インターン記録レポート 川戸 裕美子 第19日目
町田市議会議員 吉田つとむ    2003/9/30  作成
 川戸 裕美子 3年 2003/9/26  到着
主要研究項目
 インターン感想文 (平成15年9月26日)
  記 事 議員の自主的な勉強会

<見だし>
● 川戸裕美子さんのレポート
● 吉田つとむの回答

インターンシップ 第19日目(H15 9.26)レポート
                        川戸 裕美子

 夏休みも終わり、いよいよ大学も後期の授業がスタートしました。約2ヶ月間のインターンは、実質上、今日をもって終了となります。

● 川戸裕美子さん
 今日は4時から、学陽書房の方とお会いしました。ご存知の方も多いと思いますが、吉田さんが本(「地方議員のための支持者をふやすホームページの鉄則」)を出版された際の出版元の会社です。今日出版社の方とお会いしたのは、出版後から現時点まで本が何冊売れているかという現況の報告を聞くためでした。そして今後の本の宣伝方法をどうするかについて話し合い、これが一段落すると、最近の“情報交換”が行われました。ここで言う“情報交換”とは一般に言う“世間話”という意味で使っていますが、私はどうも、政治家がする世間話は互いの持つ“情報交換”をしているように聞こえてなりません。そもそも普段の生活それ自体が政治と関わっているので、当然と言えば当然ですが、一般の私からするとこのような感覚を持ちます。
● 吉田つとむ
 オリジナルの原稿を書いて、それが本になって読者の目に触れる。感動的なことですが、現実にはなかなか大勢の人が手に取ってくれるかとなると、それはなかなか困難なことということが実感できます。もとより、今回の私の本の出版は、その学陽書房が発刊するもので、私自身には一切のリスクはありません。というと、責任がまったく伴わないようですが、完売してほしい、出来ることなら増刷までいって欲しい。これが著者の心境というものです。
 私自身が、さまざまのメディアにアプローチをかけました。中には、この本の内容や、著者としての私のことを対称にした、取材を受けたり、雑誌類の記事となったこともありました。そうした取材自身に、川戸さんが立ち会ったこともありました。最後の取材の結果は、今週中の専門紙に掲載される予定です。
 その他、議員の研修会日程、図書館情報などのさまざまの情報を、出版社の編集者に話しました。それでも、まだまだこの本の販売を広げるための努力が必要です。

● 川戸裕美子さん
  7時からは“成蹊セミナー”とう、有志の議員さんで行う勉強会の席に出席しました。この日のテーマは「高速道路の無料化論」についてです。山崎養世さんというこの分野においては大変著明な方を講師に迎え、お話を聞いた後にディスカッションという形式をとっていました。山崎さんは実際に数値を用いて説明をしていたので、具体的でわかりやすい内容となりました。現在、民主党がこれをマニフェストで大きく掲げていることからみれば、まさにタイムリーな話題であり、この話を踏まえて今後の「高速道路無料化論」がどう展開していくのかが大変気になるところです。
● 吉田つとむ
 その日の会合は、「東京ねっとわーく」という、東京都内の地方議員の自主的な勉強会の会合でした。これは現在、私が会長を務めているものです。

 テーマは、高速道路の無料化論というものでした。民主党が、そのマニュフェストでその実施を掲げるものですが、その政策の背景となった人物を講師にお招きした次第です。さて、この「高速道路無料化」の考えは、どのように広がっていくのでしょうか。川戸さんに限らず、こうした講演を直に聞いた人はほとんどいません。私にしても。大いに興味があることです。

● 川戸裕美子さん
 最後にこれまでのインターンを振り返ると、政治家の生活を間近に触れ、また多くの人との出会いによって、より広い視野から政治のこと、社会のことについて深く考えることができた2ヶ月間であったと思います。はじめは議員インターンシップということで、飽くまで政治の方に視線を追いがちでしたが、こうして振り返ると政治に関すること以外も含め、多くの経験をしたように思います。吉田さん、どうもありがとうございました。
● 吉田つとむ
 とかく、政治家=議員というと、「選挙」や「挨拶」が思い浮かぶと思いますが、時期的にもそのような側面はほとんどなかったというっても過言ではないでしょう。地方の議員の場合は、政治は日常の行動の中にあります。私は今日も昼食時に、国政上の不満をぶつけられていました。
 ですが、そうした行動こそが、自分にとっての情報源と考えています。日常生活のさまざまの体験が、いずれ自分の発言の源泉になり、自分が取り組むべき課題となります。
 私にとっても、この2ヶ月間は、楽しく、有意義な期間を過ごすことが出来ました。川戸さん、お元気で勉強に励んでください。
 そしてなによりも、川戸さんが来年の就職試験で合格できることを祈っております。

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