インターン体験レポート 林 啓子 パソコン学習と野球観戦

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/24作成 
 
主要研究項目 パソコン(ホームページビルダー練習) 議会報道の比較、議会審議の進展について、

林 啓子 大学2年 インターンレポート
8月 21日分  2006年8月21日作成  

8月21日(月) インターン9日目
●実習内容
 今日は、10時から17時半まで市議会内でパソコンの作業を中心に行いました。
朝、これからのインターンの予定を決める際には、市のコールセンターに電話し次回のインターンで行くことになるダリヤ園の開園日時等を伺いました。また、吉田議員ともう一人の研修生とで先日の臨時会についての新聞報道を取り上げて話もしました。
パソコン作業は、ホームページビルダーのソフトを使って吉田議員のホームページを何枚か作りました。初めて、白紙のページから自分で作りました。

●学んだこと
 パソコンでの作業にも、少しずつではあるが慣れ始めた。データをフォルダに分けて階層にまとめていくこともだんだんと理解できるようになった。普段自分が使うデータの量は非常に少なくフォルダに細かく分ける必要は特にない。しかし、写真や図画を多く使用するホームページ作成となるとしっかりと整理する必要があることを吉田議員から学ぶことができた。今回は、ワード文書内の写真をどう画像として保存するかで行き詰まり課題を残すこととなった。また、少しページに画像を使いすぎたりして、懲りすぎで応用しづらいものとなってしまったので次回はシンプルなもので作っていきたい。
また、吉田議員との話の中で、先日の臨時会議についての新聞報道について話があがった。新聞各紙で臨時会については、とりあげられていたがその書き方は様々だった。中には、誤解を招くような表現があるものもあり公正性とはいったい何なのかを考えさせられた。議会は、市長のパーティー事件についての真相究明の委員会設置の議案を否決したわけだが、それが正しかったのか否か判断する基準は何なのか。その基準のあり方の難しさを知った。

●感想・意見
 ずっとパソコンと向き合っての作業は、決められたものをこなすのではなく、自分でやり方を考え工夫しながらだったのでなかなか大変でした。それでも前回よりは、スムーズに自分で進められるようになり少しは安心できた。
 しかし、途中少し会派室で議員の方と一緒に甲子園の決勝戦をテレビで観戦させていただきリフレッシュすることができた。また、野球観戦で盛り上がっているありのままの議員の姿に触れ、議員のかたいイメージが払拭され親しみを感じることもできた。
 今日も話題に出た今回の市長のパーティー事件は、市長が政治資金規正法に違反し略式裁判にかけられたもので法学部の私としては大きな勉強材料である。もう少し、自分なりに掘り下げて勉強し裁判所の判断と議会の判断など検討していきたいと思った。

● 吉田 つとむ
 林さんのインターンシップは、すでに9回を数えました。参加日程では、既に目標の過半に達していますが、カリキュラム上は、定例市議会の会議傍聴、一般質問原稿の作成、常任委員会の会議傍聴なども残しており、パワーポイントの作品作りやホームページの作成をマスターすること等、まだまだ課題が残っています。

 今期のインターン生にとって、市長の政治資金パーティー開催に関する公務員関与の問題はまさにリアルな法律的な関心事でした。あわせて、臨時議会の開催、特別委員会の設置、緊急質問等の要求が次々と有り、議員としてそれらにどのように対応するか、大きな課題でした。

 林さんらは、その問題に関して、私個人がどのように思っているか、会派がどのように対応して行こうとしているのか、リアルタイムで見続けることが出来たと思っています。ただし、対応を公開できるまではそのスタンスや意見をオープンしない場合もあることも知ってもらいました。新聞報道とあわせて、その前後関係を見る良い機会になったものと理解しています。

 ただし、市長が多くの市民に対して不信を買った事は事実であり、あるいは議会もまた、市民には物足りなさを感じさせる状況になっていることも事実であろうと思っています。
この課題は、早々にその処理を含めた対策を立てること、あるいは経過の説明を、議会本秋着の場に置いて、議員の質問に答える形で満たしていくことでしょう。

 略式裁判の結果である罰金刑を、市長も検察も受け入れる形になりました。これで、司法分野の問題は最終の決着です。市長は、その就任前のプロセスで罰金刑を負ったことの重みを政治的に十分に受け止め、これからは幅広い住民に受け入れられる政治スタンスをとり、その政治成果を発揮することに期待を持ちたいと思っています。

 なお、この日は、夏の高校野球の優勝戦、それの再試合が行われた日でした。もともと自由民主党会派は、会議で集まる日程がありましたが、重要事項の協議はそれほどなく、比較的にのんびりしていました。また、会派所属議員である「金子ひろのり」議員が、甲子園球児(桜美林高校出身)であることも相まって、TV観戦を楽しんでいた次第です。ちなみに、彼はその甲子園出場試合で4打数3安打の猛打賞を放つような強打者であったようでした。テレビを見ながら、投手の配球から、打者の心理状態まで解説付きで最終回まで観戦しました。インターン生に対して、しばしの休息を用意したものです。

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