インターン記録レポート 森 洋邦 本会議傍聴記(第2回)

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/06/18 作成 
 
主要研究項目 本会議傍聴記(第2回)一般質問

2006年05月12日作成
インターンシップレポート  森 洋邦(大学3年)

 前回に続いて、インターン生・森 洋邦さんの本会議傍聴記(2)をアップしました。内容は、6月12日(月)の一般質問の中から、森さんが特に気になった質問を取り上げて、その感想を書いてもらいました。

 本来ならば、吉田つとむ本人の質問を対象に感想を書いてもらうものですが、あいにく私の質問日である明日は、森さんは授業をはずせない日になっています。

 では、インターン生・森 洋邦さんの本会議傍聴記(2)をご覧ください。

 なお、後半部分には、議会の一般質問には関係しない記事部分があります。その部分の私のコメントは、末尾に書き込みます。

 以下、インターン生・森 洋邦さんの本会議傍聴記(2)の全文です。

今日は前回に引き続き、議会傍聴をしました。
今回は前回と違い、かなりスムーズに一般質問が進みました。
今回印象に残ったのは、友井和彦議員の一般質問です。
なぜかというと、私の興味のあった、道路交通法改正に伴う諸
問題について取り上げたためです。
この問題はTVや新聞等でも多く取り上げられましたが、行政
の側のこの問題に対する取り組みの姿勢を聞くことが出来たこ
と、また、友井議員の考える対策を聞くことが出来てとても参
考になりました。
私としては、かねてから、この改正が行われるにあたって、気
軽に停められる駐車場の絶対数が少ないと感じていました。
特に、バイクを停める駐輪場が少ない気がしていました。
今回の質問ではバイクのことにはあまり触れられていませんで
したが、違法駐車している数としては、車以上にバイクの方が
多いかもしれないくらいに、目立ちます。
駐車時間の単位が1時間からというのが大半ですが、ちょっと
した用事を済ますときにもっと短い時間で済むことが多いため
、違法駐車をしてしまうのです。
駐車場の増設に関する提案はとても興味深く、私自身としては
取り入れることは、町田市にとっても、市民にとってもプラス
になると思いました。
こうした対策は必要ですので、それを取り上げていらした友井
議員は印象に残りました。

話は変わりますが、夕食を吉田議員と食べているときに、議員
の特権について質問をしました。
私は、市議会議員でも、国会議員と同じように鉄道のパスであ
ったり、バスのパスなどがあるものだと思っていましたが、実
際にはないとのお話で、少しビックリしました。
また、これに関しては、各議員によって異なるのですが、吉田
議員は、国会議員にはよく聞く、接待というものは極力受けな
いようにしているとの話でした。
国会議員と市議会議員はやっぱり違うんだと、議員の特権とい
う面でも再認識しました。

●吉田つとむ
 国会議員の無料パスに関しての森さんの考えですが、これは国会議員の特権として長らく見なされ、近年ではいつかの改定がなされたと記憶しています。ただし、私が思うに、国会議員は全国のどこにでも自由に行けて、国政調査権を発揮するためにその使用を行うものと理解しています。何か金銭的な制約でその調査権が制約されるようでは、全国民の代表としての行動をとってもらうには不十分と考える次第です。私がこのような考えになるのは、以前に参議院議員の公設秘書をしたことがあり、国会議員を身近に見ていたからでしょう。秘書にはそうしたパスは一切ありませんでしたが、議員は全国を飛び回るくらいの自由さは必要だ、と今でも思っています。

 他方で、町田市議会の場合はどうなっているか、市内領域の電車やバスの無料パス券が発行されるかというと、私が議員になった時点においてもそれはまったく存在しませんでした。市議会議員の場合は無料パスがあったとしても、町田市内という狭い範囲であるため特別に不自由を感じるわけではありません。

 後半の話題は、文脈が続いていませんが書いてある内容はいわゆる「接待」の話です。議員と言うと「接待」と言うのがTVの画面で出る毎度の場面ですが、いわゆる市の取引業者からの接待は避けています。法律で禁止されていることもありますが、後で頼まれそうなのことが気になってお相手をする気にはなれません。

 そうした方と何かの席で一緒になった際には、相手と厳密な割り勘を行うのが必須用件です。それ以上に、「可能な限り、席を交えず」が第一原則です。

 そうした仕事上・職務上の関係がまったくない方からの、喫茶店でのコーヒー1杯はおいしくいただかせてもらいます。
 
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