インターン記録レポート(7) 西野 孝佑 「後援会の行事参加」


町田市議会議員 吉田つとむ    2005/8 /28 作成 
 
主要研究項目 「後援会の行事参加」

2005年8月27日作成
インターンシップレポート(6)  西野 孝佑(大学2年)
(2005年8月26日)

●西野 孝佑
 8月26日。今日のインターンは、吉田つとむ後援会の納涼会へ参加するという、いつもとは趣の異なる内容だ。自分は、このような会に一度も参加したことがなかったので、とても興味深く参加させていただいた。

 会の内容は、解散総選挙も間近に迫り、また町田市の市議会選挙も来年に控えていることから、選挙や政治の話が中心となるのではないかと思っていたが、最初に吉田さんや後援会の幹部の方が、ほんの少しふれただけで、その後は、お酒と料理を囲んで、和やかに談笑するといったものだった。僕は未成年のため、ウーロン茶を飲んでいたが、他の方はお酒を潤滑油にして話を弾ませていた。僕のような学生が参加するのは珍しいためか、子育ての話、教育の話、仕事の話といろいろなことをお話してくださった。

 中締めを終えて、そろそろお開きという段になって、前衆議院議員の伊藤公介氏と都議会議員の吉原修氏が相次いで訪れた。伊藤公介氏が短い挨拶のなかで、郵政民営化問題の話に終始していたので、もっと他の政策についても聞いてみたい、と感じたがあのような席では、難しかったのだろう。

● 吉田 つとむ
 西野孝佑さんはまだ未成年であり、もちろん選挙には参加したことがありません。また政治家というものに対応するのも始めてのことでしょう。そうした中で、政治家の会合というものがどのようなものか、始めて見ることになりました。

さて、この種の後援会の親睦業というものは、「選挙」の集まりとは違って、本人の話を聞こうという意識は決して深いわけではありません。どちらとかというと、支援者同士の親睦を深める時間が多く待たれるのが通常です。それは、日頃、地方議員と後援会員(中心メンバー)は個々に相互関係にありますが、後援会員同士は日常的にはそれほど接触がないのが、吉田つとむ後援会の特徴です。それは、議員個人を応援する関係で取り結ばれた関係であり、日常生活のつながりとはまた違った性格を持つからです。

吉田つとむの後援会が、同種のものと大きく違っているのは、それが選挙の集票マシーンとは必ずしも一致していないことがあげられます。こうした言い方はやや不思議な側面があるかもしれませんが、この日に集まった人々は、選挙の運動員と言われるタイプの人たちより、選挙の運動を支えるボランティアスタッフのような位置にある人が大半では内でしょうか。もちろん、自分が住んでいる町内の人はいわゆる選挙運動員の人もいますが、それでもその多くの参加者は選挙運動員とは異なるというものです。とするならば、選挙の時期でもないのだし、「お酒と料理を囲んで、和やかに談笑する」のが大半の参加者にとって、最もその時期にあったスタイルと言えましょう。

衆議院が解散したことで、前衆議院議員にとっては重大な時期にありますが、市議会議員の後援会(員)にとっては、それはそれであるわけです。私たち議員は、それぞれの立場において支援をするわけですが、なにもそれは系列関係にあるわけではなく、フランチャイズシステムの店舗の意識でいるわけです。自民党内にあっては、衆議院議員が即本社という訳でもないと言う解釈を取っています。

その意味で、わたしの後援会の席で、地元の衆議院議員であっても、長々と話すことは認めていません。もちろん、私の後援者でそのまま衆議院議員や都議会議員の支援者も折られますが、「そうした話はそちらの会合の中でやってくれ」というスタンスで通しています。この日も、その衆議院議員の話のやりとりになりかかりましたので、私が制止することになりました。要するに、この日はこの秋に催すイベント(講演会)の日程発表がメイン行事であったわけです。


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