● 4期生インターン体験記録(まとめ)

山本 大介
インターンシップを通して得られたこと

今回、私は12月から3月までの4ヶ月間という、おそらく他のインターンの倍ぐらいの長い間、町田市議会議員吉田つとむさんのところでインターンシップを体験しました。

私がこの議員インターンシップに参加した動機は色々あるのですが、一番の理由は去年衆議院選挙で初めて投票箱に投票用紙を入れたときに、投票という行為は感慨深いものだと思っていたが意外にあっけなく終わってしまったので、それでは投票される側、政治家側に回って、政治家にとっての選挙や日々の活動はどういうことをしているのだろうかと思いこのインターンに参加しました。

インターン先の吉田さんは、いわゆる黒塗りの車に乗っているというような世間一般の政治家のイメージとは対極にいるような人でした。まず、普段はノーネクタイでスーツを全く着ないです。本人曰く「議会がある日は別だが、せっかくスーツを着なくてもよいのだからいいのではないか」らしいです。他にも、吉田さんが乗っている車も初めて見た時は驚きです。というのは、車は普通の1BOXなのですが、屋根に「吉田つとむ」という看板(吉田注:下段説明)がついていて、さらに電光掲示板がついているのです。選挙カーで看板がついている車は見たことがありますが、電光掲示板がついている車は初めて見ました。僕はまだ見たことがないのですが、駅で話しをする時は電光掲示板をつけてやるそうです。

今回のインターンシップでは議会や委員会の傍聴や支持者まわり、吉田さんが発行しているCITY REPORTの配布や吉田さん主催の新春の集いに参加させてもらったりと色々なことを経験させてもらえました。特に、新春の集いに参加させてもらったときは後援会の人達と話す機会があり、自分の親と同じような年齢の人達と話せたことは普通に学校に通っているだけでは得られない貴重な経験でした。

今回、このインターンを通して何が得られたか?それは、「政治家というのは意外に身近にいるのかもしれない」ということがわかったことです。インターンシップ中には町中を車で回りました、CITY REPORTを配る時はブロックごとに歩いて配っていました、他にも、色々な催しがあれば顔をだしていました。もちろん、それは自分を知ってもらうためであるでしょう。ただ、そのような時に私たちが「誰か知らない人がいる」とは思わないで一言話しかけてみる。そうしたら実はその人は議員だったと思えるようなぐらい身近に政治家という人達はいるのだと思えたことが今回のこのインターンを通して得られたことだと思います。

最後にこのような機会を与えてくれた議員の方々やI-CASのスタッフ、本当にありがとうございました。
(I-CASの 議員インターンシップ2001春 活動報告書と同文)

(吉田注:下段説明)
 体験記は事実に即して、自分の印象を語っており、山本さんらしさを感じました。
 一箇所間違いがあり、宣伝カーに「吉田つとむ」と入っていると書いていますが、それは間違いです。氏名は一切入っていません。電光掲示板の記事中には出てきますが、看板にはないのです。
 それだけ、「吉田つとむ」の印象を強く感じてくれたので、そのような「記憶」となったのでしょう。