2013.9.9 野村 南 第9回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第9回:インターンシップ8日目> 
         第32期研修生 野村 南 昭和女子大学2年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今日は一般質問の傍聴をさせて頂きました。今日の発言者は宮坂けい子議員、戸塚正人議員、市川勝斗議員、大西宣也議員、殿村健一議員、吉田つとむ議員の6人でした。午前中に宮坂議員、戸塚議員、市川議員が半分行い、お昼を挟み、市川議員の残り半分、大西議員、殿村議員が一般質問を行い、休憩を挟んだあと、吉田さんの一般質問でした。

 私はこの中でも特に戸塚議員の地域学校開放推進事業についての質問に興味を持ちました。戸塚議員はクラブハウスの建設に反対の意見を強く持っていて、その理由というのもきちんと市民の方の意見を聞いての判断でした。すごく強い質問の仕方で、戸塚議員の思いの強さが感じられましたし、これが一般質問なのかと驚きました。他の議員さんの質問も、身近なバス交通についてや、最近問題視されている「はだしのゲン」についてなど気になることが多かったです。

 吉田さんの最も今回の質問で伺いたかった質問である、町田市が目標とする都市像については、町田市は保健所をすでに持っていて、中核市と同等同然なので、中核市を目指すということは考えていないと答弁されました。私は中核市である柏市の訪問に同行した者として、今回のこの質問は気になっていました。しかし、中核市になると格として変わってくるのに、目指さないというのは残念な気持ちがしました。

 一般質問は、まず発言者が質問内容を簡単な説明を加えながら述べていきます。その後に市長や副市長、担当部長が答弁をし、さらにその中で気になったことから発言者が再質問をしていき、その再質問にまた答弁をするという形で、とても形式的だなと思いました。

 議会の一般質問というものを傍聴できたのはとても良い経験になったと思いますし、町田市が抱える問題や議員が感じている問題、市の意見などを聞くことができてよかったです。

(本会議の一般質問が終了し、3人で回転ずし店に出向いて夕食です)

                                  第32期研修生 野村 南 昭和女子大学2年生   
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                   記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2013.9.9コメント

 写真でもお分かりのように、今回も二人のインターン生が同一行動です。本日は市議会の一般質問4日目で6人の議員がそれぞれ1時間の持ち時間の中で議論をしました。この記事を読んでいただく際は、池場 早貴さんのレポート(2013.9.9)も合わせて読んでください。

 インターン生がこの一般質問を聴くのは初めてのことです。全部で5日間、28人が質問しましたが、1日分、6人の質問を聴きました。印象的だった質問、及び吉田つとむの質問で特に関心があったことの記述がありました。中核市のことは、千葉県柏市に取材に行ったことで内容を知っていたわけです。

 一般質問のスタイルですが、学生の野村さんには形式的に見えたようです。複数の議員が同時に質問することは難しく、あるいは行政には市長だけを発言者にすることもできないでしょう。行政の施策を自由に議論するには、この方法以外には見当たらないと思う次第です。次の会議傍聴は、決算委員会を終日行う予定ですので、また新たな会議方法を見てください。

                             トップページに戻る   リストに戻る