インターン記録レポート(10)土屋 洋 議員の日常活動

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/9 /4 作成 
 土屋 洋 3年生 2004/9/3 到着 
主要研究項目  議員の日常活動、先輩インターン生と懇談

インターンシップレポート 10
           土屋 洋

2004年8月30日(月)
<今日の流れ>
成瀬駅に集合し、ビラ配り
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市役所の食堂にて、元インターン生かつ町田市職員の方と昼食
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会派室にて、一般質問の原稿作り。
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焼肉を夕食で食べさせていただいた。(話題:海外の世界)


● 土屋 洋
役所の実態
防災訓練の司会

今回は成瀬駅に集合し、周辺の住宅地および団地へビラ配りをすることから始まった。
住宅地では、各家のポストへ配って回ったが、それほど多くなかった。
しかし団地では一人の持分が「タウンページ」くらいあって、持ち続けるのも大変だった。僕と吉田さんと海野君の三人で分担してその量なのだから、普段一人で行っている吉田さんはどんなに大変な作業をしているのだろぉと思った。
吉田さんの言っていた、「これを続けているかぎり、よっぽど悪いことをしなければ当選できるよ。」という意味がわかった。
 ビラをポストに入れていくうちに、よく目にするメッセージがある。
「ポスティングお断り、ビラには迷惑しています。」などだ。これらを見て複雑な感情を抱いた。
これらの意味しているものに、僕たちが今配っているビラも含まれてしまうのだろうか、
宣伝を目的としたものではないから、そこに書いてあるビラとは違うと思ってくれるのだろうか。住民のみなさんは吉田さんの活動報告を楽しみにしているのだろうか。
というように、吉田さんのビラがどう思われているのかが気になったのだ。
 ポストの中に入った吉田さんのビラは、宣伝目的のビラと混ざってしまって、それら広告と一緒に読まれることなく捨てられてしまいそうな印象を受けた。

 昼食は市役所に戻ってとった。その際に、元インターン生で、現在町田市役所に勤めている方と食事をした。
 最初のうちは吉田さんのその方が、昨日の防災訓練について話していた。その後に、市役所の職場環境の実態などを聞かせていただいた。

 その後会派室に移動し、一般質問の修正を行った。
事前に自分で文章を作成しておいて、それを吉田さんが直していく形をとった。その修正の中で最も多かったのが、言葉の語尾に含まれる「丁寧語」「尊敬語」の使い方や、「肯定」
「受身」などの使い方の直しが多かった。これは役所が中立の立場に立っているために必要な文章の書き方であったので、慣れない自分には少し難しく感じた。

 今回のノルマを達成し、しばらくゆっくりしながら、この先の予定を話し、夕食をとって解散となることになった。吉田さんが夕食をご馳走してくださったのは焼肉で、とてもうれしかった。なぜなら、半月ほど豆腐などの柔らかい食べ物や、ジュースで生活していて、最近になってやっとまともな食生活に戻りつつあった時期に焼肉へ連れてきてもらったので、肉を食べること自体が久しぶりだったからだ。
 肉の焼き加減も、吉田さんと海野君ともに焼きすぎの手前くらいが好みだったようで、僕も安心して焼肉を楽しんだ。
 そこでは、これまでみんなが体験した海外の話しや、これから海野君の旅する世界を話して、信じられないことばかりで楽しかった。

● 吉田つとむ

 インターン生には、私の議会レポートの配布作業を始めて手伝ってもらいました。その作業が遅れていたと言う事情もありましたが、議員の行動がどういうものか、それをインターン生に知ってもらう側面のほうが、大きかったわけです。毎回、その日の3人分の20倍くらいの日数を要して、配布作業を行っています。こうした作業は、単に、自分が一方通行的に情報をチラシの形で流すのでなく、配布をする相手の住民の皆さんから、「なにかあれば、いつでも話を聞く」と言うスタンスで、地域を回っているからです。そのため、「自分で配布する」ことにこだわっています。

 なお、「ビラお断り」とした家がありますが、これは迷惑ビラやホストに垂れ下がったような形でビラ入れをするケースがあるためと理解しています。私のような印刷物には、それが通常は当てはまらないと考えています。その理由は、議員というものは、自分が議会でこんなに活躍していると言う宣伝もしたい側面がありますが、根本は、住民の皆さんが知らないニュースを提供しないといけないと思っているからです。私もその一人であり、議会レポートの配布作業は、議員の説明責任の一環ととらえています。
ただし、その「議員の説明責任」を相手の方がどのように受け止めてくれるか、一般には、市議会議員の定期報告を、毎回関心を持って熟読するとはいえません。そこは、数回に一度でも目を留めてもらえば、議会への関心が少しでも高まるものと思っています。

 元インターン生で、市職員の人と会いました。インターン同士の交流の一環であり、社会人と接する機会を作りました。目的は、学生の就職と仕事がどんなものか、身近な例を知ってもらうためです。こうした、早期のインターン生は、すでに社会人としてすっかり、職場に定着しています。土屋さんの表題にある事項は、そうした仕事の内容に当たります。社会人の仕事は、上手くいくときもあれば、決してそうとも言えない時もあるでしょう。私が、たまたまその元インターン生の仕事を見かけたので、自分が気づいたことでよかった点と、問題点を指摘しました。本人にとっては余計なことかも知れませが、「元インターン」は私のとって、自分の子どもの一人のような感覚で映っています。

 食後は、土屋さんは、海野さんとそれぞれのテーマで、9月議会のための質問作成を完成してもらいました。ともかくその段階で、当初の目的は達成しました。後は、私がその原稿の趣旨で、市長に向かって質問することです。9月13日(月)の午後3時から、午後4時ころからのスタートとなるでしょう。残念ながら、その日は、インターン生が二人とも傍聴にはこれない日と聞いています。北海議のインターネット中継を、録画放映で見てください。

 さて、くつろいだところで、夕食としました。土屋さんが「親知らず」の治療をして、少し落ちつた時期と考え、「ディナー」とまではいきませんが、「焼肉」を3名で食べました。その3人が肉の焼き加減がそっくりだったことは驚きでした。

(注: タイトルは吉田がつけました)
 
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