2015.03.23 鈴木 彩花 第6回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生


        第35期研修生 鈴木 彩花 フェリス女学院大学新2年生

≪本日の研修内容と感想≫


 本日は都心に出向き、大手教科書出版社の東京書籍を訪問しました。今回、東京書籍ICT事業本部課長の佐藤様から、デジタル教科書についてのお話をしていただきました。近年、多くの学校に電子黒板が導入され、デジタル教科書を活用している学校も増えています。ではデジタル教科書ではどのようなことができるのでしょうか。実際にデジタル教科書を見せていただいたところ、私が考えていた以上に多様なことができるもので大変驚きました。英語のデジタル教科書を例に取りたいと思います。このデジタル教科書には音声機能がついており、教科書の会話文を読み上げることも可能です。その際、音声速度を変えることもできます。その速さごとに録音しなおしているそうで、発音のアクセントやイントネーションは変わらないとのことでした。自分の理解度に合わせて音声速度を変えることで、負担なく学習できると思いました。このほかにも、画面上の英文を非表示にし音声のみを流すことで、ディクテーションを行うこともできます。全文を隠すこともできますし、前置詞のみを隠すこともできます。教師はクラスの様子を見て、どのような授業をするべきか判断する必要があると思いました。デジタル教科書の体験版DVDをいただいたので、実際に自分で操作してみました。教師には簡易マニュアルが配布されるそうですが、最初から使いこなすのは少々難しそうです。。




 社会科日本史の教科書


 デジタル教科書は自由に編集できるので、オリジナルの教科書を作成し授業を行えることは魅力的に感じます。第二言語(英語)を学ぶことは簡単なことではありません。苦手意識を持つ生徒もいるでしょう。しかし、このデジタル教科書を使った授業は紙面だけの授業よりも楽しさが増すでしょうし、生徒もより積極的に授業に参加できると思いました。


                             フェリス女学院大学新2年生  鈴木 彩花(第35期研修生)
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2015.03.28コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 今回は、矢島宏友希君も参加しており、すでにレポートを作成しています。読み比べて、補って下さい。
 とりわけ、矢島君のレポートには他の日程も入っています。矢島君のレポートに、私がコメントした美味しい昼食のピザの話を載せています。
 
  ● インターン体験記 矢島 宏友希 第11回レポート 2015.03.23

 鈴木彩花さんは教職希望を持っていますので、この見学コースを設定しました。元来、勉強好きですので、もっともっと学んでほしいと考えています。レポートの細かい分野まで記述してくれましたし、提供していただいたサンプル版も、自分で視聴した上で記述したことを評価したいと思います。

 東京書籍は、学校教科書の最大手出版社です。将来を見据え、教科書の更新を行なっており、デジタル時代にあっても、先進的な取り組みを行っています。もっと、時間を取って見学出来れば良かったと思います。

 以下、吉田つとむ個人の見解に基づくものです。本来、森内閣当時、こうしたデジタル化が進められようとしましたが、小泉内閣時代に後退しました。こうしたことで、先端にあったはずの日本の技術がアップルやサムスンに後れを取る事態に陥ったと、私は考えています。*かなり極端な見方かも知れませんが、日本が遅れを取っていることは間違いありません。

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