を越えたのではないだろうか。本会議のやり取りでは極めて珍しいことでした。実際に他市では,本会議答弁を2−3回に制限している多いのがようです。
 あとは、山口さんは大変難しい言い回しと用語を使っています。まるで、昔の自分を見ているようです。(失礼)山口さんは長期のインターンを希望しています。もちろん、一般のインターン生に比べると,回数や時簡に限りある設定ですが,ロングランできてくれるならば、きっと議員がどのようなものものか、きっと内在的につかんでくれると思います。