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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第46期生 齋川結衣

インターンレポート第8回 齋川結衣(昭和女子大3年生)2020.9.19

「市民文学館ことばらんどで作品鑑賞

 町田市市民文学館ことばらんどでは、現在「20×20原稿用紙」と「2020(ニコニコ)絵本原画展」が開催されている。

20×20原稿用紙
明治・大正・昭和の作家が使用した400字詰めの原稿用紙が展示されている。原稿用紙の種類やその使い方には作家ごとに特徴が出る。普段は印字された作品を目にしていることが多いため、自筆ならではの味わいがある。そこで紹介される作者による原稿料の違いも注目すべき点だ。

2020(ニコニコ)絵本原画展
おぼまことさん、渡辺有一さん、中垣ゆたかさんの3名の作品が展示されている。おぼさんと渡辺さんは町田市にゆかりのある絵本作家である。展示室の壁、床、展示ケースの装飾はは絵本の世界観が表現されている。使用画材・タッチ見本の展示やクイズコーナーもあり、読み手側と作り手側の双方から楽しめる内容である。

マスクを活用したお面
マスクにお面を貼り付け、展示ブースを見て回ろうという企画である。お面はそれぞれの作品に登場するキャラクターから選ぶことができる。お面をつけて、キャラクターのパネルと撮影できるブースがある。コロナ禍でもマスクを活用して絵本の世界を堪能できる工夫だ。



20×20原稿用紙と2020(ニコニコ)絵本原画展、どちらとも空間の使い方にこだわりがある。来場者数は数名程度であったが、落ち着いた雰囲気でじっくりと鑑賞することができた。 

●吉田つとむ
 齋川さんの最後の研修日レポートです。この日は、町田市市民文学館ことばらんどの催事の最初の日でした。

 私は、室内で撮影ができなかった、20×20原稿用紙が気にいりました。それは、名家の仕事ぶりがしのばれる原稿の数々が、工芸員の手によって人を引きこむように配置されていました。会場内を撮影できず、その飾りつけを含めて、写真で出せないのが残念です。
 また、展示作品の中で、作者の一人の小学生の時の作品がありました。原稿用紙のコマを丁寧に一つ一つ切り抜いたもので、その端正さ、多重さに見とれるほどでした。
 齋川さんは、作者による原稿料の違いに驚いていました。私が初めて執筆した本の原稿料は、その書き上げにようした時間で言えば、最低時給の半分ほどの金額でしたが、自分にとっては再考の至福の時間でした。執筆というもの、原稿料と言うのはそうしたものだと思っています。
 職業として作家を考えると、誰しもなかなか難しいものがあります。私が、市議会議員をやる中で、その仕事の側面を書き現すことができました。私は、作家としてはプロには成れないように思っています。なにやら、書いている内に自分のことになりました。
 齋川さんがインターン中に見たものから、いろいろ想像して、自分がどのように仕事に就きたいか、できるか、できるようになるかを勉強してもらいたいと思っています。

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