2012.2.15 大谷優樹 第3回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第3回:インターンシップ3日目> 
              第29期研修生 大谷 優樹 明治大学4年生
 
  今日のインターン内容は主に市議会本会議と行政関連?の委員会の傍聴であり、ようやく議員らしい仕事ともいうべきものだった。本会議の内容は野津田公園の改修工事に関する事項である。まず質疑応答が始まったのだが3分くらいで終了。次に討論に移ったと思ったらあっさり終了。そして議決に入ったがそれも即決で終了。そして本会議は休廷。あまりの展開の速さにまったく頭がついていけず思わず傍聴席で呆けてしまった。ほかの傍聴者も退出する様子はないし「これは休廷じゃなくて休憩だきっとそうだ聞き間違えただけだ。」と思いそのまま留まっていたが、いつまでたっても始まらないのでこれはおかしいと感じ戻ってみると吉田さんに委員会会議の場所にすぐ連れてかれた。どうやら本会議は終わっていたらしい。時間にしては20分もなかっただろう。会議が始まる前に議題に関する打ち合わせみたいをしているとは聞いていたが、あまりにも短い。次はこんな形式的な本会議よりも事前の打ち合わせ会議を見てみたいものだ。

 続いて、委員会の会議とかいうものを見たが、この会議では数人の議員が市役所の役員と盛んに議論を重ねていた。全部で3種の委員会会議を傍聴したが、まずは、本会議でも議題に上がった野津田公園改修事業に関すること。次は町田市新庁舎移転に関する議論だった。かなりの勢いで担当者に噛み付く議員がいたのが印象的でした。「移転の際に市民の迷惑がかからないようにするにはどうするか」が主な議題だったが個人的に一番気になったのは新庁舎の耐震構造云々である。首都直下地震も近いようだし地震災害で市役所機能停止なんてことにならないですよね?心配です。
 最後は議員の報酬身分等々の議員に関する問題、だったのだが資料に不備があったらしくほとんど休廷状態でよくわからないままに終了。継続審議と聞こえたので先延ばしされたのだと思ったが、吉田さんに違うといわれた。説明を受けたけどまだよく理解できていないのでもう1回説明してほしいです。

 そして3月の議会の準備をして今日のインターンは終了。吉田さんは町田の人口に関する資料を集めていた。町田市人口50万人を目指しているらしい。3月の議会でどんなことをするのか、気になるところである。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ
2012.2.15 コメント

 自分では説明したつもりでしたが、今日は3件の会議がありました。

 最初の会議では、2件の事項を審議しました。最初の事項のものは、事故の補償に関するもので、質疑者はなく、討論を行う議員もいませんでした。事故の場合はその費用が保険で補填されることもあって、あまり議論になるケースは少ないわけです。

 次いで、工事契約に関するものが、本会議に提案され、2名がその内容に関して質疑を行いました。その時点で、本会議を続けて内容を質そうという議員は無く、担当(所管と言います)の建設常任委員会で審議に移りました。その間に、「討論」は行われていません。討論と言うのは、審議の最終局面で行うため、この時は建設常任委員会に審議を付託すること異議無く決したわけです。審議を止めたわけでなく、より細かく審議をすることに決したわけです。

 大谷さんは、休憩に入った本会議場の傍聴席にいたままであり、その間に、委員会の審議は進行していたわけです。私が委員会室に連れて行かなかったのがまずかったようですが、議員の頭の常識の中で考えていました。

 そうした次第で、建設委員会の審査が第1委員会室において始まりました。私はその建設常任委員会に所属をしておらず、会派室に戻り、審議が進み結論が出るのを待つために待機していました。この間、大谷さんは建設常任委員会が行われる第1委員会に直行するべきでした。最も、そのことに関して詳細は本会議では説明は無く、単に、「建設常任委員会に付託する滑を議長が諮るのみで進んでいたわけです。野津田陸上競技場を改修し、本格的にサッカーができるようにするのが目的になっています。問題点でいうと、この間に、工事内容の変更が多く、積み上げ算式に工事を行ったのでムダにお金をかけすぎていないか、これからいくらぐらいかかるのか、というのが主要な論点となっていたようです。

 その建設常任委員会の審議が終了し、討論があり、採決の結果、原案に賛成者が過半数を超し、可決すべきものと決しました。そこご、本会議が再開され、建設委員長より、原案を可決すべきものと件下と言う報告がありました。その報告に関する質疑は無く、討論が行われました。結果が予測されることで、反対の討論者が1名あるのみでした。採決の結果、多数で契約に関する原案が可決しました。

 以下の委員会(特別委員会)が2件、それぞれにありました。私はそれらに所属していませんので、話をまったく聞いていませんでした。その時の話(総括)は、それに出席した同じ会派の議員から別の時に聞くようになります。

 まず、最初の特別委員会は市庁舎に関するものでした。今建設中の新庁舎に関するものと、現在の庁舎の取り壊し後のあり方に関することを議論しています。前者は既に外部の建設工事はほとんど終了しており、後は細かな内装や、事務機や什器の搬入などがおこなわれます。この時点で、「耐震性云々」の論議はあまり無いものと思います。

 次いで、議会改革委員会の審議ですが、これはほとんど必要な審議は終え、審議しないものはそれを確認したものと思います。大項目を残し、それを次のメンバーに引き継ぐことになります。私の経験では、メンバーが変ると、議論の対象が大きく変るのが特徴でした。その時がくれば、その時に考えたいと思います。

 また、次回の定例議会の開催に向け、私は質問の準備をしています。一つは前に話したものです。もう一つが、町田市の人口に関するものです。まだまだ、資料の準備に時間を要しています。

 以上、コメントしました。

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