インターン記録レポート(7)海野 良太 先輩と国会訪問

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/8 /19 作成 
 海野 良太 3年生 2004/8/15 到着 
主要研究項目  質問作成準備と国会見学

インターン記録レポート(7)
八月十二日(提出八月十五日)

(1) 午前十時、町田市役所分館に集合
(2) 経済振興課の職員の方々へのインタビュー
(3) 14期インターン生田中さんと町田で待ち合わせ
(4) 13期インターン生東猴さんと国会議事堂で待ち合わせ
(5) 2期インターン生、国会職員の村上さんの国会議事堂案内
(6) 議員食堂でのお話
(7) 国会図書館見学

●海野 良太
 今日は、長い一日となると同時に非常に有意義な一日となった。このインターンが始まって以来そのほとんどをお祭りの手伝いとしてすごし、少し疲れが見え始めていたが、九月の議会も近づいてきたことで、自分のやりたかった議会での質問の準備が本格的に始まってきたことを実感した。慣れないスーツに身を包んで望んだ、経済振興課の職員の方々へのインタビュー。焦点は、「町田の工業活性化に向けて」だ。経済振興課の職員の方々は、この五年間に町田市が行った工業活性化への補助施策の概要とその成果のパンフレットを提供してくれた。私が「町田市はこれまで行ってきた施策に対してどのような事後評価を行ったのかを教えていただけないでしょうか。」というお願いに対してもすぐに分厚い資料を持ち出して、「量が多いのでコピーして改めて郵送します」というお答えをいただいた。

 更に、「学生さんからの指摘はこっちにも良い刺激になる」という、うれしいお言葉をいただいた。役所の仕事とは効率が悪くて、不誠実だという先入観のあった私にとって、職員の方々の真摯な態度に、新しい発見を見つけられたのが何よりもの収穫だった。吉田議員は、議員として常に批判することを忘れない方だ。市の施策を見るときも、まず批判から入る。町田市議会議員からの批判が町田市の市政が暴走することを防ぐ抑止力として機能していることを実感した。
● 吉田 つとむ
 いよいよ、質問作りのための取材を開始しました。私は、最近では、町田市の産業振興をメインテーマとしています。今回もその一環ですが、町田市の取り組みを見るため、担当部門を訪ねました。たまたま、懇意で、かつ調べ物が好きな職員の人がいたので、話が弾みました。実際には、私の質問処理=答弁作りをその人が担当するか、どうかわかりません。
 今までも、決して私が期待したような答弁はありませんでした。そうしたことは踏まえた上で、今回の質問を行う予定です。われわれがどんなに良いと考えた提案をしても、現実にその施策を導入の是非を判断するのは市長・理事者であり、実行するのは役人の人たちですので、その関係をしっかり見据える必要があります。

●海野 良太
 午後は、元インターン生で吉田さんお気に入りの国会職員村上さんの案内で、先輩インターン生である、田中さん、東猴さんと一緒に国会を見学し、議員食堂でさまざまなお話をお聞かせいただいた。村上さん、田中さん、東猴さんたちと、きちんとお話させていただけるのは初めてであったので緊張もしたが、皆さん大変感じの良い方々で、いろいろなお話をお聞かせいただけて大変充実した時間を過ごさせていただいた。
● 吉田 つとむ
 インターン生を連れて、国会を1年ぶりに見学しました。そのメンバーは、前期インターン生の田中さん、東猴さんの両名と、今期の海野さんでした。
 行き先は国会(参議院)職員の村上さんを訪ねるものであり、国会の仕事はどのようなものか、その雰囲気を知ってもらうものでした。合わせて、過去のインターン生が社会に出て、しっかりと仕事に取り組んでいる姿を見せたい気持ちからでした。
 ここで、村上さんのことを「お気に入り」と海野さんが記しているのは、極めて長期間の間、このインターンシップを行い、様々の取り組みに参加したことと、職業としても、このインターン体験を通じて知った議会の仕事を選んだことによるものです。
 なお、思い返せば、私のインターン生で最初に国会議事堂を見学したのは、その村上さんでした。たまたまその日は、衆議院で本会議が開催されており、その会議の模様を傍聴席でじかに見学した記憶があります。(その際は、地元の伊藤公介代議士のお世話になって、国会見学を行いました)
 その村上さんが、今は国会職員となって、参議院の委員会担当職員として頑張っているところです。
 
(注: タイトルは吉田がつけました)
 
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