インターン記録レポート(3)黒後 文 新春の集い

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/2 /21 作成 
 
主要研究項目  イベントの手伝いと講演の取材

2005年1月14日作成
インターンシップレポート 3 黒後 文

2月12日(土)吉田議員の後援者の方々も集まって新春の集いが開催された。今日は私と小滝さんの他に前期にインターンをしていた高橋さんもお手伝いに来ていた。さっそく吉田議員と4人で、会が開かれるラポール千寿閣に向かい、今日一日の大まかな打ち合わせをしたのだが、ここで大きな変更があることを聞き、少し驚いた。それはこの日第一部でお話をしてくださる予定だったお二人のうち、一人が突然来られなくなったというものだった。そこで急遽以前町田市の議員をされていて現在は町田市の幼稚園で園長をされている山下七郎さんにお話をしていただくことになった。山下さんは以前から吉田議員の後援会(→後援会イベント)に出席しておられるようで吉田議員とも長いお付き合いがあるようだった。こうして少し変更はあったものの第一部が始まった。ここでお話されたのは山下七郎さんともう一人はムーサドットコムという会社の代表である出雲充さんだった。出雲さんは吉田議員の第一期インターン生であり、私達インターン生の先輩である。若くして色々な事業を成功されている出雲さんのお話は大変興味深いもので、特に、学生のうちから友人と会社を立ち上げたという話は現在私も学生であるが、想像も出来ない話で本当に興味深いお話だった。こうしてお二人の方がお話してくださったのだが、私は山下七郎さんが話してくださったお話について書いてみようと思う。

 山下さんは生まれも育ちも町田ということで、町田の今と昔についてお話してくださった。山下さんは南多摩郡で生まれ、昔はその辺りは宿場町だったそうだ。当時の主食は麦飯が当たり前で、おやつはさつまいもをふかしたものであった。そんな中でも母親は子供の学校のお弁当を作るために一生懸命で、おかずなどあまりない時代でも前の日の夕飯のおかずを残して、子供のお弁当に入れてあげていたという。これに関連して、現在幼稚園の園長をされている山下さんはよく園児の親にお弁当はおにぎりでも何でもいいから手作りにするようお話をされるそうで、山下さんがおっしゃるにはお弁当は親子の絆のようなものなので幼い子供にとって母親の手作りのお弁当というものは大事なのだ。たしかに今生活は便利になって、コンビニでも手軽にお弁当は買える時代である。近くにコンビニなど24時間利用できる施設が出来ることは、働く女性が増えている今、生活するうえでとても便利だが、それに頼ってしまうと子供が家庭の味や手作りの温かみを忘れてしまう。だから特にお弁当は母親の温かみを感じられるものがいいのだと思った。そのほかにも町田は昭和33年に市になり、昔は蛍が舞い、星もきれいで虫も沢山いるところであったというお話や今の町田は老人にやさしい町だということに加えて、都内の大学が町田周辺に移転してきたことから、老若男女が集まる町になったという話も聞いた。私は以前から町田を利用する機会が多かったので、今はこんなに発展している町田の昔話は大変興味深いお話だった。
 
 次に部屋を移動して第二部が始まり、そこでは町田市長や来賓の方々の紹介の後、後援会の方々は用意されたバイキング形式の食事をとりながら踊りや歌などのアトラクションを鑑賞して、最後に私達インターン生が壇上に立って紹介されることになった。とっさのことで少し緊張したがなんとか終え、二部の最後は一本締めで終了した。その後反省会で私達も食事をいただいて最後に普段は見られないホテルの会計手続きを少し見て、この日のインターンは終了した。今日は三回目の活動だったが、今までで一番多方面の方と接することができた。就職をしてからのお話や、社会に出てからいかに積極的に行動し、どのような身構えが必要かなどいろんなお話をすることができて、本当に勉強になった一日だった。また、今日起こった細かいいろんなことに対し、自分がとっさに判断し行動できなかったことが少し心残りであり、これからはそういった面も対処できるようにしていきたいと思う。

● 吉田 つとむ
 以前から計画していた「新春の集い」という催事の実施日です。この日は、前期のインターン生である「高橋功」さんにも、最後の日程として参加してもらいました。
 黒後さんたちを驚かせたのは、その催事の講師が変更したということでした。残念ながら、通称、「ドタキャン」というものです。参加のみなさんも私も期待していた講演だけに、大いにがっかりしたものです。やむなく、前日の午後、日頃は「来賓」として参加していただく、小川幼稚園長の山下七郎先生に、「町田の昔話」のタイトルで講演していただくことにしました。予定では、社会の最新情報(カード社会)をお話しいただくものでしたが、全く逆の設定に切り替えました。お話しいただく方には、大変申し訳ない話でした。いずれ、今回の償いを何かの企画で埋め合わせをしなければ成らないことだと思っています。ただし、こうした機会が当分作れないのが気になっています。
 もう一人の講演者については、私のインターン第1期生である「出雲 充さん」であり、別に小滝 恵理さんがレポートを書いていますので割愛しましょう。

 山下七郎先生は、町田生まれの町田育ちの方です。以前には小学校の校長先生も務めておられた方で、市議を2期なさっています。私は、20年ほど前に町田市に越してきており、それ以前のことは知る由もない立場です。個人的には、大いに参考になる話であり、自分が常識として知っておくべき町田市の昔の状況が伺えてありがたいことでした。(なお、表記として、山下七郎先生としました。教育者に関しては、先生の方がふさわしいと考えます)

 せっかくと思い、懇親会ではみなさんを壇上で紹介することにしました。こうしたことは滅多に無い社会体験ですが、議員インターンシップにふさわしいことだと思っています。その後の反省会成るものは、こうした行事を進める上での舞台裏みたいなものです。大きなイベントを支えるみなさんの姿を見ていただいた次第です。この日は、私もインターン生も、大勢の人たちをあうことを目的にしたものです。
 
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