2011.01.31 坂井 直徒 インターンレポート
講演会:「心臓と高齢化=いつまでも丈夫な心臓のために」>
(南淵明宏先生・・大和成和病院院長)


 9月1914時から町田市民フォーラムにて心臓外科医、南淵明宏先生を講師に迎えて、第23回セミナーが開催された。セミナーのテーマは「心臓と高齢化=いつまでも丈夫な心臓のために」ということもあり、健康に気を使っている多くの方が来場された。

南淵先生は毎日心臓手術を執刀していて、手術の内容は主に冠状動脈のパイパス手術と心臓弁の手術である。冠状動脈バイパス手術は心臓の表面にある細い冠状動脈の根元が狭くなって血液が十分に流れなくなり、心臓の筋肉がピンチに陥っている状態の患者に行われる。通過障害を起こしている部分より下流に、血液を迂回するバイパスを増設する手術だという。鉄道にたとえれば、A駅からB駅を結ぶ列車が何らかの原因で不通になった場合、別の路線を迂回路にして安全にB駅に輸送するというものだ。

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 また、南淵先生はドラマ「白い巨塔」の監修も一部でされていて、数多くの民放テレビ番組にも出演されたという。私は、セミナーを聞くまで心臓手術のことはテレビドラマの世界でしか触れることがなく難しい内容であると感じていた。しかし、先生のときおり笑いも取り入れた、わかりやすくて丁寧な説明を聞くことで心臓手術に対しての知識を少し理解することが出来た。

残暑厳しい9月半ばということもあり、セミナーの最中に体調を崩された方もいたが、南淵先生の付き添いの方が迅速な対応をして頂き何事もなかったことが幸いだった。吉田議員の研修生として初めてのセミナーであったが、日々の生活に関わる話を聞く事ができ有意義な1日であった。

(記:第26期研修生 坂井直徒 神奈川大学外国語学部国際文化交流学科3年)


                                2011.01.31 町田市議会議員 吉田つとむ コメント

 インターン生の坂井さんの8回目の記事です。議会レポートの記事と同様です。
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