2014.1.31 金田有里恵 第12回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第33期研修生 金田有里恵 フェリス女学院大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫

 本日は、中高生の居場所に関する会議を傍聴させて頂きました。会議は、町田市役所2階の市民恊働おうえんルームにて行われました。小中学校の校長や教育委員会、警察など各部門のトップクラスの方々が出席するものでした。そこで、以前議会を傍聴した際との違いをいくつか発見しました。テーブルは円形に設置され、個人の発言時間に具体的制限はありません。また、厳格に進行されたり、文章を読み上げたりせず、その場で考え、その場で自分の思ったことを言える意見交換の場が設けられているのが特徴でした。

 今回の議題である中高生の居場所は元々議会で取り上げられたものでした。それを吉田議員が会議に持ちかけるという形式になったそうです。出席者たちは自分が所属する団体の代表者として発言しますから、自分の立場を活かして積極的に発言していました。ただ、発言の食い違いももちろんありました。

 私はつい一年前まで高校生だったわけですから、中高生の気持ちはよくわかります。放課後に自習をするスペースを探し回ったこともあります。中高生が自由に利用できるスペースは、スポーツ施設などの自習スペース以外を考えても意外に少ないものです。中高生が気軽に利用でき、社会との関わりを保てる環境を積極的に提供していって欲しいと思います。
                               フェリス女学院大学1年 金田有里恵(第33期研修生)
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2014.2.1コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 この日は、町田市青少年問題協議会の会合でした。
 普段あまりこうした場所では、意見を述べずに、委員の皆さんの意見や議論を聞くことにしていますが、この日は協議事項を提案してくださいと言う事前の案内文が開催案内に掲載されていたので、協議事項テーマを上げていたところ、それが協議事項になり、私が提案理由説明を行うことになったようでした。

 実際に提案してみると、自分の提案とその基調の考えは、全体に論議を広まることはありませんでした。もとより、こうした場所で論議されるのは、新たら課題やこれまでの手法で上手くいかない問題に関して町田市ではどのようにあるべきかをその問題解決に即して議論されるものと理解していました。しかし、私の関心事項自身が他に広がりを持たないようで、空回りをした自分でした。

 問題提起がずれていたのか、そもそも私の関心自体がとんちんかんなのか、と問いかけたい心境でした。

 今回は、インターン生金田有里恵さんのコメントに対応するより、この日の論議の有り様に対する鬱積が出てしまいました。私が言いたかったのは、世界的なゲームクリエーターである田尻智氏(町田市で、幼年期・少年期・青年期初期を過ごし、ポケモンの構想を産んだこと、ゲームクリエーターと言う新たな分野を先頭で切り開いた人材)が、町田市の公立中学校教育と背を向けたとこに、その才能を開花させる道があったこと、果たしてそのままでよいのか、これが私が主張したかった真の課題です。

 青少年世代が自身で何かを見出すために教育はあり、社会と大人世代はそれを支えるべきなのだろうと思っています。

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