●  7期生インターンまとめ 
市議会議員 吉田つとむ
2002・春
 学生を議員インターン生として受け入れるようになって、7回目となりました。I-CASと言うグループに参加しての企画が大半です。今回の時期は、議員とって4年に1回の選挙を向かえる時期でしたが、前場俊文さん(大学2年生)と、山梨紀子さん(大学1年生)という二人の学生が来てくれました。
 どんな学生であったかは、毎回のレポートでそれぞれの学生の考えが窺い知れるところです。特に、今回は選挙の時期にあったっていたので、このインターン体験記に、吉田の妻がたびたび登場してます。吉田とインターン学生のみの時期の吉田つとむと、「妻」が登場した時の本人とはいささか違った様相をしめしているようです。その詳細は、実際の体験記をご覧下さい。
 さて、今回の二人は、「話すより書くのが得意」いと言うタイプでした。しっかり見て、細かくメモル(記憶する)のが特徴で、ルポライター風の文章を書いてくれました。選挙選を振り返る意味で、貴重な資料になっていると思います。

 二人のインターン体験では、なぜか、体験日がほとんど異なっていました。せっかく二人揃っていたので、それぞれの視点から、議員の活動を見て欲しかったのですが、同じ「光景」が記されていることは少なくなっています。しかし、選挙の時期には、先輩インターンも揃い踏みの時期もあり、そうした先輩をそれぞれにどのように観察したかも興味あることでした。

 3月に入っての体験記は提出が遅れているため、議会開催内容の記事は、4月20日時点ではそろっていません。再度の記事を準備しましょう。


議員インターンシップ2002春事後アンケート原稿(I-CASに提出したもの)

議員氏名 吉田 勉(ヨシダ ツトム)

<未記載:準備中>



インターン生はバイトにあらず!
町田市議会議員 吉田 つとむ

 今回の二人のインターン生は、まともに私の改選の時期にあたりました。我々議員にとっては最も重要な4年に一度の時期ですし、インターン生にとっても貴重な体験であったでしょう!おかげ様で、3期目にして初めて上位当選を果たすことが出来ました。

 さて、その時期は議会に出向くことはほとんど無く、(選挙)事務所の開設から、選挙終了までに、インターン生にとって、全てが「選挙漬け」であったと思います。そうした活動の総体は、選挙が単なる「お願いの行為」でなく、政治家が金儲けの仕事でないことも示せたと自負しています。

 リーフレットを始めとする印刷物の記述や、ネットで相互発信する「意見や活動報告」に自分の特徴を出しました。特に、事務所も一般的な選挙事務所と違い、大きな絵を描いたり、ファション用品を持ち込んだり、その装飾展示作業に数日間もかけました。インターン生の前場さんと山梨さんに、<吉田は意味も無いことに夢中になる>の印象をもたれたことでしょう。さらに、「自民党公認でありながら、企業団体の推薦を一切断る」、「事務所に政治家の応援ため書きは掲示しない」、「名刺は一切持たない」、「駅頭の朝だちは一人でやる」等などの立場を示しました。私は、選挙は勝てばよいというあり方でなく、こだわりを持って戦いに望むと言う姿を見せたかった次第です。しかし、それがどの程度に、インターン生に受け止められたかは不明です。そうした意味では、皆さんに他の選挙事務所を見て廻り、「事務所比較」をしてあげればもっと理解を共有できたでしょう。

 時期的なものもあり、二人には「選挙の撤収と整理」に随分とかかわってもらいました。少なくとも、選挙には準備と後片付けがあるということは、いやと言うほどよく理解できたでしょう。特に、その分野で活躍と言うか、誰もいなくなったところで黙々と作業にいそしんでくれたのは、得がたい存在でした。政治家の活動は地味なもの!という私の宣言に、「今日も雑務」と「返歌」で対応する山梨さん。「インターンは無給で、ウグイス嬢はこんなにアルバイト代をもらえるの?」と謎懸けを示すなどの前場さん、共に「文才」を発揮したお二人さんでした。

 結果、私は今期の議会で、光栄の「議会運営委員長」に就任しました。また、二人揃って傍聴席に迎えて、33回目の本会議一般質問を出来たことに感謝を表したいと思います。

 またの再会を楽しみに!   (以上-I-CASに提出した体験記の報告文を引用した)