インターン記録レポート(7) 川合 奈美「見学、電子投票・参議院」


町田市議会議員 吉田つとむ    2005/8 /26
 作成 
 
主要研究項目 「見学、電子投票システム・参議院の仕事」

2005年8月23日作成
インターンシップレポート(7) 川合 奈美(大学4年)
(2005年8月23日)

● 川合 奈美
 今日はインターン生3人がそろって、電子投票機器の企画・発注などをしているメーカーで電子投票機器を見せてもらったり、吉田議員の元インターン生の方が働いている国会へお仕事についてお話を伺いに行ったりしました。

 電子機器メーカーでは、おいしいシュークリームをいただきながら(以前ブラジル大使館見学の際にブラジル産のコーヒーを飲まなかったことを後悔して、今度から出された飲み物などは遠慮せずありがたくいただこうと決めたので)、電子投票機器の良い点や、それが必要とされる本当の背景などについて(マスコミで議論されている一般的、表面的な電子投票の必要性ではない)お話を伺いました。ここは以前週刊文春に衆議院選挙の当選予想を書いた宮川さんの会社で、偶然にも宮川さんご本人からも色々なお話をじかに聞けて、知識の豊かさにただ関心するばかりでした。それから実際に電子投票
機器に触れさせていただき、仮想の電子投票を体験しました。電子投票メーカーについてのレポートについては近くにまた報告します。

 その後、そのメーカーからすぐ近くにある国会へ吉田議員の元インターン生の方を頼って国会見学をさせていただきました。私は小学生の修学旅行での見学以来に来たのですが、議員がいない参議院本会議場のあの厳かな感じはなんとなく覚えていました。案内をいていただいた元インターン生の方は参議院事務局で働いていて、国会の進行状況が自分達の仕事に大きな影響を与えることや(例えば今回の急な衆議院解散により今まで進めていた仕事をまた一からやり直したりなど)事務局という裏方の仕事について少し聞くことができました。議員の仕事が円滑に進むように仕事をすることで、ほんの
小さなことにでも気遣うことが自然と身につく仕事ではないかと感じました。

● 吉田つとむ

 この日は、川合奈美さんらのインターン生を同行し、町田市を離れて都心に向かいました。インターン生にとっては、自分の生活圏に近い人もいました。川合さんにとってもそうだったでしょうが、日常生活の中では遭遇しない場所を選定したので、それなりに納得してもらったと思っています。

 まず、電子投票システムの話を聞くために訪問したのは、「電子投票普及協業組合」という企業グループのセンターにいきました。その組合は、「(株)政治広報センター」を中心にしたものです。宮川隆義さんというのは、その組合の理事長であり、その会社の社長でもある人物です。他に、「政治評論家」でもあります。

 その多様な面を持った人物である理由については、訪問先で宮川さん本人と皆さんは直接あって多方面の話を聞いたので、直感的な理解がある程度出来たのではないでしょうか。なにより、「選挙の予想」と言う、最も大胆な未来予測の世界に身を置いている人物と、インターン生が直に話が出来たことは、この時期の政治体験として高度の学習となるでしょう。

 たまたま、私が中座した時間帯に、その宮川さんはさらに充実した話を皆さんにされたとのことですので、9月12日の選挙速報が待ち遠しいことでしょう。→その翌日は、町田市議会の一般質問(4日間)の初日です。私たち町田市議会議員にとっては、国政選挙の結果以上に、議会の質問は大事なことになります。

 この日は、最後の時間に国会(参議院)の見学にいきました。国会の見学では、一般的には、議員サイドで行くと秘書さんが誘導することになります。ただし、私たちはそれとは違っており、国会で働く人を内在的に見る立場で見学させてもらったものです。元インターン生の村上直子さんは、自分が(地方の)議員インターンを体験して、(地方)議会というものを認識し、専門的に議会で仕事をする道を選択したものです。そうした経験から、その休憩時間を利用して、後輩インターン生に「国会」がどういうところかを語ってくれているわけです。もとより、後輩インターン生の就職先に関しては、その大半が民間企業です。

<参考: なお、参議院はオープンな体制であり、一般の見学でも申し込みであっても、衛視さんが案内してもらえるのが特徴あるようです。その点、衆議院の議員紹介でないと入れないことと違っているようでした。>

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