インターン体験レポート 林 啓子 議会レポートの配布

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/17作成 
 
主要研究項目 会レポートの配布


林 啓子 大学2年 インターンレポート
8月 15日分  2006年8月16日作成  

8月15日(火) インターン7日目
●実習内容
 今日は、午前中から15時ころまで昼食や休憩をはさみながら、成瀬駅周辺の家やマンションに吉田議員の議会レポートを配布して歩いた。午後からは、もう一人のインターン生も一緒にやりました。
 そしてきりのいいところでそれは終わり、吉田議員の掲示板に書き込みされていたことについての視察に近くの川へ向かいました。そこで、川にかかる橋に車が通るのかどうか見たり議員が市役所に問い合わせの電話をしたりしていました。
 その後、市民体育館の中のお店で少し休憩し、今後の予定や議員についてなどいろいろな話をしました。そして、車で成瀬駅まで送っていただき今日の研修は終わりました。
●学んだこと
 吉田議員が議会レポートを週に何回か作成し、朝、駅で配っていることはうかがっていたが、一軒一軒に回ってポストに入れていくことを知った。議員がこのようなことをするのはとても珍しいことだと思うが、やっていておかしいことはないし議会や市政について市民に知らせていくことが、議員の責任であるといえなくもないことを学んだ。
また、直接市民の方に声をかけながら町を回ることで多くの意見も耳にすることができる。吉田議員は、一人ひとりに丁寧に正しく答えており、議員はこうあるべきなのではないかと考えさせられた。
●感想・意見
 朝は、雨が降っていてどうなるかと思っていたのですが、すぐに晴れて外回りがスムーズにできてとてもよかった。営業マンになった気分だったが、議員の地道な活動のひとつを身をもって体験できて勉強になった。
 最近は、よく吉田議員と町田市長の問題について話すが、市民の方からも今日は多くの意見を聞いた。やはり意見を持つ市民は、市長の責任を重く考え辞職するべきだというような感じであった。議員は、市民の意見を反映させながらも議会のことも考え公平な判断を下さなくてはならないのだと改めて実感させられた。
次回は、臨時議会を傍聴する。市長についてどのような議論が交わされるのか楽しみだ。

● 吉田 つとむ
 林さんには初めてのことでしたが、私が作っている議会レポートの配布活動に同行してもらいました。議員の活動にとって、議会で行っていることを地域住民に広報することは重要な活動です。特に、自分の活動基盤を特定団体に置くのでなく、住民一般を対象とする場合は重要な活動となるでしょう。
 特に、こうした議会報告を配布していると、住民の皆さんが様々の意見を言ってきます。提起される対象は、税金や年金の金額や徴収に関しての件、政治家の姿勢や内閣の方針などが多く、通常は、市議として対応不能な問題が大半です。とは言っても、「身近な政治家」に自分の主張や見解を話す機会はほとんどないのが、一般住民のあり方でしょう。

 私の場合には、駅や地域の議会レポートの配布を通じて、メールやHP掲示板を使って、意見や要望を寄せてくる人が目立っています。年齢に限らずインターネットの普及が多くなってきた傾向が強くなっています。もちろん、その中には一方的な主張もありますが、市政への疑問や、施策への改善意見もあります。だれかれの特定人物であることを条件とせず、ともかく自分のところにきた問題であれば、そうした事項の提起に具体的に答えることが、地方議員の重要な役目と考えており、その活動を地道に継続しているわけです。その意味では、いわゆる「後援者」から見ると、「物足りなさ」を感じる人も少なからずあるようです。

 さて、石阪市長の政治資金パーティー開催問題は、どのように議会では対応していくでしょうか。私が今までに説明したこと、あるいは住民の皆さんからぶつけられた内容、その集約が本会議に現れることになります。じっくりと観察してもらいたいと思っています。

 そして、このインターンシップの最後の取り組みは、次の議会レポートの作成でもっって、一つの区切りとなります。

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