●  4期生インターン体験記録 
山本 大介

 2001年春にインターンを再度受け入れることにしました。佐藤あい子さん、山本大介さんのお二人です。2000年の12月段階にも何回か来ていただきましたので、その体験記を、質問と吉田の答えのスタイルにまとめました。




インターン記録レポート         
町田市議会議員 吉田勉

学生氏名   山本 大介          年月日 2000・12・13 
主要研究項目
12月13日の都市環境常任委員会を傍聴する。
記 事
都市環境常任委員会を傍聴。
新春の集いのために支援者を訪問する。

コメント

 今日初めて委員会を傍聴しました。誰でも入れる所とはいえ、議員の所でインターンでもしない限り今の自分では入らない所なので入るときはかなり緊張しました。

● 吉田の回答

 今日から、インターンのスタートです。お互いに、勉強していきましょう。今日、委員会では、大学を終えてからの時間だったので、途中入場で緊張したのでしょう。誰だって、そういうものです。

 最初、傍聴と聞いて国会のような段々のある議場のような所を想像したので、事務室の人に教えてもらった部屋が普通の部屋で、その部屋で委員会が行われていたのは少し意外でした。委員会ではなく、普通の議会もあのような場所で行われているのでしょうか。

● 吉田の回答

 今日は、委員会の開催でしたので、段々のない「普通の部屋」でした。「本会議」というのは、「段々のある議場」で行います。さらに、委員会は4常任委員会があり、2常任委員会づつに委員会を開きます。今回は、まともな「会議室」でしたが、もう一部屋は、「ロビー」の一角を仕切った「半会議室」です。つきの機会に見ていただきましょう。
 
Q 今日の委員会で議員の人達が持っていた分厚い資料は傍聴席にいる人達には配られないのでしょうか。自分で理解しようと思って聞いている時などはなにを言っているのかわかるのですが、予算の説明に入り、「何十ページの何番を見てください」といったことを言われるとなにを説明しているのか、なにを質問しているのかわからなくなってしまって「いったい、何について話しているのだろう?」ということがしばしばありました。

● 吉田の回答

 当然の疑問です。ようやく、「議会運営委員会」で、傍聴者に会議資料を配布しようという議論が、スタートすることになりました。自民党が提案していることですよ。10月か、11月のホームページ記事に書いています。ご覧ください。

Q 今日の委員会で請願が2つあったのですが、吉田さんは「請願は意味がない」と言われたのは請願が法的に効力を持たないから意味がないといわれたのでしょうか。
 それとも、なにか他に効力はあるが今回の場合は業者に強制的に計画の変更を求めるほど強い効力がないので意味がないとしているのでしょうか。
 もし、前者であるのなら請願という行為は中身のない無駄なことのように思えるのですが、どうなのでしょうか。

 それと、ああいった請願はどうやって委員会や議会で議題として持ち上げられるのでしょうか。地元の議員の人に話しをして、その議員の人が議会や委員会に議題として提案して議題となるのか、それとも直接市役所などに住民が話しをして役所の人達によって委員会や議会に議題として提出されるのでしょうか。

● 吉田の回答

 「今回の場合は業者に強制的に計画の変更を求めるほど強い効力がないので意味がない」ととらえてください。個々の条件でことなります。微妙なところが、議会の審議の特徴です。
 簡単に言うと、議会への「請願」は、日本国憲法に書いてある権利です。自治体議会にも、国会にも出せます。
 町田市では、1名の紹介議員があればだれでも「請願」をだせます。1万人の署名があっても、数人で出しても議会は同じ扱いをします。

Q 委員会の最中に議長に何度も話しかけては部屋から出ていき、また入ってきては議長に話しかけている人がいたのですが、あの人は何を議長の人に話していたのでしょうか。

● 吉田の回答

 町田市では、委員会おいて、議長は特別の権限はなく、1委員として対応します。この委員会では、「特別オブザーバー」の扱いでした。議会事務局の職員が、特別サービスをしていたのです。

 委員会が終わった後の支援者を回ってのチケット売りは今回自分がこのインターンシップに参加してやってみたかったことの1つでした。色々な人の所を回って行けば、おもしろい話しが聞けるのではないかという思いも参加動機の1つだったので、早速今日から体験できたのはとてもよかったです。特に、森さんが話していた介護保険制度のことや、最後に伺った所の人の話などは普通に大学生をやっていては聞けそうにない話しだったのでよかったです。

● 吉田の回答

そうなのです。われわれ、身近な議員は、国会の出来事も批判を受けます。それが、苦になる人は、議員には向かないでしょう。大きい話も、小さな話のなるべく聞き込み、住民の意見を知ることが必要なのです。
 


インターン記録レポート 12/21       
 町田市議会議員 吉田勉

学生氏名   山本 大介          年月日 2000・12・21 
主要研究項目
 新春の集いのために支援者を訪問する。 
記 事
 新春の集いのために支援者を訪問する。

コメント

今日は参加した時間が遅かったので、それほど多くの支援者をまわることはできなかったのですが土木工の社長が「わからないことがあったらわかる奴に全て聞いてわからないことがないようにしろ、中途半端に聞いてもだめだ」と言っていたことは自分にも当てはまることなので、改めて聞いて自分もしっかりしなくてはと思いました。

■ 吉田の答え

 ちょうど、いい所に居合わせしました。社長が話し掛けていた社員は、会社で言うと、幹部社員候補なのに、一般社員とおなじ感覚ではだめだと言っていたわけです。耳が痛い言葉でした。

 あと、話しの中で出てきた「真ん中を自分が持っているのでその土地をどうにかしたいのなら周りの工事を自分に回してくれ」という内容の話しはなんていうのか、自分にはかなりドキッとした内容の話しだと思ったのですが、吉田さんはこういう話しを聞いてどう思いますか?

■ 吉田の答え

 山本さんは、この言葉を政治的にとらえたのでしょうが、これは民事的なことです。
  1.  自分が持っている土地が、ちょうど、その周辺を開発しようとするエリアにいり込んでいる。
  2.  そこで、相手は、自分の土地を必ず必要とする。
  3.  したがって、相手は自分の言い分を聞くほかない。
  4.  自分は建設工事会社を経営しているので、その工事には、自分も加えてもらおうと言う次第です。
 このように説明すると、この件は、法律的に道義的に何ら問題でないことは、わかると思います。その相手と言う人が、政治家(?)であると言うことだけのことです。



インターン記録レポート         
町田市議会議員 吉田勉

学生氏名   山本 大介          年月日 2000・12・27 
主要研究項目
  
記 事
後援会のホームページの作成について

コメント

 今日はフロッピーディスクドライブを忘れて作業が遅れてすみませんでした。自分でもどうしてCD-ROMドライブを持ってきて、フロッピーディスクドライブを持ってこなかったのかと思います。
 後援会のホームページついては僕がメインということなのですが、1人ではなにもわからないので佐藤さんと共に、3月が終わるまでにはある程度、形がちゃんとしたものができればと思います。

■ 吉田の答え

 道具の持込については、間違いは誰にでもあります。
 後援会・応援のサイトについては、それでOKです。ただし、仮の形でもスタートさせてしまいたいと思います。


 

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