2012.7.13 出雲克佳 第8回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第8回:インターンシップ7日目> 
            第30期研修生 出雲 克佳 明治学院大学2年生
 
 7月13日の活動は町田市内にある国際版画美術館にて行われました。内容としては、NPO法人のジャパンワイルドライフセンター(JWC)さんが、展覧会を主催するとのことでしたので、その準備を手伝わさせて頂きました。

 展覧会で飾られたのは、様々な動物たちの細密画でした。何名かのアーティスト達が時間と労力を費やして作り上げた作品らしく、どれも遠くからみると写真のようで、クオリティーの高さに驚かされました。静止しているにも関わらず、その風貌からは躍動感が伝わってきて、自然の雄大さに圧倒されるようでした。僕は絵を描くことが好きなので、そういった意味でも感心するところが多かったです。

 この法人は、獣医師で野生動物の専門家でもある佐草一優さんが野生動物の保護を目的に設立した、野生動物保護団体で、世界の野生動物保護団体への支援活動、一般参加の野生動物観察会の主催、日本人のリサーチャーやボランティアの現地派遣、国内外の野生動物保護、治療活動、生息地・生息環境保全のための活動等を行っていらっしゃいます。この日の展覧会はそれらの活動の延長であり、動物や自然の尊さを多くの人に感じさせる良い機会となりました。
 では、どうして動物を保護するのでしょうか。可哀想だから、観れなくなると悲しいから、もちろんそういった理由が大きいですし、そういった気持ちを持つことは大切なことです。しかし、以外と盲点かもしれませんが、動物が死滅すると自然サイクルのバランスが大きく崩れるということがあげられます。自然環境は、様々な生物の関係性によって構成されているのです。なので、動物が著しく減ると自然環境も悪化して、さらなる悪循環を生むことになります。その原因は人間にあり、特に1970年代からの絶滅種数は以前と比べ物になりません。しかし以前とは時代が異なるのです。私達の生活には農業も工業も必要不可欠です。現在は石器時代ではないので、21世紀という時代に合わせて臨機応変に対応することが求められます。

 そういった観点から見ても、JWCさんの活動は素晴らしいことだと思います。自然環境を保護することは、自分たちの生活を豊かにすることにも繋がるからです。それに加えて、当日の作業を共にした団体の方たちも心から動物が好きなんだということが伝わってきて、なんだか穏やかな気持ちになりました。自然環境を守るために個人ができることも沢山あります。今日から少し意識を変えて生活してみてはいかがでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ
2012.8.07コメント

 まず、参考にこの展覧会の期間中に、それを見学した他のインターン生のレポートをリンクします。
2012.7.15 矢島見依子 第3回インターンレポート
2012.7.15 吉原弘晃 第1回インターンレポート

 出雲さんは、こうした展示会の準備をする日、作品を掲示することを通じて、作品を見渡しました。主催団体の、NPO法人のジャパンワイルドライフセンター(JWC)のことも詳しく報告してくれました。

 是非、個別の作品の紹介も付け加えてくれたら、次回の展示会に参加する人が新たに出てくるでしょう。

                            トップページに戻る   リストに戻る