2015.03.09 矢島 宏友希 第8回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第35期研修生 矢島 宏友希 明治大学新3年生

≪本日の研修内容と感想≫

    前回(3.07)に続き本会議の一般質問を傍聴しましたが、今回は吉田議員が質問をする日ということで、その質問内容に絞って記述していきます。

 1点目に「都市計画案のあり方について」。都市計画において町田市と東急は密接に関わり協定も結ばれたのですが、その協定が公になるタイミングが遅く、市民からは突然締結されたように見えた件。行政側だけで事が進むのでは、都市に住む人々が置いてけぼりになってしまいます。もし不満があっても協定締結後では意見が通りづらいかもしれません。また、住民意見の反映方法をいかにしていくかも議論されました。これまでの事業でも市民の声を蔑ろにしてきた例はあるようで、鶴間公園や南町田といったこれからの都市計画では慎重な 対応を求められています。地域全体のことを念頭に置いて、納得できる整備になるよう願います。


(インターン生 3人が全員、私の一般質問日に集合しました)

 2点目に、「町田市の障がい者雇用について」。現状、役所では身体障がい者は受け入れられているものの、精神障がい者の採用試験は行っていないそうです。またこの問題は全国的にも同じことが言えるということで、雇用の幅が狭まっているのではないかという課題になっています。町田市はその状況を修正していくよう計画をもって対応するのか、吉田議員から質問がされても応対は明確なものではなく、議論が進んでいるように見えなかったのは残念でなりませんでした。雇用形態でも障壁をなくして、より広い人材の受け入れをして欲しいと思います。
 

(吉田つとむの一般質問はその日一番の出番で、お昼には庁舎内の食堂で昼食を全員で取りました)

                                      明治大学新3年 矢島 宏友希(第35期研修生)
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2015.03.13コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 矢島宏友希さんは、今回議会で一般質問を2日間傍聴しました。午前10時から午後5時過ぎまで行われる会議を傍聴するのはなかなか大変なことです。こうしたインターン生は、先々、政治家になったら、よく自分の責務を果たしてくれるかもしれません。過去の例では、熱心に会議を傍聴したり、いろんな施設を見学にいったり、あるいは町田市には限らず、各地の様々の政治家を見たインターン生が、国会の事務局員として就職した例があります。自分が先頭に立つことより、政治家をサポートすることで、公正な政治が行われることを考えた結果のようでした。

 さて、この日は3人のインターン生全員がそろいました。
 せっかくですので、それを見比べてみたいと思います。共通した面、異なった面、それぞれを感じてください。なお、私は4項目の質問をしましたが、その中から2項目を選定してレポートするように指示しました。全員が、それを果たしていますが、取り上げた項目がそれぞれに分かれています。あくまで、選択は自由でしたが、私にとって幸いだったのは、3人分を合わせると4テーマが網羅されており、かつ、3人が三様で書いてくれたのが良かったと思います。
● インターン体験記 鈴木 彩花 第5回レポート 2015.03.09
● インターン体験記 梅田 史夏 第9回レポート 2015.03.09

 矢島君がレポートした、私の一般質問項目で、町田市役所のスタンスが大変後ろ向きでした。特に、障害者雇用では、勤務後に障害を追った人を「雇用」数に入れ、国の基準を満たしていると言う数字が出来ていました。そのまた、提供された資料を見ても、精神(知的障害を含む)「採用」が全く行われていないことを明らかにはしたくない意思を感じました。横浜市が既に行っていることですが、町田市の道のりは遠い感じがしました。

 もう一方の、鶴間公園の改造も町田市が住民意見を踏まえないで行う開発であり、私自身は不満を持っていますが、多勢に無勢の感じがしながらも、自分自身を発揮したい内容のものとなっています。

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