インターン記録レポート インターン初日
   町田市議会議員 吉田つとむ    2002/2/5作成
山梨 紀子  2月1日(金)晴天。
主要研究項目

 記 事
インターン初日

コメント
◎ 山梨さん 
 2月1日(金)晴天。インターン初日。
 朝9時半、成瀬に到着。事務所に行く道すがら、吉田つとむポスターをそこここで見かける。もしも山梨紀子ポスターが、こんな風に町中に貼ってあったら、さぞかし恥ずかしいことだろうと思う。人々に顔と名前を知ってもらうために、街頭ポスターは必要不可欠だとは思いますが、最初は少し抵抗というか、恥ずかしい気持ちなどはありませんでしたか?
● 吉田
 そうですね、自分のポスターが自宅のそばにたち並んでいたら、まずは気恥ずかしいというのが当たり前のことです。自分の顔が入ったポスターを最初に貼ったのは、今から15年前の町田市の引っ越してきた時のことです。その時は、自分自身が貼ったポスターですが、本当に恥ずかしい気持ちでした。今はそんな初々しさをなくしているかも知れません。他の議員は、どんな気持ちなのでしょうか?ちなみに、現在、巷あふれているものは大半が政党の演説会ポスターといます。まれに、個人政治家のポスターが掲示されていますが、そうしたものは期間的に全面的に禁止されているものです。

◎ 山梨さん 
 ところで看板屋さんの奥さん曰く、昔、ウグイス嬢は高校生がアルバイトでやっていたそうですが、「選挙活動を20歳以下はやってはいけない」と聞きました。昔は平気だったんですか?
● 吉田
 昔は、寛大な時代で、いろいろなケースがあったのかもしれません。最近では、アルバイトのウグイス嬢が未成年のため、公選法の問題になったことがあります。アルバイトではなく無給であっても、未成年の参加は前提的な分野に限ったものと考えています。ただし、インターン生の見学範囲は、大いに機会を作ったほうが良いでしょう.

◎ 山梨さん 
 午後、ポスティング。町田市議会情報を配ってまわる。自分の足で一軒ずつ歩いてまわることで、町の人々に挨拶をし、自分をアピールすることがひそかな狙いなのだという。
 地道かつ地味な作業かもしれないが、なかなかしんどいものである。上り坂や階段も多いので、足腰は丈夫でないとできない。犬を飼っている家が多いので、吠え掛かってくる犬に怯えていてはいけない。最近の子供はクールになってきているので、挨拶をしても素っ気無い子供たちにいちいち苛立っていてはいけない。私が本当に大変だと思ったことは、合う人みんなに「こんにちは。吉田つとむです。」と挨拶をすることだ。他人とは口をきかない近頃の風潮に逆らい、こうして会う人会う人声をかけるというのは、とても勇気の要ることだと思った。声をかけて、「頑張って下さい」など、それなりの反応が返ってくれば嬉しいが、無視されたりするとやるせない気分になりそうだ。
● 吉田
 自分で発行する議会情報の報告は、「議会レポート」と名づけています。それを年に4回、議会の終了ごとに配り、少なくとも町内は全部を自分の手で配ります。実際には、このレポートを配布しても、大半の人から無視をされています。ただし、政治家はそんなことを気にするのでなく、「いつも、読んでいますよ」と言われて感動できるのがその特徴だと思います。

◎ 山梨さん 
 ところでそんな吉田さんも、町中全ての人に声をかけているというわけではなく、子供やその親の世代、高校生にはまんべんなくぬかりなく挨拶をしていましたが、20代の青年とすれ違ったときと、腰の曲がったおばあさんとすれ違ったときに、何故か挨拶をしていなかったのですが、私の記憶する中ではその2回だけですが、あの時挨拶をしなかったのは単にタイミングの問題ですか?それとも挨拶しても反応なさそうだなと判断したためで
すか?
● 吉田
 うーん、自分では満遍なく話し掛けているつもりですが、山梨さんには、そのように映ったのでしょうか。ただし、20歳代の世代には、少し弱いところがあるかも知れません。

◎ 山梨さん 
 吉田さんはポスティング方法にこだわりをお持ちで、チラシはなるべく折り曲げず、ポストの奥まで入れるのが吉田流のようである。その対極にあるのが、宅配ピザ屋などのよくやる、チラシをわざと(?)外から見えるようはみ出して入れる方法である。ポストを開ける側の気持ちになってみるとやはり、ポストの中にきれいに収まってくれている方が(吉田流の方が)気持ちもよいだろう。細かいことではあるが、少しでもマイナスイメージを抱かせないためには必要なことなのかもしれない。
● 吉田
 そうです。吉田流は、宅配ピザ屋さん(そうしていない店舗には失礼だが)みたいにはいかないのです。議員歴8年の吉田は、年に4回、合計で16回の議会レポートをそのように配布し続けています。そうした方法を住民の皆さんがどのように考えるか、政治活動の決算書というべきものでしょう。



インターン記録レポート インターン2日目
    町田市議会議員 吉田つとむ    2002/2/5作成
山梨 紀子  3日(日)雨天。節分
主要研究項目

◎ 山梨さん 
 朝、JR横浜線町田駅で、各駅に乗ったつもりが快速だったらしく、長津田とかいう駅に降り立つ。おかげで事務所到着予定時刻10時を過ぎてしまった。以後気をつけます。
 昼食(出前そば)後、吉田夫人、先輩インターンの村上さんと私の三人で町田に買い物。ウグイス嬢さん達のユニホームを買うため。駅前などにはもう、選挙ポスター掲示用看板が設置されていた。あの看板には、番号がふってあって、自分の好きな場所に貼れるとか、早いもん勝ちで貼れるとかいうわけではないようですが、看板の中でも人目につきやすい位置、見栄えのいい位置があると思うんですけど、ポスターを貼る場所は、くじ引きなどで決めるんですか?一番下の列とかは目につきにくいし、どうせなら自分のポスターは上の列にあったほうが気分もいいと思うんですけど。
● 吉田
 JR線成瀬駅は、快速が停まらないのです。わたしも間違えて、快速で長津田まで行った事があります。
 ウグイス嬢さんのユニホームが揃ったのですね、山梨さんは未成年ですので、その次期に宣伝カーに乗ることは無いのですが、その雰囲気は是非見てください。
 看板の位置のことが書いてありましたが、そうしたものは全て抽選です。場所については、運次第といえますが、運がつかなくても悪い結果は出さないようにする。これが、全て日ごろの活動といえるのでしょう。

インターン記録レポート 集約
   町田市議会議員 吉田つとむ    2002/2/24作成
山梨 紀子  

2月5日(火)うす曇時々雨。
◎ 山梨さん
 稲垣まさよしさんの所のインターン生3人組が手伝いに来る。午後、ファッションの展示をする部屋の壁紙貼りをする。始めのうちは3人くらいでやっていたのが、なかなか大変な作業なため、時間の経過とともに参加人数は増していった。「壁紙を貼る」と、言うまでは簡単だがしかしながら、それをやるのは非常に大変な作業だった。まず壁紙をそのまま画びょうで貼ろうと思いきや、画びょうは壁紙の重さに耐えきれず破れ落ちてしまう事が判明。知恵を振り絞った挙句、先に両面テープで貼ってから画びょうでとめるという方法を思いつき、成功。その後、順調に壁紙を貼っていたが、途中で最初に使っていた壁
紙の一巻きがなくなったので、もう一巻きの壁紙を広げてみて最初のと微妙に色と模様が違う事に仰天。結局貼った所を少しはがして張り替えたが、なかなかの手間であった。
 今日の作業はあたかも学園祭の準備のようであった。雑用の極地と言っても過言ではあるまい。でも、明治大学は学園祭が無いのでこんな学園祭的作業ができるのもこれが最後かもしれないなどと思うと寂しいような気がしないでもない。
● 吉田
 吉田つとむの後援会本部事務所は、大変に広い場所でした。そこで、なにか見て楽しい、聞いてために成るものはないか、そうした考えで事務所創りを進めました。
 そのために、最初の時期に事務所を訪ねた人は、大掛かりな作業をするはめになりました。(私がさせてのでしょうが、・・・・)
 学園祭の準備の気分、のり!でやってもらい、大助かりでした。明大では今も学園祭が行われていないのですか、その代わりの一部になったのであれば、けがの功名です。
 24日の昼、その大河作品と展示品の数々も、撤去してしまいました。その企画をした本人としては、なんともいえない寂しい気持ちですが、これまた次の準備のためです。事務所のホールは、選挙事務所の風に装いを変えました。その作業は、後援者の皆さんの協力でした。明日、その会場を見てみると、以前までと全く、その光景が変わっていると思いますよ。

◎ 山梨さん
 ところで吉田さんは本名「吉田勉」なのに、何故選挙では「吉田つとむ」なんですか。
選挙ポスターを見ると、名前もしくは名字が平仮名になっている人は以前からよく見かけていて、疑問に思っていた事です。I-CASの議員インターンシップ参加議員でも、かなり多くの議員が平仮名を使用しています。これに対し、私が考えた理由を挙げると、
@読み間違いを防ぐため
「勉」を「べん」と読まれるのを防ぐため
A見栄え
「吉田勉」を「吉田つとむ」に変える事で親しみやすい雰囲気を醸し出すねらい
B縁起担ぎ
 姓名判断などで画数を調整したりするために名前や名字を平仮名にした

 私が思いつく理由は以上の3点ですが、このうちのどれかですかもしくは別の理由ですか。いずれにせよ、選挙において名前は覚え易さや親しみ易さなどの面から、非常に重要な要素だと思います。ところで、選挙に出るとき本名とは違う名前で出ることは可能なのですか。
● 吉田
 理由は、第2のものです。選挙では、「勉」が「べん」とかかれてもかまいません。実際には、その方が親しみ深いかもしれません。現に、市長候補の井上勉さんは、「ベンちゃん」という愛称ですね。
 また、本名と違う名前で選挙に出る事は可能か?と言う問いかけですが、今回の市議選では、芸名で立候補している候補者の人もいますよ。よく、選挙広報を見てください。

2月12日(火)晴天。
 ◎ 山梨さん
 今日もまさに学園祭的作業だった。
 午前中はコンビニで過ごした。展示用のファッションショー関連記事を拡大コピーするためである。最初、ほんの小さな新聞記事や写真を、縦60、横90cmの板に貼るくらいの大きさに拡大するなんて無謀だと思っていたが、最終的にはその大きさに拡大できたものの、案の定拡大しすぎで粒子が粗く、近寄ってみると何が写っているのかよく分からない写真になってしまい、やはりある意味無謀であった。7枚もの写真を拡大するのにコピー代は約千円、時間は約一時間半もかかってしまった。得したことと言えば拡大コピーが得意になったという事くらいであろうか。
 昼食(餃子と炒飯)後、先ほど拡大したコピー写真を板に貼りつける作業。最初、木の板にそのまま貼りつけていたのを、奥さんの提案で板に模造紙を貼ってから貼るという方法に転換。なかなか大変だったが、山口拓さんの所のインターン生がいてくれたおかげで、なんとか出来あがった。
 ところで今回の、選挙事務所にファッション展示の部屋を作るという事に対しては反対する声もあったようですが、どんな感じの非難だったのですか。私は一遍通りの選挙事務所より、絵を飾ったりファッション展示コーナーを設けたりしている事務所の方が面白いとは思う。でも、吉田さん自身「字や絵は苦手、手先は不器用」と宣言しつつ、その吉田さんの苦手分野をふんだんに盛り込んだ事務所作りを企てようというのはどうかと思った。壁に描かれた町田の絵地図や、展示コーナーなどは、多くの人達のおかげで完成したが、選挙というのは本当に沢山の人の助けが必要だということが分かった。ということは議員を志す人は皆、人望があり、頼みごとの上手な人でなければならないと言えよう。
● 吉田
 意味があったか、なかったか。
 実際にその作品が配置された状態ではどのように感じましたか。拡大コピーの粒子が粗いこともさほど気にならない程度に思いませんでしたか。今回の企画では、一人二人の参加では出来なかったことでしょう。無駄なエネルギーであったか、それとも潤いのある事務所であったか、結果の一つの答えはもうじき、2時間後くらいには出ることでしょう.

 吉田は苦手をたくさんももっていますが、商品ディスプレーは20歳代ではやっていました。仕事柄、コーデイネイトも本職と言ってよいとおもいます。我々は、自分が自力で何事も手がけるより、大勢の人に手伝ってもらう方法を編み出すことだと思います。そこに出来上がった作品はすばらしいの一言に尽きるものでした。山梨さんもそうおもいませんでしたか。字にも自信を持つ山梨さんの作業がなにより、役に立ちました。

 ◎ 山梨さん
 今日でインターン4日目であるが、吉田さんが吉田夫人に髪型の乱れを指摘されているところを、今まで2回も目撃した。市議会議員候補として少なくとも町田市内においては、少しでもマイナスイメージを抱かれないようにしなければならない。まあ頭髪が少し乱れているくらい大した問題ではないかもしれないが、身だしなみは重要だ。奥さんは本当に気のつく立派な方だ。選挙は、吉田さん本人も色々と忙しく大変なのは勿論だが、奥さんもかなり忙しく、大変なようだ。政治家にとって、奥さんが立派であるという要素は、ものすごく重要なことだと言えるかもしれない。「議員の妻」の偉大さを知ると共に、政
治家とは結婚するまいと心に誓った。
 ● 吉田
 山梨さんの文章を読むと、吉田が妻に頭が上がらない風に読み取れます。実際は、決してそうだとはいえません。自立を主張している吉田つとむですので、自分でもそれなりに考えています。ファッションを語る割には、吉田は身だしなみに気をつけていないのかもしれません。
 山梨さんは、議員の妻にはなりませんか!では、山梨さんが議員になることはあるのでしょうか?

2月14日(木)曇天。
◎ 山梨さん
 疲れた。そして眠い。今日の率直な感想はこれに尽きる。
 午前中はファッション展示コーナーの舞台に色画用紙を「ファッションショービデオ上映中」と切り抜いて貼る作業。地味。
 昼食(ハンバーグ弁当)後、吉田さんと車でポスターはがし。地道。これはポスティングを上回る面倒臭い作業だった。支援者宅に貼らせて頂いているポスターをはがすだけでなくそのお宅を訪問し挨拶し、お礼状を届けてまわったのだが、寒風吹きすさぶ中、何十枚ものポスターをはがしてまわるのは大変だった。そして何より町田には犬が多い。訪問した何軒かのお宅にも犬がいて、わけもなく吠えかかってくるのがやたらと多くて困った。
● 吉田
 地味と地道。特に、ポスター剥がしは、山梨さんをして、ポスティングを上回る面倒くささを感じさせる仕事だったようでした。そのポスターは、吉田と地元の伊藤代議士が弁士となり、自民党の事務所で演説を行うものです。その演説会の時期が過ぎれば、そのポスターを剥がすのは当然のことなのです。ですが、その日は気温も低く、風の強い日でした。また、都心からきた山梨さんにとって、(犬が苦手な)飼い犬の多さに驚きだったようでした。

◎ 山梨さん
 はがし終えたポスターやらそれを貼る為の板やらは今日の分だけでもかなりの量で、資源の無駄だと思えてならなかった。全国的に選挙ポスターを廃止すれば、貼る手間もはがす手間もはぶける上、資源の無駄にもならないのではないか。
 ところで今日回収したポスターで、私が見たところでは、落書きされているものは無かったですがポスターに落書きをすると捕まるという話を聞いたことがあるのですが本当でしょうか。また、今まで自分のポスターに落書きをされたことはありますか。私はもし、ポスターの自分の顔に落書きがされていたらさぞかし悲しかろうと思った。吉田さんは自分のポスターを踏むのでさえ抵抗を感じているようだった。
 その後、高ヶ坂ふれあいセンターに行く。事前に聞いていた通り、お年寄りだらけだった。少子高齢化を肌で感じた。井上勉さんの前説を吉田さんがつとめていた。25分くらい延々と喋り続けていた。私の隣のおじいさんは寝ていた。それにつられて私も眠くなった。アドリブでよくこんなに喋れるものだと思った。私だったら5分と持たないだろう。吉田さんは、話し上手というのは人を笑わせることが出来る人だと仰っていたが、同感である。無理に笑いをとろうとして失敗しては逆効果なうえ、「おやじギャグ」と捉えられ、けむたがられる危険性も高い。かといってただ自己満足で喋り続けるのもよくないし、悩
ましい限りだと思った。多くの人に向けて自分の考えを述べ、かつ人をひきつけるということは、本当に難しいことだと思う。
● 吉田
 確かに、政治ポスターを撤廃すると、手間が省け、省資源につながるでしょう。これが政治に建前と言うものかもしれません。実際には、ポスターを貼らずに、済ませた政治家・政党もあります。自民党の場合は、大半の議員は割り当て数を守っていたようです。むしろ、枚数を極端に多くした候補は得票が伸びないか、落選しました。
 ポスターには自分の顔写真が印刷されており、粗末にされると悲しくなります。選挙の公営掲示板のポスターにいたずらすると、逮捕され罰せられます。通常のポスターもむやみにいたずらすると逮捕されますし、現にそうした事例もあります。
 夜の部の日程は、いわゆる「市政懇談会」と言われるものです。演説会に来る人というのは、自民党系の場合、特に高齢者が多いんです。そのこと自体が、少子高齢者の現象を示しているとは思えません。
 吉田は前座を務めて、延々と話すことになりました。主役が登場する以前は、私のような人物が当然務めることです。そうした際に、皆さんに満足行く話をとなると、なかなか困難です。聴衆は、みな眠たくなって当然でしょう。

2月18日(月)晴天時々曇り。
◎ 山梨さん
 今日はやはり選挙期間中ということもあり、いつもと雰囲気がやや違った。まずダルマに片目が入っていた。そして手伝いの方々が沢山いた。
 私の今日の仕事は葉書書きと電話かけだった。町田の名簿に載っている家一軒一軒に、吉田つとむをどうぞよろしくというような内容の電話をかけた。激励してくださる方もいれば、素っ気無い人もいたりで感じの良い人悪い人様々だったが、幸い特別嫌な感じの人はいなかった。
● 吉田
 体験的に、そうした活動をしてもらったものでした。葉書を書く、電話をかけるのも必要なアプローチでしょう。そうした中で、それぞれの印象をつかんでもらうのが最良です。実際には、インターン生には選挙を知ってもらうのではなく、当選した暁の議会での活動を見ルkとが仕事になるでしょう。

◎ 山梨さん
 今日の時点で思ったのは、例のファッション展示部屋は果たして意味があったのだろうかということだ。第三者があの部屋に入って見て、吉田さんが町田をファッションの町にしようという政策を掲げているのだなということが理解できるとは言い難いと思った。
● 吉田
 吉田がもっとも力を入れていたのは、町田市を産業とビジネスの都市にすることです。そうした産業として、ファッション産業の育成を提唱しました。そこで、自分の事務所にもそれなりの装飾を加えた次第です。リフォームから発展した店舗、藍染めの新製品に取り組む障害者事業、独自にファションショー企画するグループ展示などを構想しました。最終的には、子ども対象の品々も加え、実際の趣旨ほどのスタイルにはならなかったのでしょう。ですが、吉田は自分なりに気に入った構成でした。

2月21日(木)晴れ。2月のわりに温暖。
◎ 山梨さん
 今日は電話かけに勤しんだ一日。実は以前から、電話オペレーターなどの、電話を用いたアルバイトをやってみたくてしょうがなかったのだが、実際電話かけを一日やってみて、その気持ちも薄れた。電話は顔が見えないだけあって受け手としては都合が良い。こっちが名乗るや否や切ってしまう人や、何故か黙りこくっている人など。また、返事は快く聞こえても、真意は分からないものだ。確かにこういう電話が煩わしいのはよく分かる。
私も家にこういう電話があって、いざ受けるとなると適当に聞いて、「はい」を連発してすぐ切ってしまう。しかし今回電話をかけて、「ご苦労様です」や「頑張って下さい」等のご声援をいただくとなんとも嬉しいものである。今後こういう電話があった時にはこうした一声をかけてあげたいと思った。
 今日、ある方がファッション展示部屋について、「あの売店みたいな部屋は何?」と言っていた。なので、軽く説明しておいたが、やはりあの部屋の存在に疑問を持つ人は多いようだ。やっぱりな…と思った。不評というほどではないが絶賛とは決して言えませんね。
● 吉田
 山梨さんは、電話懸けをやってみて、そこ前色々考えてれました。
 例のファッション展示部屋について、再度書かれましたね。吉田H自分では大いに気いっており、表の町田市の絵地図とあわせて、あれこそ吉田らしいと考えていました。

◎ 山梨さん
 昼食(御飯、関西風みそ汁、煮物)中、後援者やお手伝いの方々の会話で、「吉田さんはホームページでは非常にいい事を言っている。評価が高いのもうなずける。」と評価されていた。私はまだホームページを読んだことがないので是非今度読んでみようと思った。あと、「吉田さんは本当に真面目だね。何が楽しいんだろうって言うくらい真面目だね。」との評価もあったのですが、代弁して私がお尋ねしますが、実のところ、一体何が楽しいんでしょうか。
● 吉田
 吉田の楽しみは、自分が大勢の後援者の皆さんに取り囲まれることです。議会での希望では、大勢のインターンの皆さんが政治の勉強にいそしんでくれ、将来的には、吉田議員インターンの卒業生同士で、結婚まで至りつくことです。その仲人をするのが夢です。

◎ 山梨さん
 事務所までの道や、事務所にいる間、選挙カーを何台も見かけた。今までうるさい代物としか思えなかった選挙カーだが、実際携わっている人々を目の当たりにすると、今後選挙カーとすれ違う時には手ぐらい振ろうかという気持ちになった。
● 吉田
 山梨さんには、身近に政治や選挙を感じてもらえたようです。是非、選挙カーには手を振ってあげてください.