インターン体験レポート 菅原 美佳子 政務調査費整理

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/12/31作成 
 
主要研究項目 政務調査費整理、市長訪問

菅原 美佳子 大学2年 インターンレポート
12月15日分  2006年12月30日作成(メールが分別できず、再発行)  

12月15日(金)。インターン3回目。

この日は、今年一年の領収書をまとめ、紙に貼り不正などがないか見てもらう、という比較的カジュアルな服装で、出来る作業だった。なので、カジュアルな服装で行ったところ、いきなり市長さんとお会いすることになってしまった。市長さんに挨拶をし、部屋に戻り領収書のまとめをした。とても枚数が多く2時間ぐらい、領収書を分けて貼って、という作業を繰り返した。
その作業は、2時前には終わりお昼を食べに行った。お昼は、市役所の目の前のカレー屋さんに。
昼食後は郵便局ではがきを買い、その後地元の公立高校へ。連絡もなく、行ったのだが、校長先生が快く時間を割いてくれお話することが出来た。

予定になく、市長さんにお会いでき嬉しかったが、「何か1つ質問してみて」と、吉田さんに言われ、慌てて考えて質問したがあれで良かったのか不安だった。しかし、滅多に会うことができない市長さんに会うことが出来て、とても良い経験ができたと思う。
郵便局では、はがきを一般の人が買う枚数とは全く違う規模で買い、びっくりした。
公立高校に行けたことも私の中では、いい経験だった。連絡もなしに訪れたのにもかかわらず親切な対応で迎えてくれたのには驚いたが、いいお話を聞くことが出来た。

このインターン前は、政治家の仕事内容は全て目立つ仕事しかやっていないのかと思っていたが、挨拶回りや買出しなど比較的労力を使う仕事も多く意外だった。これからも、政治家という職業からはいい意味であまり想像できないような仕事を見ていきたいと思う。

● 吉田つとむ

 菅原美佳子さんが行った作業は、「政務調査費」扱いの領収書の点検、整理でした。まずは、この間にメディアで話題となった「政務調査費」支出関連の記事を見てもらいました。なお、議会では、自治体や議会関連の新聞ニュースを切り抜きまとめた資料を配置してくれており、議員にとって良い情報もマイナス情報も、毎日知ることができます。菅原さんには、その「切り抜き資料」を見てもらいました。

 この作業は大変地味ですが、この間の事件の発生を見ると、この仕事の重要度が再確認できました。いい加減にすることは許されないことです。その意味で、菅原さんに、「政務調査費」支出領収書の仕訳作業を手伝って頂きました。内容によって、政務調査費の対象となるもの、その対象にはならずに自分個人が支出するべきものにきちんと分ける作業でした。この作成資料は、いずれ「情報公開」の対象文書となります。不当な支出をしていたとして、他の自治体議会で、多くの議員が辞職をすることになったのは記憶に新しいことです。

 この日は、市長に挨拶したり、公立高校の校長先生に挨拶したり、予定にないことばかりでした。本来は、助役に連絡事項があって理事者訪問したものですが、時節柄、市長と面談ということになりました。その席に、菅原さんも一部同席した次第です。その際、私はせっかくのこととの促し、菅原さんが質問する事になりました。突然の事だったので、質問が出来たことだけで上首尾としましょう。

 このほか、政治家の行動をそばにいて見るのがインターンの役割ですので、細々した作業がいくつもあることを見るでしょう。この日の日程でもそうした事柄も含まれていたということになります。
 
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