インターン記録レポート(7b) 桜井 大智 改定「家庭教育講演会

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/12 /3 作成 
 
主要研究項目 「家庭教育講演会」<家庭のあり方を考える>

2005年12月1日作成
インターンシップレポート(12)  桜井 大智(大学3年)
(2005年11月19日)

 前回の記事では 「家庭教育講演会」<家庭のあり方を考える>
(社団法人実践倫理宏正会・南多摩ブロック)についての感想を割愛したので、
一連の「改」記事においてこれを叙述したい。講演の内容仔細は、
十日以上経過しているために詳らかにしないが、「印象」は色濃く残っているから問題は無い。
 若干名の方々が講演なされたが、内容は以下のように概括できる。
『家族(家庭)を大切にしよう』、これである。確かに家族は大事である。
太古以来、社会の最小単位として機能してきたという事実は、
形態の差異こそあれ洋の東西を問わない。日本でも、つい最近まで重んじられていた。
 しかし想定されている「家族」は、どうやら核家族以上の家族形態らしい。
つまり母子/父子家庭、孤児は言及されていないのである。「配偶者は要らないが子供は欲しい」人が多く、
実際に離婚などでシングルマザーが増えている(また、子育て支援などの行政の施策が課題とされる)昨今を鑑みれば、
これに触れない事には違和感を覚えた(これを吉田さんに告げると「斜に構えている」と言われた)。
まあ、そういう体験が、今回は無かったということなのかもしれないが。
してみると『子どもの善導は親の倫理実践から』という垂れ幕は極論すれば、
『親の倫理実践が無ければ、子供の善導はありえない』
『親がいなければ、「親の倫理実践」はありえない』
ゆえに『親がいなければ、子供の善導はありえない』ということになる。
しかし事実として、これこそ在り得ない。従って「親」は別段生みの親に限らない。
これが何を意味するか。むろん地域的な「善導」も可能ということだろう。だが・・・
 ところで、もうひとつの垂れ幕、『朝起きはお国を興す第一歩』。
「お国」という言葉にはカルチャーショックを受けた。この一言に尽きる。
これ以上詮索するとキリがなくなるので、この辺で。

 なお市長の話については、"覚えていない"。

● 吉田つとむ
 この記事は、私が「くいたりなさ」を指摘したので、桜井さんが書き直した文章です。今までのインターン生で、こうした書き換えをした人物はいません。その意味では、大いに評価すべき事態です。文章を後から書いたにしては、その内容を良く記憶しており、私はその記憶力の良さに感心しました。
 さらに、桜井さんはこうした社会活動を今まで一切知らなかったわけで、よくその意味合いをつかもうとしてくれました。
 最後に、市長の話の記憶がなかったことは、それが所詮挨拶なので、気にすることはまったくありません。あくまで、その対象とした話に聞き入ることが重要かと思われます。
 
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