2011.08.2 小宮 春菜 第13回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第13回:インターンシップの概要> 
         第28期研修生 小宮春菜 国際基督教大学(ICU)3年

<概要>
・ 国会図書館見学
・ 参議院・予算委員会調査室の調査員の方と面会
・ 読売新聞町田支局長との面会
 
    読売新聞町田支局長との面会

    
  最高裁の近くで昼食。腹ごしらえも欠かせません。   先輩のインターンとは国会内の食堂でお茶の時間

<参議院の調査室の方と面会して>
 その方は、このインターンを通して政治に興味を持ち、あまり日の当たらない、あまり存在を知られていない参議院の「裏方」と呼べるようなこの職業を知り、大学三年の夏から公務員試験に向けて猛勉強をしはじめ、結果今の仕事に就くことになった、ということを私に語ってくれた。

 私と同じように、その方も就職活動に向けた行動が遅い、「レイト・スターター」だったのだそうだ。しかし、その方はもう私の置かれている状況と同じ、「大学三年の夏」から公務員試験対策を始めた。それでも公務員を受験しようとするならば、遅めなのだという。

 童話では「かめさん」が「うさぎさん」よりも得をするように出来ているが、ゆっくり寄り道ばっかりして結局道に迷い、ゴールにたどり着けなかった、もしくは辿りつくべきではないゴールについてしまった「かめさん」もいるはずだ。マイペースもほどほどなのだろうか。

 だが、前の記者の方がおっしゃっていた、「今の現状に疑問を呈し続ける態度」。私は、大学三年の夏はまだ寄り道をたくさんしていたい。今から就職活動に頭がいっぱいなんて大学生活は、おかしいと思いたい。

 あまりに調子がいいとは思うけれど、童話どおりの「かめさん」になれたらなあ。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 2011.07.29 コメント

 
 この日は、国会に行き、時間の関係で国会図書館にも入ってみました。また、地元に戻っては「読売新聞社町田支局」に立ち寄り、お忙しい支局長さんと面談をさせていただきました。後から考えれば、一番取り込んだ時間であったようでした。それは、記事原稿の締め切りに近い近い時間で、翌日の記事は、「日大三高野球部」の皆さんが、甲子園に行く前に市長に挨拶に来たというものでした。市庁舎の前で撮られた記念写真も掲載されていました。

 この日の小宮春菜さんは、国会では過去のインターン生に会って、いわゆる就職活動のことを聞いたり、国会職員(事務局)という職業の先輩にその仕事について、質問をしました。横で聞いていると、その仕事自体はなかなか分かりにくい職業だと再認識しました。われわれ議員にとって、事務局員というのは必要で欠かせない存在ですが、まだ、市議会の会議自体をそれほど見たことがない新人インターン生には、とても国会の事務局員というのは理解しにくい職業であるでしょう。これから、小宮さんは市議会の会議を見ることになりますが、議員を見る一方で、事務局員の仕事ぶりにも目を向けてみてください。「地味だ」と言うだけではない、妙味を発見するかも知れません。過去のインターン生は、自分のインターン体験を通じて、ただ一人、この仕事が存在することを発見したわけです。

 さて、現在のインターン生の小宮さんは、いまだ、「就活」の意識は切実でなく、まだまだ寄り道をしていこうとしていると自分で言っています。私たちの世界でも、」そのウサギとカメに例えると、大勢のウサギさんがいて、駆け足で上に上っていた兎さんもおり、途中で木の根っ子につまづいてそれでこの道が終わりになった兎さんもいました。

 カメさんの中にも、着実に山に昇っていく亀さんもおり、ゆっくり歩いていてもひっくり返って甲羅が地に着いて足をばたばたさせているだけの亀さんもいました。途中で見かけなくなった亀さんもいました。

 それでは、インターンを受け入れている吉田つとむは、兎か亀か、間違ってもウサギの仲間ではないでしょうし、どちらかといえば亀の部類でしょう。とは言っても、亀が着実に歩むというタイプではなく、時に崖をよじ登ったり、壁を這い上がろうとする変則タイプではないと自分で考えています。

 こんな話で、小宮さんの役に立つかどうか、それより、もっともっと輝いてる人に多くあわせて、人生のヒントになるチャンスを与えることが出来ればとの思いで、インターン生の日程作りを考えています。

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