2013.10.31 金田有里恵 第3回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第33期研修生 金田有里恵 フェリス女学院大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫

 まず町田市議会にて、土地に関する会議に同席させて頂きました。30分ほどでしたが、私には専門知識が全くないので、内容は正直よく分かりませんでした。会議後に吉田議員が解説をしてくださったので、そこでようやく理解できました。1日のなかで、これが最も市議会議員らしいお仕事だったのではないかと思います。

 次に、町田市民ホールで開催されていた「町田市文化祭」の秋の催しを見学しました。展示室では生け花や俳句、パッチワークつるし飾りなどを鑑賞しました。どれも工夫が凝らされていて、素敵な作品でした。その後、ホール内で開催されていた「舞踊のつどい」を1時間ほど鑑賞しました。日本舞踊に似た踊りで、私にとっては今回が初めての鑑賞経験でした。幅広い芸術に触れることで、より物事への理解も深まるのではないかと思います。

 最後に、町田市立南中学校を訪問しました。副校長先生にお話を伺わせて頂き、ひとつひとつの質問に丁寧に答えて頂いたので、中学教育に対する理解が深まりました。例えば、英語と数学の授業は2クラスの生徒を3つのグループにわけた少人数制で行われています。少人数ならではの手厚いサポートという生徒にとっての利点の一方、他のクラスとペースを合わせなければいけないという教師にとっての大変さを同時に知ることができました。私は大学にて教職科目を履修していますが、講義では学べない教師の実質的な大変さを改めて知ることができた訪問でした。

                               フェリス女学院大学1年 金田有里恵(第33期研修生)
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2013.11.2コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 この日は、町田市に資料請求を行っていたものをその担当部署職員から受け取りました。資料に関して補足の説明を行いたいと言うことで、了承したものです。内容は、町田市にある一つの遊休土地の処分に関することで、その処理が進んでいなかったので、具体的な形で外部に売却することを適したものですが、その間の動きが、行政側が余りにも怠慢であったと考え、その都度、手順を急ぐべきだとしてきました。
   
 最終的には、境界整理や境界の塀を設置し、さらに空中の電線などの処理等を行い、町田市が他に売却を行い、ようやく処分が済んだと言うものです。私にとっては、その間、行政側から関係者にあまりにも説明がなく、民間人に手間暇をかけ過ぎた点で不本意な経過でした。
 ともかく、無駄な行政財産が処分でき、町田市には金銭的な収入となっと言うことでこれでも前進と言うほかないのかもしれません。なお、この日の話し合いは「会議」と言うスタイルでは、固く言うと「行政説明」と言うタイプになるでしょう。何かを決定することを目的にしたものでないためです。

 この日は、町田市民文化祭の数コマを見学鑑賞しました。この市民文化祭自体は1週間に渡って実施されるもので、会議室やギャラリー、そして大ホールを全面的に利用して実施されているものです。町田市文化協会と言う市内の文化団体と網羅した民間組織が運営して行っています。
  
金田さんが代理署名を行う                連合会の中山会長さんにご挨拶中

 私たちが大ホールで見たものは、町田市舞踊連合会の「舞踊の集い」と言うもので、日舞から派生した「新舞踊」と言うカテゴリーに入るものでしょう。会議室では、手芸、俳句、華道などの展示が行われており、それぞれを少しの時間、鑑賞しました。その際、記帳を頼まれましたので、金田さんに私の名前を代理で行ってもらいました。

 最後は、金田さんが教職課程を取っていると言うことで、市立中学校の一つに立ち寄り、先生にお話ししていただく機会をお願いしました。高年時には教職実習を受けることがあるでしょうから、「教師」あるいは「管理者」に合って、話を聞く機会を得て起きたいと考えてこのスケジュールを設定しました。もっとも、私自身、市立中学校の「教師」あるいは「管理者」の方々が、どのように自身の仕事をとらえられているかをお聞きする機会はなかなかない体験です。インターン生がいないとこのような経験は得られないものと思っています。

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