インターン体験レポート 原田 史歩 委員会傍聴(請願審査)

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/09/20作成 
 
主要研究項目 企画総務常任委員会傍聴

原田 史歩 大学4年 インターンレポート
2006年9月19日作成 9月13日のレポート

9月13日研修生原田の体験記

 今日は吉田議員の出席する企画総務常任委員会を傍聴した。委員会は本会議よりくだけた雰囲気で議員の数も少なく発言の機会が多い。さまざまな議案について質疑・討論をしていたが本会議の一般質問では、市長、部長クラスが出席していたのに対し委員会は課長や担当者が多く出席しており、細かいことをきく機会もあると感じた。各部署が交代で質疑の返答にきていたし、入れ替わりも多かったが案外早く終わった。議案によっては質疑、討論なしという場合もあったからだろう。イメージではすべての議案にたいして長時間にわたり質疑、応答するとおもっていたので意外だった。石阪市長の政治資金規正法違反事件が姿勢に及ぼした影響等に関する調査委員会を求める請願や市長の辞職を求める請願も出ていたが不可欠(注:不採択 吉田が訂正)となった。

                感想 
 全体を通して早くささっと終わった印象を受けた。石阪市長に関する請願はこの日も提出された。裁判で公務員資格を剥奪されなかった以上、続けるかどうかは本人問題である。続投を決意し自らに減法を課すという処分を下した上は、市政に集中させることの法が実際的には重要であると思う。反対派としては最後までその姿勢を貫き通すことも重要なのだろうが、調査委員会を設置して市長を追及することもまた市長の実務の時間を奪い市政に悪影響を及ぼすことであると思う。いずれにしても批判されるべきことではあるとは思う。

● 吉田 つとむ
 インターン生の原田さんと林さんの両名は、私が所属する企画総務常任委員会の会議を傍聴しました。この委員会は、本会議からすると分科会に相当するもので、全体を4分の1の人数に分けられており、全部の議員がどの委員会かに所属をしています。その結果、この委員会の人数は、9名となっています。

 審議の流れは、行政の単位である「部」ごとに行います。順序は前から決められていますが、進行時間はそのとき次第であり、審議が夜になることもあります。特に、紛糾案件、請願などでは審査に大きな時間を要することもありました。以前は、マンション建設反対や廃プラスチック施設建設反対等の運動関係者から多くの請願が出されており、審議に膨大な時間を要していました。

 今回の市長政治資金パーティー開催問題では、臨時議会や本会議の開催時に際して、議事の進行に大きな遅れが出ており、この時期の委員会ではそれほど紛糾する事態にはなりませんでした。

 会議の進行では、本会議と違って、自分が属する常任委員会ということがあって、私も何度か意見を述べる機会があり、委員が大いに意見を言ってもらい、必要な表決をすればよいという考えを述べました。質疑を無理矢理うち切るような事無く、十分な論議が行われ、「石阪市長の政治資金規正法違反事件が姿勢に及ぼした影響等に関する調査委員会を求める請願」は、反対多数で不採択としました。ご覧の通り、私が反対意見を述べました。

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