2011.08.8 小宮 春菜 第16回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第16回:インターンシップの概要> 
         第28期研修生 小宮春菜 国際基督教大学(ICU)3年

<概要>
吉田議員の主催する講演会への参加、およびその受付業務

「福島第一原発事故と町田市のくらし」セミナーに参加をして

 こじんまりとした会場に、会場一杯にひしめく聴衆。あたりは異様な緊張感に包まれていた。それもそのはず、「福島第一原発」。これが今日の講演会のテーマだったのだ。
吉田議員が、心血注いで作り上げた今日この日のセミナー開催。エネルギーのことを扱う団体のタンポポ舎の山崎さんをお招きし、詳しく原発問題についてお話しいただいた。他原発のこと、福島原発の背後に潜む真実、東電という組織、規制値と子ども、および食品のこと。今の「気になる」問題を見事に取り上げて頂いた、非常に内容の濃い、2時間となった。

 さて、会場には多くの親ごさんやお孫さんをもつご年配の方が、つめかけていた。「国の情報を鵜呑みにしていたのでは、子どもは守れない」。そんな悲痛な想いを、皆さんの表情、質問を通じた言葉のはしばしが雄弁に物語っており、その想いが彼らを講演会にせき立てたのだろうと感じた。

 「子は国の宝」そんな言葉があるが、だからこそ国は今子どもの増加に奮闘している。しかし今回子どもに対する、国の見事なまでの配慮のなさが露呈した以上、今後どんな美辞麗句を並べても、親が安心して子どもを産めるだろうか。「子ども、子ども」と声高に叫ぶだけ叫んで、子どもが増ても、会場にいた人たちのような表情を作らせ、人々に苦悩をさせているようでは何が国家だろう。

 一刻も早く、誰よりも小さな子供たちを守ってほしい。原発に責任のない子どもを絶対見捨てないでほしい。そして、今回会場にきたような親ごさんたちを安心させてあげたい。今の政策を取り仕切る年代が一番じゃない。将来の日本の担い手の未来を何よりも大切にしてほしい。こんなことを考えた講演会だった。

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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 2011.08.19 コメント
 
 今回は、第26回セミナー(上記のタイトル)を開催した際、研修生の小宮春菜さんが受付を担当し、さらにそのレポートを「議会レポート」用の原稿として書きましたので、それをもって記事としました。放射能汚染の課題は、大気から土壌や食物へと変化してきました。町田市産の農作物は、政府が決めた基準値でなく、放射性物質の含有量がゼロとする施策を検討していきます。
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