インターン記録レポート(12)海野 良太 熊沢あやり議員の印象

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/8 /29 作成 
 海野 良太 3年生 2004/8/29 到着 
主要研究項目  議会の一般質問作りの継続

インターン記録レポート(12)
8月27日 提出8月29日

(1) 九月議会質問作成

● 海野 良太

 12時に町田市役所に着くと、エレベーターで吉田議員と一緒になった。会派室に着くと今日が平日であったためか、他にも何人かの議員さんたちがお仕事に励んでいた。熊沢あやり議員に今まで会った事は無かったのだけれども、「え?本当に政治家ですか?」と、思わず聞いてみたくなるくらい、今どきのお姉さんであった。(会話もしていないのにこんな風に書いてしまってすみません。。。)土屋さんもやってきたので、私たち三人は市役所の地下にある食堂で昼食をいただいた。親不知を抜いたばかりの土屋さんは、固いものは最近ほとんど食べていないらしく、ざるそばの他にジョアとヤクルトを飲んで栄養を取っていたのが印象的だった。

 昼食後はもっぱら九月議会での質問の作成に取り組んだ。前回のインターンでずいぶん進んだ僕は、後は原稿を書いてしまえば終わりなのだが、つかえるパソコンが無かったので要点だけまとめて、土屋さんの質問である、大型マンション問題に首を突っ込んだり、今までの議会記録を読ませてもらったりした。熊沢あやり議員の前回の議会でのやりとりも読ませていただいたが、流石に立派なものであった。

 今日驚いたのは次の議会に向けて議員さんたちに配られる資料の多さである。再生紙が利用されてるとはいえ、一人あたり4000円近くかかっているらしく、議員さんの中からは、全てフロッピーに落として資源を大切にするべきだという意見も出ているらしい。

 まさにそのとおりだと思う。実際のところ、あれがけの量の書類全てに目を通している人はいないだろう。要領の良い人ほど自分に必要なところだけ読んでいるはずだ、それならば絶対にフロッピー等に落として活用すべきだろう。

● 吉田 つとむ

 私が所属する自由民主党の会派でも、熊沢あやり議員は異色の存在です。というか、町田市議会でも、異色の存在の一人でしょう。一見したところ、「議員」を感じさせるところが無いように見受けられます。海野さんは、「議事録」を通じて熊沢あやりさんを見たわけです。海野さんがそこで見たように、しっかりした意見を持っていますし、それを主張しています。少し追加して言うと、<後は、2期・3期と当選を重ね、「パワーと持続力」を兼ね備えると、議会でも強力な存在となってくる> このように先輩議員の私は、熊沢あやりさんに対して考えています。

 さて、そうこうしているうちに、この9月議会の議案類が市長から送付されてきました。確かに膨大な量の文書です。ごく一部の自治体では、こうした議案類の全部をパソコンで見ることが出来るようにしているところがあります。ですが、そのようにするには、会議の場で、ラン接続したパソコンを持ち込むことが必要です。そのことを、2年ほど前に議会運営委員会というところで協議したことがあったのですが、「時期尚早」という判断で、見送りになりました。背景では、当時の長村敏明議長はその推進派で、議会運営委員長の私も心情的に推進できないものかと思っていましたが、その時期の議会運営委員会は、他に多くの施策を議会に導入したので、そこまで手が回らなかったという次第です。

 そこで、膨大な無駄を活かしていく方法を考えていくことが必要になってきます。

(注: タイトルは吉田がつけました)
 
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