インターン記録レポート(8) 西野 孝佑 「議会運営委員会を傍聴」


町田市議会議員 吉田つとむ    2005/9 /05 作成 
 
主要研究項目 「議会運営委員会傍聴、郵送作業、パワーポイント資料作成」

2005年9月2日作成
インターンシップレポート(6)  西野 孝佑(大学2年)
(2005年8月31日)

●西野 孝佑
 8月31日。8月はこれで最後だ。思えばインターンも始まって1ヶ月たった。残りの期間も充実したものになるように一層努力したい。

 今日は朝10時から、議会運営委員会を傍聴した。傍聴者は僕1人だけであり、それほど重要の会ではなかったのだろう。実際に、質疑応答はひとつもなく、すべて提案のとおり可決されていた。ただ、後で吉田さんに聞いた話によると、昔は議会をネットで中継するかなど紛糾していた時期もあったという。

 その後、吉田さんの主宰する勉強会の次回案内を発送するお手伝いをする。案内用紙を3つ折りにし、封筒に入れ、のりで閉じるという作業だ。こういって単純作業でも、ただ漫然とやるのではもったいないので、いかに効率的に作業するかに心を砕いた。(以下、時節柄、一部を後の割愛して掲載)

 午後は、自分の担当する質問である、土地区画整理についてパワーポイントの作品を作り始めた。まだまだ構想段階だが、ある程度骨子はたったと思う。ただ、具体的な肉付けはまだまだこれからだ。

● 吉田 つとむ
 この時期は、定例会の開催時期が9月従順に入っており、まだまだ比較的に委員会の会議も少なく、第19期のインターン生の中では、西野孝佑さんが最初に、町田市議会の会議を見ることになりました。
 その会議は議会運営委員会と言い、特定の議論するテーマがないと、取り扱い内容は、議会の開催に関するルーチン的な会議となります。おそらくこの日は、今回は9月議会の開催に関して、その会期日程を決定することが主要テーマであったでしょう。他に、定例会の末期には、議会便りの編集に関する会議も開催されていますし、とにかく本会議の開催に当たっては、議案の種類や件数、請願の種類と件数に関して、それを議論する委員会を決定すると言う任務があります。
 
 そうした事柄とは違って、私がそれを担当した時期には、特定の問題を協議すること、その可否を問うことが数多くありました。それは、前期の議会メンバーの時期から積み残したこともありますし、新規に問題を設定したこともあります。
 議論の主要テーマでは、一般質問の時間制限を合理的にすること(質問時間を、質問と答弁の合計時間で、合計1時間と設定することで合意を得ました)を決定し、今のスタイルを定着させました。
 次に、議会にTVカメラを入れることを決定していたことがのびのびになっていたものを、2年間の任期中に、インターネット中継(生中継と、録画中継の両用)を用いることを提案と、それを議論と決定の手順を踏み、導入時間を考慮して多数決で決したことと、さらにはその予算化の決定したことと、導入・実施まで実現したことがありました。
また、前期の任期中に導入した、議事録のネット化をさらに押しすすめ、検索システムを伴ったタイプのものに切り替え、今日に至っています。
 また、別の分野では、議会運営委員会の中に、新規に「部会」を設置し、議会便りの編集と、議会HPの記事作成に関する協議場所をもうけました。委員の発案に寄るもので、今日の時点でも定着した協議スタイルとなっています。会議の合理化を実現できました。
 その他、導入・実施をする事も、しないことも含めて、議論を先送りせず、その期の任期中にすべてを決定したことが、大きな特徴でした。もちろん、議場へのパソコン持ち込みなど先進的な意見も合ったが、それらを見送る決定も含まれていました。内容の可否は、この当時の、この時点の委員(委員長であった私自身を含めて)の見解によるものです。
 その他では、委員会に「住民請願」も提出され、その議論をかなりの長期間を割いて、会議を続けました。議会運営委員会としてはめずらし時期でした。

 次は、地方議員の自主的な勉強会を行っていることですが、私が代表を務めている関係で、会合の開催とその案内を一手に請け負うスタイルと取っています。手間暇かかるものですが、我々にとって、自前の研究・勉強はこれからの地方議員に書かせない事項と考えています。西野さんが、その発送の処理でも合理性を考えて、作業をしていたことは重要なことです。

 され、インターン生の本題の一つである、質問作りと、その発表スタイルであるパワーポイント作品の作成の時期に入ってきました。結果に期待しています。

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