2011.09.24 小宮 春菜 補遺インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

補遺:ジャーナリスト比較> 
         第28期研修生 小宮春菜 国際基督教大学(ICU)3年

<概要> 2011/08/16  到着日 9月24日 

<ジャーナリスト比較>
読売新聞東京本社 町田支局記者 三浦岩男さん
タウンニュース町田編集室編集長 座間政彦さん
日本テレビ 報道局政治部記者 伏屋由美子さん

          
 就活と勘違いをされたかな?小宮春菜さんの挨拶          TV局政治部記者を逆取材した小宮春菜さん
                                          同行した薗部諒さん。

 三人との会話を通じ、同じジャーナリストでも所属する組織の違いによって、どんな相違点、類似点があるのかを考える。
 なお、伏屋さんに比べ、三浦さんおよび座間さんと私が直接会話をした時間は圧倒的に短く、会話の内容・質もそれぞれでまったく異なっている。その中で、断片的ながら私がなんとなく感じたことを記述してゆく。

1. 類似点
☆おごらず、へりくだらず
 どの方も、人に対しておごらずへりくだらない。何かの組織のトップから、はたまた小さな幼児まで、あらゆる人が取材対象であり、その全ての人に対して等しく「取材相手」として、お互い上も下もなく日々接しているからこそなのだろう。会話をしていて、「対等」の関係を感じた。また、その雰囲気から、非常に誠実な印象を受けた。

☆ マスメディアの報道が全てではない
原発の起きた当初、原発に対する報道があまり正確ではなかったことに対し、伏屋さんが「製作者も勉強不足だった。危機意識を持っている人は少なかった」ということをおっしゃっていた。私は当初、マスメディアは東電に多額の資金を援助しているから、悲観的な報道をしないのだと思っていた。しかし確かに考えてみれば、まったく原発に対する関心が薄かった以前とうってかわって、急にこの問題が取り上げられ始めて、そんなに簡単に臨機応変対処・報道はしてはいけなかったのかもしれない。しかし、漠然と、メディアの情報に対し(特に新聞)、絶対の信頼感を持っていた自分を感じた。
実際は、三人、どのメディアにだって、このような「勉強不足のままで」ということは起こりえないとも分からないし、実際どの情報にもバイアスがある。メディアの情報が全てではない、ということも類似点の一つだろう。

2.相違点
☆伏屋さんと他二人
 その報道を聞いたり読んだりする大衆の絶対数が、伏屋さんと他二人の記者の方とではだいぶ違うのでは、と考えるため、伏屋さんの方が、自分たちが国民の意識を作っている、という認識がより強いことが考えられる。

全員との、私との対話時間や内容がだいぶ違い、あまり内容の濃い考察にならなかったが、だいたい以上のことを考察した。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2011.09.25 コメント

 小宮春菜さん(第28期研修生)の全日程が終了したのですが、宿題をかなり前の時点で出していました。それは、3人ものメディア関係者に会ったのだから、そのことのレポートを別途書くように宿題としていました。その日程自体が終了した後に頼んだことなのでなかなかまとめにくかったものと思います。あるいはひょとして、「期間限定のインターンのはずなのに、それで間に合わないような宿題を課して不当だ」と考えたかも知れません。小宮さんはそうした条件の難しさを超えて、私が与えた課題に対応していますので、立派なことだと思っています。

 小宮さんは、「全員との、私との対話時間や内容がだいぶ違い、あまり内容の濃い考察にならなかったが、だいたい以上のことを考察した。」と書いています。その言葉通りとすれば、是非、後に続く世代のインターン生がそうした比較論をまとめてもらいたいと思います。

 また、第28期の小宮春菜さんは、インターンシップ生募集のリーフレットチラシの2点をまとめてくれました。これは、小宮さんが自分のインターン中に作成をしたものですが、新たな研修生が吉田つとむのところに来てくれるようにメッセージを残してくれたものと思っています。私が単独で作成したのは、吉田つとむインターンシップのエントリーシート(PDF版)エントリーシート(エクセルF版)です。

 小宮春菜さんを超えるような、いや、「私は、私だ」とこだわりを持った新たな自己主張を持ったインターン生の登場につながるでしょう。
 
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