インターン体験レポート 中村 之則 ジェネリック医薬品について

町田市議会議員 吉田つとむ    2007/8/16作成 

主要研究項目 講演 

中村 之則 大学1年 インターンレポート
8月1日分  8月15日作成 

町田市民ホールで行われた講演会について。

富士製薬の営業マン二人に講演をしてもらった。聞き手は吉田先生の後援会の方々十数名。私は、後援会長や他の議員の方の写真を撮るかたわらレポートのためのメモをとっていた。

以下、講演の内容である。

議題:ジェネリック医薬品について

@ジェネリック医薬品とは、特許取得後20年以上を経過した薬のことである。一般に、開発されたばかりの薬を先発品と呼ぶのに対し、ジェネリック医薬品を後発品と呼ぶ。

Aなぜ注目されるのか?

それは、特許が切れた薬なので値段が安く提供できるからである。先発品に比べれば半額ほどで提供できる。このため、医療保険が安くなるので赤字が増え続ける日本国に貢献することにもなる。

B安全性は大丈夫か?

安全性にも問題はない。ジェネリック医薬品は、新薬として20年以上使用されたものであるため、危険性は低いのである。また、ジェネリックとして認定される場合にも検査があるので危険性はきわめて低い。

C欧米ではどうなのか?

欧米では、新薬の特許がきれた一ヶ月後には約80%がジェネリックに変わる。ところが、日本では16%でしかない。つまり、ジェネリックに関して日本はアメリカなどに遅れているのである。

感想

私は、ジェネリック医薬品を言葉で聞いたことがある程度だった。だから、その意味を知らなかった。しかし、今回の講演でジェネリックはいいことずくめだと知れた。今回得た知識をただの知識で終わらせないように、色々な人に伝えていきたい。

● 吉田つとむ

 吉田つとむ後援会の会合を行いました。以前は、講演付きの会合をたびたび行っていましたが、ここ2年間はそうした形の会合をやっておらず、「組織」や選挙を意識した会合のみを行っており、自分なりの幅を狭くしていたと反省しているところです。今回の会合を契機に、政治家の演説や挨拶よりも、今の時代にどういうことが問題になっているか、そうした状況を反映する「講演」を呼び寄せたいと考えました。
 今回は、昼夜2回の会合と欲張りました。
 昼の部では、来賓に山下七郎元市議会議員を迎え、
ミニ講演会「ジェネリック医薬品とはどういうものか」
   講師 富士製薬工業 株式会社 マーケティング部 MR 角川 英己 様
を開催しました。 

 夜の部では、来賓に 自由民主党町田総支部 総支部長 熊沢 洋 様を迎え、
ミニ講演会「中高年の健康管理について」
   講師 かねこ大腸肛門クリニック 金子 等 先生
 を開催しました。

 インターン生の中村 之則さん(大学1年)は、この日が初めてのインターン体験でした。時間前と講演以外の時間は、会議開催の受付などをしてもらいましたが、講演中はできるだけ講演に集中し、そのレポート作成を課していました。レポートのまとめ方が非常にすっきりしています。中村さんは、吉田つとむに「先生」と付け加えていますが、以後はその表記を別のものに改めてもらいましょう。

 上記のレポートは、その昼の部の感想を書いたものです。インターン生の中村 之則さん(大学1年)のレポートでは、あまりにジェネリック医薬品をよく評価する考えを持ったようですが、その普及にはまだまだ数多くの問題点をかかえています。ただし、私自身は、人の健康を維持するにも、日本の国民医療保健制度を維持するにもその普及拡大は避けられない、と考えています。

 以前には、地方政治家の自主的な勉強会である 「東京ねっとわーく」でもこの企画を行いました。今回は、吉田つとむ後援会の会合企画に取り入れたものです。これからも、機会があるごとに、ジェネリック医薬品に関して、その普及取り組みを広げていこうと考えています。

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