インターン記録レポート(2) 関屋友紀 市の公共施設見学

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/5 /23 作成
 関屋 友紀 2年生 2004/5/23 到着 
主要研究項目  質問作りの準備と、市の公共施設見学


インターンシップレポート(2) 2004年5月22日(土)
                              
● 関屋 友紀

 2回目のインターンシップは11時半に町田市役所という約束をしていた。わたしはまた早く着きすぎてしまったので、市役所への道の周りを探検しながら歩いた。市役所は土曜日でお休みだった。正面の入り口からは入れないので、夜間や休日用の通用口から吉田さんのお部屋に向かう。

 今回もわたしは吉田さんと色々なお話をした。インターンの先輩たちの就職活動や現在の仕事の話、町田市と横浜市は実はとても近くにあること、吉田さんが電子投票の見学に言った話など。そして、一般質問についても話をした。6月の議会での一般質問を書くことはわたしのインターンシップでの主要な仕事の1つだ。(前回のレポートではきちんと書かなかったけれど…)前回はどんなことを質問するのかテーマを決めたので、今回から資料を集めることになった。それを決めた後、吉田さんは書き物をしなければならなかったので、わたしはその間議会の会議記録を読んだ。また、吉田さんから自分の名前の入った名刺をいただいた。名刺を持つのは初めてなので、とても嬉しかった。

 午後からは色々な場所へ連れて行っていただいた。吉田さんの宣伝カーで移動した。まず、市役所の近くの高校の体育祭の練習を見学した。応援団の子達がくるくると元気に踊っているのを見て、高校時代を思い出した。吉田さんは高校生たちに気さくに話しかけていた。次に、図書館で一般質問についての資料を探した。図書館はとても大きく、たくさんの本があった。その後、市の施設とマンションが一緒に入っている大きなビルや、成人式も行われる大きな体育館にも行った。

 最後に吉田さんの後援会の会議を見学させていただいた。会議に参加していたのはみんな男の人だった。わたしは今まで男の人ばかりの所にいたことがないので、緊張してきょろきょろしていた。でも、みなさんが優しく話しかけてくださったので、少し緊張が解けた。初めて名刺を使って挨拶と自己紹介をしたが、なかなか上手く出来なかった。また、会議のはじめにお茶を出したのだが、普段緑茶を飲まないので渋くなってないか不安だった。これからはお茶ぐらい美味しく淹れられるよう練習しようと思う。

 今回のインターンでは色々な場所にお供させていただいたが、吉田さんの顔の広さと気さくさに驚いた。車に乗っていても、歩いていても、誰か知り合いに会い、挨拶やちょっとしたお話をしていた。地元を歩いていてもこんなに知り合いに会えるものではないと思う。また、町田市のいろんな場所を見ることが出来て面白かった。次回もどこかに出かけるそうなのでとても楽しみだ。

● 吉田つとむ

(一般的な前置き)
 東京都町田市と神奈川県は、地続きになっています。関東圏に済んでいる人でも、「町田市は、神奈川県と思っている人がいるほどです。その理由は、東京都内である町田市部分が、神奈川県部分に大きく食いこんでいること、鉄道の小田急や東急田園都市線が東京都心から、一度神奈川県を通って、町田市域に入り、さらに神奈川県を通るためです。もっとも、歴史を紐解くと町田市当たりは神奈川県であった、これが百数十年前の事実です。

 私が住んでいる「町田市成瀬が丘」から、横浜市の端っこまで、1kmほどの距離に過ぎません。新幹線の新横浜駅までは、JR横浜線でわずかに20分程度の距離となっています。横浜駅だって、30分少しで到着です。そうした意味では、成瀬から新宿・渋谷に出かけるより、横浜は遥かに近いのです。しかし、横浜に住んでいる人から見ると、町田市は遠いところにあるのでしょう。関屋さんには、ネットの電子地図でその距離間を示して確認してもらったところです。

(過去のインターン生の状況)
 このところ、大学4年生にとっては、就職活動の真っ最中の様です。すでに、その内定が出た学生、そうでない学生、あるいは公務員受験一本に絞って、これから以降に就職試験に接する学生とさまざまです。あるいは、弁護士などの資格取得の試験に取り組む学生もあります。私のところに来ていたインターン生も、その幾人もの学生がその時期にあたり、私にとても気になるところです。そうした中で、元のインターン生から「就職の内定が出た」というメーるが届き、その朗報に接すると、自分のことに様にうれしくなります。しかし、その時期にあたって、それらの学生の全員に内定が出たわけではありません。是非、これからの企業面接で、インターンの体験を活かし、自分の能力をアップさせてもらいたいと願っています。

 さて、関屋さん。インターン生には、毎回のこととして、議会の質問づくりをお願いしています。お願いと言うより、インターン研修のカリキュラムの一つとしています。その質問作成をするにあたり、先ずは議会の質問とはどのようなものか、時間の余裕を見て、例示的に従来の議事録でその感じをつかんでもらうことにしました。さらに、手元の資料が足りないと考え、町田市中央図書館に出向いて、それを補充する資料を探しました。図書館では、「レファレンス」の体制も含めて(関屋さんが持った印象のように、)ここは近隣で最大級の図書館です。

 この日は、時間に余裕があったため、インターン体験に必要な市内散策をしました。図書館に行ったのもその一つになります。「町田市民フォーラム」を見学したのは町田市の市民活動を見学する目的でしたが、その日はあまりその感触をつかめませんでした。そのほか少しの時間でしたが、市内にある都立高校の体育祭練習風景を見学しました。その高校では、前日に中間考査が終わり、応援団の出し物の練習をしていました。テストが終了したためか、ほっとした顔の生徒が目立っていました。その日は、「おなじみ」とまではいきませんが、私の顔を覚えている生徒も数人いてくれました。

 その後、町田市の総合体育館も参観しました。メインアリーナに入って見ましたが、大会はやっておらず、バレーボールなどの練習をやっているのみでした。ここには、サブアリーナ.柔道場、弓道場やトレーニング室などと、室内競技関係のスポーツが楽しめる施設が充実しています。

 さらに関屋さんに、その日の最終日程で、吉田つとむ後援会の会議を見学してもらいました。会場設営の後、参加者にお茶入れをお願いしましたが、(関屋さんが、普段「緑茶」を飲んでいないとは知りませんでしたが、)良くやってくれました。びっくりしたでしょうが、その会議の参加者は全員が叔父さんばかりでした。しかも、関屋さんのお父さんに比べて、遥かに年を重ねた人ばっかりで、どのように話して良いかもわかりづらかったと思います。しかし、丁寧に名刺を出しての挨拶が、とても良く出来ていました。こうした挨拶と言う所作は、就職試験の企業面接と同じ側面があると考え、自然に振舞える機会と成れば幸いです。

 その日の移動は、私の宣伝カーを用いました。というより、私にはその車しかありません。その車両に名前は入っていませんが、その特徴ある看板の色によって、吉田つとむが乗っていると判断してくれる人が大勢いるため、通り掛かりの人が私の手を振ってくれたり、私と挨拶をかわす光景と成るわけです。なお、これは町田市全域でそうなるので無く、いわゆる「地元」と言われるごく限られてエリアで見られる特徴です。近所では、幼稚園児や保育園児の子どもにも知られているのが、私の自慢です。

 インターンの期間については、市議会の中で過ごす時間と、こうして地域で過ごす時間、あるいは少し遠方まで出かける機会などさまざまですが、会議を見ること、人と出会うことを優先したいと思っています。では、また次回に。(タイトルは、吉田がつけました)
 
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