インターン体験レポート 林 啓子 一般質問(吉田つとむ)

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/09/12作成 
 
主要研究項目 本人の一般質問

林 啓子 大学2年 インターンレポート
9月 11日分  2006年9月12日作成  

9月11日(月) インターン13日目
●実習内容
 10時から町田市議会で行われた本会議を傍聴しました。今日は、一般質問の最終日で一日で8人の議員が一般質問を行いました。昼1時間、3時から30分、5時半から30分の休憩を挟みながら、19時半頃までの長時間の本会議となりました。その後、吉田議員と夕食を頂き21時ころに一日の実習は終わりました。

●学んだこと
 2回目となる一般質問の会議傍聴。今日の3番目は、吉田議員の出番だった。昼休みを挟んでの質問となったが、吉田議員は、4つの質問について原稿は使わずに登壇していた。私が調べた国民健康保険の支払い回数についての質問は、一番はじめに発言された。私が書いた原稿よりも吉田議員は、多くの面からアプローチして支払い回数を増やすことを提案していた。そしてそれについては、助役が答弁し、町田市の国民健康保険の支払い回数の変遷や他市での支払い回数、支払い回数を増やすことの行政側の不都合性など、わかりやすく説明していた。自分なりに調べていただけに、他の一般質問に比べて興味深く聞くことができとても勉強になった。また、議員の仕事をわずかながら体験できたように感じた。
 今日は、前回の議会傍聴とは違い一日、一般質問であったため淡々と進む議会だった。正直かなり眠いこともあったが、それぞれの議員の質問の特徴や討論の仕方など前回はあまり気にしなかった部分を意識し学ぶことができた。夕食の際に、吉田議員と話をしたが、やはり議員という職業は、私が今まで持っていた名誉職のようなものではなく、経験も大事であるし様々な能力が必要とされる職業なのだと改めて知ることができた。

●感想・意見
 一日狭い傍聴席で議会を見ているのは思った以上に疲れた。しかし、今日のような長い一般質問の議会にも朝から夜まで来ている傍聴者もいてとても驚いた。私は、インターンシップでなければこのような市議会を傍聴に行くことなどなかっただろう。ましてやここまで議員や市政について考えることはなかったのだと思う。これだけ身近に議員の側でたくさんの経験をさせて頂くことで、実は自分にとってとても身近な問題を考えていない自分に気づかされました。普段ふと、これっておかしいのではないかと感じることを積極的に意見し行政を監視していくことの重要性を深く感じた一日でした。

○ 吉田つとむ
 林さんにとって、一般質問を見るのは2回目のことです。この日は、吉田つとむが質問する際に、傍聴を頼んでいました。そのためか、話はややインターン生を意識してのものでした。本来は、インターン生が書いてくれた原稿を忠実に読み上げる方法もあるでしょうが、(福岡政行氏の教えに従い、)原稿を読まない方式にしています。ただし、もしもの事を考え、質問項目のメモは携帯して壇上にあがっています。そのため、インターン生が書いてくれた原稿と違った点もでてきます。その補填は、自席の再質問でできるだけ活かそうと考えている次第です。

 今回。国民健康保険の支払い回数の増加を求めた質問は、自分が取り上げる課題がどのような人たちの考えを代弁するものであるか、このことがまず重要と考えています。なぜなら、こうしたものは負担額自体が変わるわけではなく、負担感を減らそうと言うものです。そして、多くの人の生活サイクルが、毎月々の収入・支出の中にあるとの認識で質問したものです。議員は、こうして議会の質問を行うのですが、普段はその質問と答弁の内容を住民の皆さんに語りかけ、議論を行い、そうした会話の中から新しい質問のテーマを見いだします。もちろん、そうした会話はインターネットを通じたものも当然あることです。

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