インターン記録レポート 川戸 裕美子 第4日目
町田市議会議員 吉田つとむ    2003/8/8 作成
 川戸 裕美子 3年 2003/8/6 到着
主要研究項目
 インターン感想文 2(平成15年8月5日)
  記 事 

<見だし>
● 川戸裕美子さんのレポート
● 吉田つとむの回答

● 川戸裕美子さんのレポート
インターンシップ 第4日目(H15 8.5)レポート
                      川戸 裕美子

 今日は、吉田さんのもとで以前インターンをされていたMさんという方にお会いしました。(ここでは御本人の了解を得ていないので本名は控えさせていただきます。)Mさんは今年新卒で国家公務員として採用され、春から霞ヶ関で働いています。吉田さんは久しぶりにMさんと再会したようで、「働き始めると雰囲気が変わるもんだね」と漏らしていました。当初は国会見学も当日の予定の中に組まれていましたが、今年の5月にたまたま国会を見学する機会があったので、結局見学自体はなくなりました。

 さてMさんとお会いすることになった事の発端ですが、私が公務員志望であったからです。実際試験に合格し、公務員として働いている方のお話を直接聞くという機会は本当に貴重です。Mさんはお昼に時間をとれるということだったので、昼食をとりながらお話を聞きました。Mさんは"今自分にできること"、"これはしておいたほうがいい"ことなどを自らの経験をもとに話してくれました。今年採用されたばかりというMさんのアドバイスは、今の私にとってまさにタイムリーなものでした。Mさん、今日はわざわざ時間を割いていただきありがとうございました。

 ところで、先日にも先輩インターン生の方とお話する機会がありました。Kさんは吉田さんがインターン生を受け入れはじめた初期の頃のインターン生だということです。現在は市役所に勤務されて3年目になるそうです。Kさんもお昼休みの時間を割いていただき、昼食をとりながら公務員の仕事について尋ねたりアドバイスをもらったりしました。

 このようにKさん、Mさん両方のお話を聞く機会に恵まれたので地方公務員と国家公務員の違いを発見できたりもしました。お二人からは公務員の良いところもあまり良くないと感じるところも教えていただきましたが、いずれにせよ自分の仕事に誇りをもって働いている様子が伝わってきました。このような機会に恵まれるのもインターン生の特権でしょうか。とにかく、吉田さんには感謝の一言に尽きます。


● 吉田つとむの回答

 インターン生を先輩の仕事先に引率するのは、私にとってインターンシップカリキュラムの一環です。特に、比較的参加日程が多い新人インターン生には、優先的にその配慮をしています。

 議会や議員の活動を通じて、政治や社会を知る行動は、通常のインターンシップの中に含まれていますが、私自身では世代的に教えられない事柄が数多くあります。また仕事柄、後援者に公務員の人はいないので、後援者の人にその説明をしてもらうわけにはいきません。そこで、そうした話ができる先輩インターン生の出番となります。

 そうした意味では、議員活動=3期10年、インターンシップの経験(6年目)が、さまざまのインターン生にとって、先輩学生を各分野で見出すことができる条件が深まってきました。しかし、吉田つとむの関係では、政治家希望者が少なく、その見本では先輩インターン生の話を聞くのはなかなか困難と言えます。

 このようにして、先輩インターン生のところに訪問してみると、自分でもびっくりすることがあります。それは、学生のときの顔と社会人になってからの顔つきが、まったく変わることです。

インターンシップで私のところに来る学生は、全員が勉強大好きというタイプです。しかし、人との話は、決して全員が得意と言うわけではありません。いや、むしろ、どちらかと言うと、人との会話が少し苦手だと言う学生が多く集まります。

<注記> 川戸さんの文にある新卒採用の国家公務員のMさんというのは、本年に参議院の職員となった元インターン生の村上直子さんです。ご本人の村上直子さんに、実名記載の確認をしました。インターン生の先輩訪問記として、よりリアル性を高めたいと考えたためです。その村上さんが、自分のインターン体験、就職活動体験を後輩の川戸裕美子さんに優しく説明してくれました。元のインターン生は時として、こうした後輩インターン生の面倒を見ることになります。その日は、昼食まで村上さんのお世話になり、国会の議員食堂(議員会館でなく、国会議事堂内にあり、見学者も入ることができる場所です)で食事をいただきました。
 昭和50年台に、参議院議員の木本平八郎(八木大介)氏の第一秘書として、永田町で活動していた私にとって、二十年ぶりの国会内食堂での昼食でした。
 
<追記> 川戸さんが、出向いたところは霞ヶ関と異なっており、そこは国会という立法府でした。その立法府(参議院、衆議院)は、永田町にあります。そのため、一般に永田町は「政治」の代名詞にもなっています。町田市に例をとると、町田市役所の中に町田市議会は存在しますが、その両者は別物です。他の自治体では、行政棟と議会棟は別の建物となっています。

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