インターン記録レポート(2) 荒井 幸恵「ライブドアとブラジル大使館訪問

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/8 /17 作成 
 
主要研究項目

2005年8月16日作成
インターンシップレポート(2) 荒井 幸恵 (大学3年)
(2005年8月2日)

[ライブドアとブラジル大使館訪問]
〜8月2日・インターン2日目〜
集合場所:外苑前駅改札口。
時間:10:40〜19:00くらいまで。
午前:ブラジル大使館へ見学。また、外交官の方へ質問する場をいただく。
昼食:六本木ヒルズ内にて。
午後:ライブドア(森タワー38階)にて、出雲充さん(ライブドアキャリア会社副社長)の講演会のお手伝いを行う。

〜ブラジル大使館へ〜
インターン2日目。今日はインターン生3人が初めて揃い、吉田議員ともに4人での行動になった。
ブラジル大使館を見るのも訪れるのも初めてだった。まず、建物の外観に驚いた。窓の赤い縦枠と黄色の円形が建物のアクセントになっていた。「太陽」をイメージしているように感じた。
さっそく館内へ。最初に通商部へ行き、館内を案内して下さったリンダさんという方に、ブラジルのパンフレットをたくさんいただいた。ポルトガル語の表記だったらどうしようかと思ったが、日本語と英語のものだったので、後でじっくり読もうと思った。館内には、3階から地下まであり、通商部以外に、広報部、総務部、文化部などがあった。大使、公使の方などの個室も覗かせていただいた。中は、トイレつきで、人によって、部屋の使い方に性格が表れていた。
質問した外交官の方は政治部の方。質問内容は、私はブラジルの環境問題について、他の二人は、電子投票と安保理の加盟について伺った。ブラジルに関しての知識は、無知に等しかったので、この貴重な機会は聞き洩らすまいとしっかり聞いた。とても緊張したが、直接外交官の方のお話は、とても刺激を受けた。ここで出されたコーヒーを飲めなかったのは残念である。
この訪問では、今までのブラジルのイメージが崩されて意識喚起され、新たな興味分野が膨らんだきっかけとなった。

〜ライブドアへ〜
ブラジル大使館に続いて、六本木ヒルズへタクシーで向かった。ここも初めて行く場所だった。ライブドア本社の受付前では、一瞬だったが、堀江社長の後ろ姿を見ることができた!TVでお馴染み、カジュアルなシャツを着ていた。ふと気づくと、ライブドア内でスーツを着ている人はあまり見当たらない。
ライブドアキャリア会社副社長・出雲さんの講演会のお手伝いでは、私は撮影係になった。場所がライブドア本社だけに、身が引き締まった。講演内容は、ネットベンチャーの経営戦略について。話すペースが早かったので、聞きながら理解するのが大変だったが、講演内容は面白かった。自分が把握している限り、参加者は議員をはじめ、他インターン生、IT関連会社の取締役社長がいた。出雲さんの経営の価値観や経営戦略については、自分の日常生活でも参考になることがあった。出雲さんは一日600通ほどのメールを受け取るという。ちなみに堀江社長は膨大な3000通。出雲さんは、メールの返信には優先順位をつけず、その場で返す習慣があるという。そうでないと、緊急のメールに限らず、どのメールも返信が遅れてしまうという。これはなるほど!と思った。
また会社の価値観について面白かったのは、スピードを追求するため、会社にはルールがないという。そのため、上司の確認を取らず、また当人に責任は委任しているので、現場での意思決定が可能となる。これは新鮮な発想だと思った。それから、議員の質問から、行政の組織の問題点として、スピードの遅さ、人事異動などの話が挙がり、企業と行政を比較した意見が聞けて、経営を学ぶ自分にとってかなり興味が注がれた。大変有意義な時間となった。

● 吉田 つとむ
 荒井幸恵さんのレポートが到着しました。聞くと、その間にたまたま体調を悪くしたことがあるようで、そのために提出がおそくなったが、今ではすっかり回復したとのことであり、安心いたしました。

 荒井さんは、このレポートでブラジル大使館のことと、ライブドアのことを自分の見たもの、聞いたものをずいぶんと詳しく書いてくれました。別途、ブラジル大使館の外交官インタビュー記事と講演メモが作成され、それらを総合すると、まとまった内容報告となっています。

 ブラジル大使館では、まじめに話を聞くことに熱中し、全員に出されたブラジルコーヒーを飲み損ねてしまったようです。タイミングも悪く、最後の記念写真撮影になってしまいました。私はもちろん、その全部を飲み干しました。

 さて、六本木ヒルズのライブドア本社を訪問した際には、荒井さんには出雲充さん(ライブドアキャリア副社長)の講演会のカメラマン係りをお願いしました。その際の写真は余裕がなくてアップしていませんが、せっかくですので、機会を見て、HPに編集したいと思っています。先進のIT企業であるライブドアと言う企業のスタイルを、その堀江社長以外から説明してもらうのも「経営」と言う観点からは学ぶべきものがあると思っています。(レポートに比べると、レスがかなり短いことを気にしています)

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