2015.03.27 矢島 宏友希 第12回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第35期研修生 矢島 宏友希 明治大学新3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 本日は市役所での活動でした。まず朝一で議会運営委員を傍聴。議会の進行を円滑にするため日程や会期、議案、請願の確認をしたり、「議会だより」の編集についてもここで議題になります。以前傍聴したときと同じく、特に問題はなくスムーズに終わりました。

  議会運営委員会終了数十分後、すぐに本会議が開かれました。いよいよ3月最後の定例会で、表決を行う日です。それぞれの委員会が報告を行い、質疑・討論の時間が設けられ、その後表決という流れです。表決の際、議員席上にある「表決ボタン」を押すことで賛成・反対の意を表明します。それぞれの議員が押した結果はモニターで表示され、傍聴席からも見ることができました。賛成多数の場合、可決(採決)に至ります。この「表決ボタン」は全国でも導入されている議会は少なく、代わりに起立をして賛成をする形をとっているそうです。町田市議会も3年前、市役所が移転したときに設置されたばかりだということでした。大半が反対を大きく上回る可決になりましたが、議員提出議案や先日傍聴もした、建設常任委員会への請願などでは質疑が行われたり、表決に至らない場合がありました。

 このインターンでは3月定例会のみでしたが、議会の一連の流れを目にすることができました。請願にあたって市民の代表者が委員会に立つ場面、委員会の方々と次々に打ち合わせる場面、本会議で厳しい意見が出る…等、私たちの生活に繋がるまでいかに多くの苦労が重なっているかを理解できました。

                                      明治大学新3年 矢島 宏友希(第35期研修生)
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2015.04.04 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 矢島 宏友希君のインターンシップはいよいよ最終段階になってきました。会議は、定例議会の最終日でもありました。討論や採決が行われます。

 ここで本来は、吉田つとむが、1本「討論」を行い、その採決結果が1票差となって議場が盛り上がることがありました。町田市議会はボタンを押して賛否を決める電子投票方式であるために、一人一人の賛否が正確であり、その結果の記録も正確です。面白いことは後で間違いと言ってもそれは有効でなく、ランプがつき、議長が結果を宣告した時点で決定です。また、請願の賛否では、私ともう一人の議員のみが反対したものもありました。

平成27年(2015年)第1回定例会の議決結果及び議員別表決結果一覧表

 こうした経過には、大きな意味があり、議会の発言・採決状況は全部オンデマンド方式の動画で表示され、全部が公開されています。また、主要な論議や先の議案採決結果は、議会だよりのペーパーで個人の採決結果を一覧で表示しています。これも見比べると、その議員の特徴が出てきます。

 5月下旬に、その議会だよりが発行されますので、その時、改めて内容をチェックしてみてください。

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